今日はどんな日 ・・・

今日の出来事、感じたこと。

婚姻届

2012年08月17日 | 日記
8月17日

5月にアパートをお世話した70歳の男性がやって来た。
困った事があると何かと電話して来る。

今日も接客中に「娘の婚姻届」を書いてほしいとの電話がかかった。


その前は娘の結婚祝いにいくら包めば良いでろうか?との相談もあった。
年金で暮らしているのだから無理する必要は無いのではないか?
5万円か10万円程度で良いのではないか?・・と答えておいた。
それとて彼にとっては大金だ。

彼の奥様は1年前に他界し、今はアパートに一人で住んでいる。
そのような親に娘は婚姻届の用紙を市役所に取りに行かせたりしている。

歩行困難な親に何故そのような事を押しつけるのか?理解し難い。

客が帰った頃、彼は隣り駅から歩行器を押しながらやって来た。

私は娘さんの態度にカチンと来ていたので彼に言った。
「少し娘さんを甘やかしていませんか?本来は当人が書くものではないか?」

彼は黙り込んだ・・

婚姻届を数枚(予備)持っており、既に下書きもしてあった。
パーキンソン病で手が震えて書けないので代わりに書いてくれと言うものだが
何と書いてくれと言う欄は親の氏名を書く欄だった。

全てを書くものと早とちりした事を詫び、下書き通りの住所・氏名を書き入れた。

事々左様、仕事以外のよろず相談所にもなっている。


一会のホームページ
 HP・・・・ICHIE
  
仲泊