近頃は調べ物をしていて一つ理解するごとにたちまち十の知らないことが出てきて
まだまだ世の中には私の知らないことがたくさんあるのだなぁとヘンなことに感心しています。
わかったつもり、理解したつもりになっていい気になっているとたちまち奈落の底に突き落とされます。
謎が謎を呼び、更なる深遠な世界へと連れて行かれる知の世界は本当に魅力的です。
見出し画像のハンマースホイもいまだに多くの謎を我々に投げかけていて彼の作品群も私にはいつまでも魅力的です。
なぜかいつも背中しか見せてくれない女性の姿はハンマースホイの奥さんのイーダです。
ハンマースホイのどの絵を見てもイーダは時間も何もかもフリーズした世界の中で背中しか見せてくれません。
ずっとイーダを正面から見てみたかったのですが、思いがけず先日念願のイーダを正面から見ることができました。
嬉しかったなぁ、でも本当はイーダの顔はいつまでも見れずにいたほうが良かったのかもしれません。
モナリザの微笑みのように謎は謎としていつまでも謎のままの方がいい場合もたくさんありますね。
私も学生時代に読みましたが以来読んでおりません。
家から遠くない荻窪に住んでいたと言うことで少なからず親近感のあるかたです。
私は個人的には目下英米文学ブームなのですが、S氏はやはり日本文学好きですな。