ワタシが利用する電車は海沿いを走るため風に弱い。
今朝も止まった。
台風4号は通勤通学の時間帯に”つんちゃ地方”を通過。
お陰で振り替え乗車券を握りしめ、
別の鉄道会社に乗り換えるために風雨の中、15分も歩くことになった。
足止めされた駅の側には地方競馬場がある。
風向きによっては、ホームに立っていると
馬たちの独特のにおいが漂ってくる。
大抵の人には「嫌なにおい」だと思う。
駅から駅へ移動する時、その競馬場の脇を通った。
なんとも、なつかしいにおい・・・。
一瞬にして学生時代に引き戻された。
当時、馬術部の1年生だったワタシにとって、
その出来事は烈しい悲しみと共に、
消えない思い出として残った。
よく晴れた秋の日。久しぶりの新馬購入で馬術部は沸き立った。
期待に満ちて迎えた幼馬だが、
みんなが見守る中、馬輸送車から降ろす際、
興奮した馬は上級生でさえも制御しきれなかった。
馬は大切な脚に怪我を負った。
全部員による、4ヶ月以上にわたる看護にも快復は望めず、
運動することもままならず、
馬房に繫がれ、治療をする毎日。
馬にとってもどんなに苦痛であっただろう。
競走馬が脚を骨折した場合にとられる処置を知っている人も多い思う。
結局、購入元へ引き取られることになった新馬。
先輩に恐る恐る「どうなるんですか?」と聞いてみると、
「肉だよ、肉! 肉にされるんだっ。」
とぶっきらぼうな言葉が返ってきた。
やりきれないくやしさと悲しみの中、
ワタシより、馬との関わりが長い先輩に
そんなことを聞いて申し訳なかったという思いが残った。
部員は誰しもみんな、あの大きな体躯の優しい目をした動物を
こよなく愛しているのだ。
この思いはどんな風に話しても他の人に伝えることは出来ないだろう。
「ふぅ~~ん、そうなんだ。悲しいよね。」と一応の理解は示しても、
同じ思いにはなれない。
どんな場合でも、人の思いへは立ち入れないものだ。
別れの日、ワタシは馬場には行かなかった。
来る時は、ほぼ全部員で迎えられた新馬は、
3~4人の上級生に見送られ馬場を後にした。
馬匹当番の日、
空になった馬房に1人、入ってみた。
涙がドッと溢れた。
ワタシの思いはともかく、
馬肉は犬にとって優れた食材である。
高タンパク質、低脂肪、低カロリーなので、ダイエット中の犬にも最適なのだ。
しかも、カルシウム、鉄分などのミネラルやビタミンEを豊富に含む。
肉の甘味の素であるグリコーゲンが牛肉の3倍も含まれているため、
犬にとってはおいしいと感じる食材でもあるらしい。
しかし、つんちゃのメニューからは外されている。
ワタシの勝手な感情に付き合わされるつんちゃは、
ある意味、犠牲者なのかもしれないけれど・・・。
本日の”つんちゃワン”
メイン=牛バラ(185g)
サイド=野菜7種(かぶ・えのき・セロリ・チンゲン菜・人参・さつまいも・キャベツ)
その他=納豆・パセリ
おやつ=鶏レバー・ヨーグルト
サプリ=アースリスージG・カルシウム
おまけのつんちゃ
雨でぬかるんだグラウンドにくっきり残った足形。
このままお持ち帰りしたいくらい見事に取れた。
今朝も止まった。
台風4号は通勤通学の時間帯に”つんちゃ地方”を通過。
お陰で振り替え乗車券を握りしめ、
別の鉄道会社に乗り換えるために風雨の中、15分も歩くことになった。
足止めされた駅の側には地方競馬場がある。
風向きによっては、ホームに立っていると
馬たちの独特のにおいが漂ってくる。
大抵の人には「嫌なにおい」だと思う。
駅から駅へ移動する時、その競馬場の脇を通った。
なんとも、なつかしいにおい・・・。
一瞬にして学生時代に引き戻された。
当時、馬術部の1年生だったワタシにとって、
その出来事は烈しい悲しみと共に、
消えない思い出として残った。
よく晴れた秋の日。久しぶりの新馬購入で馬術部は沸き立った。
期待に満ちて迎えた幼馬だが、
みんなが見守る中、馬輸送車から降ろす際、
興奮した馬は上級生でさえも制御しきれなかった。
馬は大切な脚に怪我を負った。
全部員による、4ヶ月以上にわたる看護にも快復は望めず、
運動することもままならず、
馬房に繫がれ、治療をする毎日。
馬にとってもどんなに苦痛であっただろう。
競走馬が脚を骨折した場合にとられる処置を知っている人も多い思う。
結局、購入元へ引き取られることになった新馬。
先輩に恐る恐る「どうなるんですか?」と聞いてみると、
「肉だよ、肉! 肉にされるんだっ。」
とぶっきらぼうな言葉が返ってきた。
やりきれないくやしさと悲しみの中、
ワタシより、馬との関わりが長い先輩に
そんなことを聞いて申し訳なかったという思いが残った。
部員は誰しもみんな、あの大きな体躯の優しい目をした動物を
こよなく愛しているのだ。
この思いはどんな風に話しても他の人に伝えることは出来ないだろう。
「ふぅ~~ん、そうなんだ。悲しいよね。」と一応の理解は示しても、
同じ思いにはなれない。
どんな場合でも、人の思いへは立ち入れないものだ。
別れの日、ワタシは馬場には行かなかった。
来る時は、ほぼ全部員で迎えられた新馬は、
3~4人の上級生に見送られ馬場を後にした。
馬匹当番の日、
空になった馬房に1人、入ってみた。
涙がドッと溢れた。
ワタシの思いはともかく、
馬肉は犬にとって優れた食材である。
高タンパク質、低脂肪、低カロリーなので、ダイエット中の犬にも最適なのだ。
しかも、カルシウム、鉄分などのミネラルやビタミンEを豊富に含む。
肉の甘味の素であるグリコーゲンが牛肉の3倍も含まれているため、
犬にとってはおいしいと感じる食材でもあるらしい。
しかし、つんちゃのメニューからは外されている。
ワタシの勝手な感情に付き合わされるつんちゃは、
ある意味、犠牲者なのかもしれないけれど・・・。
本日の”つんちゃワン”
メイン=牛バラ(185g)
サイド=野菜7種(かぶ・えのき・セロリ・チンゲン菜・人参・さつまいも・キャベツ)
その他=納豆・パセリ
おやつ=鶏レバー・ヨーグルト
サプリ=アースリスージG・カルシウム
おまけのつんちゃ
雨でぬかるんだグラウンドにくっきり残った足形。
このままお持ち帰りしたいくらい見事に取れた。