その先の海へ

（注：２羽の鴨を追っかけた映像を撮り損ね、無念の筆者
　　　この映像はつんちゃのお祭騒ぎが治まった後。）
　　　

今日はつんちゃ地方は雨・・・。
霧雨の降る肌寒い１日だった。

今朝は海へ行かなかったので、
夕方は海へ出ることにした。

ここの浜辺は夕陽を眺めにやって来る人が多いのだが、
”こんなお天気”なので人がいない。
そう、”こんな日”を、つんちゃ日和と呼んでいる。

人がいなくて、わんこもいない。
つんちゃがガウガウ・パオパオいう対象が何もないのだ。
たま～～に、ニャンコに遭遇して、
燃える闘魂になるときはあるが・・・。

そんなプライベートビーチで、
前から気になっていた、突堤の一番先端まで行ってみた。
なんだかそれだけで嬉しくなった。

いつもなら、つんちゃに海のおもちゃを投げて、
持って帰ってくるのを、浜辺で待ち受けるだけなのだが、
今日は、つんちゃと海の上を沖まで歩いているのだ。
海の上から眺める陸側の喧騒は、
今までそっちにいたのに、何か遠い世界のように感じられた。

だぁ～れもいない静かな海で、霧雨に濡れながら、
闇が来る前の、まだ明るい夕方の風景を他人事のように眺める。
野球スタジアムでは、試合があるようだ。
煌々とスタンドのライトが場内を照らし出している。
海沿いの道路を走る車のヘッドライトとテールライトが交錯する。
高層マンションの部屋もそれぞれ灯りを点けている。

霧雨で霞む色々な灯りを
きれいだな、と思いつつ眺めていた。
足元のつんちゃは、なぜかとっても嬉しそうな顔を向けていた。

霧雨のせいだけではございません、ぼんやりの画像
つん：うちに付いて来るんや


つん：行くで


つん：セ・ン・タ・ンっ　やぁ～～～（晴れ晴れ）