機内の忘れ物が出てきた

3月4日
一昨日の事、福岡から帰る機内　座席前の網ポケットに忘れ物をした
話である。
京急で羽田から横浜駅まで来たところでその事を思い出した。
忘れ物は文庫本一冊なのだが、空港へ引き返すか、それとも電話で
連絡し送ってもらうか？さてどうしたものか？
時間的ロスを考えると着払いで送ってもらった方が良い。
ホームの隅で携帯で飛行機会社の電話番号を調べるが忘れものセ
ンターの電話番号を中々探せない。
えーい　面倒な　・・・・　という事で　戻る事に決意した。
たかが文庫本一冊、ほっておいた方が一番安上がりなのだがそうも
いかない理由がある。
実はこの本、図書館から借りたもので、しかも貸出用はこの一冊しか
ないのが分かっていた。
本のタイトルは「安宅家の人々」　以前本屋で探したが絶版になってい
る本なのです。
そのような事もあり、何としても図書館に返却しなければならない。
おっくな事だが元来た羽田へと引き返した。
空港カウンターでその旨を伝えると、素晴らしいではないか、10分程で
本が出てきた。
間違いなく「安宅家の人々」　内心安堵する。
これで始末書を書かずに済む、それよりも一冊しかない本が戻ってよか
った。
とんだ騒動であったが、これからも「スカイマーク」を利用しよう。

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