モレラ岐阜と樽見鉄道の共同企画、レールバス運転体験講習会「モレラ号を運転しよう!」の初心者コースに参加しました。
参加するには、往復はがきで応募をして、当選すると参加出来ます。
大垣駅に着くと、最新型の車両が発車を待っていました。
運転体験は本巣駅で、講習会は途中のモレラ岐阜で行われます。
モレラ岐阜に到着です。ここの2Fにある会議室で講習会は行われました。
「運転体験講習会」の資料を基に注意事項,運転装置の取り扱いなどについて講習を受けます。
特に念入りだったのはマスコン(主幹ハンドル)の操作方法です。誰か壊した人でもいるのかな?と思うくらいでした。ブレーキ弁ハンドルの取り扱いの説明が詳しいところは多いのですが、マスコンの取り扱いの説明が多かった(これしかなかった)ところは、ここが初めてです。
講習会に合格すると、田中「社長」から体験運転士の辞令を頂きます。
運転体験に社長が同席されているところは、今まで参加した中では「ここだけ」です。
辞令を頂いたのも「ここだけ」です。ワープロで作ったものではなく、立派なものです。
(こんな立派な辞令をもらったのは初めてです)
他にも白手袋と「運転士」の名札(これも立派なものです)がもらえます。
ここで昼食。
昼食後、モレラ岐阜駅から列車に乗って、本巣駅で運転します。
左端の「体験運転士のりば」からモレラ号に乗り込みます。
樽見鉄道の運転体験は本巣駅の下り2番線を使用して行われます。この下り2番線のうち、300mを使って行われます。今まで参加した運転体験の中で一番長い距離です。
初心者コースでは15km/hの運転を2回行うことができます。初回は運転操作に慣れるため、300mの途中の地点(「停」の位置)で一旦停止することで、運転操作を2回行います。2回目は300mを通して運転します。2回目の300mはとても長いです。
運転操作は指導運転士の方がとても丁寧に教えて下さいますので、とてもよいのですが、指導運転士さんが褒め上手なので、こちらが恥ずかしくなります。
ブレーキ弁ハンドルを操作してブレーキ試験を実施します。ブレーキ弁ハンドルの操作位置にビニールテープで記しがしてありますので、初心者でも大丈夫です。
いくつかの確認項目実施の後、構内信号機を改造して作った出発信号機を喚呼して出発します。
この駅は見た目には分からないのですが、樽見方に向かって軽く上り勾配になっていて、停止位置では(ただでさえ不慣れなのに)なかなか思うように停車出来ませんでした。
体験運転に合格すると、指導運転士さんから「運転体験証明書」に合格印を押して、手渡されます。20km/hの上級者コースに参加するにはこの「運転体験証明書」とスタンプカードが必要になります。
今回は人数が少なく、予定よりも早く終わったということで、引き続き検修庫内の見学会が行われました。
とうとう時間がやってきました。樽見鉄道の方々が(なんと社長までが)お見送りをして頂き、手を振って頂きました。運転体験会が全社を挙げて行われていると感じました。
運転体験は、11月までに月2回行われています。上級者コースに申し込もうかな…