今度、どこ登ろうかな?

山と山登りについての独り言

・峰雄山、ずみ岩、茶屋ノ平

2008年12月16日 | 山登りの記録 2008
平成20年12月13日(土)
峰雄山1,631.2m、ずみ岩1,789.2m、茶屋ノ平1,662m

 12月になった。今年も残りあとわずか、何回山に行けるだろう。ここ数日は天気も良くて、小春日和が続いている。日曜は雨予報で、その後は平年並みの寒さが戻るという。雪のない山を気軽に歩ける日も少なくなるだろう。先週は家内と小旅行に出かけたので、山には行けなかった。日曜はお天気がダメらしいから、土曜に出かけることにした。

 長野の南北相木村や川上村、そして上野村や南牧村辺りがこの時期の定番になっている。登っていない山も多くはないが、いつも他の山から眺めて登りたいと思っていた山が幾つかある。御座山と『天狗山・男山』の山並みの間にある南相木の峰雄山だ。どちら側から見ても、低くて余り目を惹かないが、この方面の山に登った時の定番温泉『南相木温泉・滝見の湯』の露天風呂からいつも見事な山容で目を楽しませてくれる。ここから見ると、岩の多い険しい山に見える。道こそ無いが、薮も薄く意外に簡単に登れるようだ。

 峰雄山だけでは一日もたないから、県境の大蛇倉山から岩峰群を並べた姿が気になっていた南相木ダム(三川)右岸の『ずみ岩・茶屋ノ平』も同時に登ろうと思った。ずみ岩と茶屋ノ平については、ネットで見てもあまり登った記録がない。わずかにDJF氏が、北側の林道から尾根を詰めた記録くらい。http://outdoor.geocities.jp/himalaicus2/yamaseireki/2006/cyaya/cyaya.html

 この山については、最近国土地理院の地形図で地名変更があった。従来の地図で『茶屋ノ平1,789.2m』だったものが『ずみ岩1,789.2m』に変わり、旧図の『ずみ岩1,624.4m』は消えた。そして、茶屋ノ平はやや北西の1,662m標高点付近に移されている。地元で呼ばれている地名と異なっていたから、地理院がそれに従ったということのようだ。だから、多くの地図にいまだに記載されている『茶屋ノ平』が、今回ぼくが登った『ずみ岩』ということ。ちょっと紛らわしいですが…。

 確かに、登ってみて分かったが、旧図の茶屋ノ平の名称は地形的には不自然だ。この山は岩峰群が並び立っていて、茶屋ノ平というイメージではない。地元で指していた場所に移動された『茶屋ノ平』の現在地は鞍部の平坦地で、山越えのこの地点に、かつて茶屋でもあったのだろうか?ずみ岩の『ずみ』というのは、『つみ・づみ』の転訛で、ヤマツミ(山津見)つまり『山の神の岩』という意味ではないかと思う。と、以上つたない山名考でした?

 ルートについては、峰雄山は『茶屋ノ平・ずみ岩』山稜との鞍部に当たる栗生坂から尾根どおしで、ずみ岩と茶屋ノ平は2万5千図にある破線記号を頼りに南相木ダムへの道路から分岐する林道入口を登山口と決めた。金曜の夜に家を出て、上野村からぶどう峠を越えて長野県北相木村を経由し、南相木村に入る。三川の集落を抜け、栗生坂を上って陸上自衛隊栗生坂線開通記念碑と、国体の炬火記念碑が建つ峰越えの切り通しに午前1時に到着。月の光で明るい峠は、気温も氷点下ではなくて意外に寒くない。すぐにシュラフに潜った。

 6時半にアラームで目覚めるが、まだ薄明るい程度。シュラフから出るのがイヤで、のろのろしていたら7時近くになり、遅まきながら起きて準備を始める。蒸しパンを食べ、最低限の荷物をザックに入れて7時12分に出発。記念碑の所から切り通し法面の上に上がる踏跡があるが、そこには『立入り禁止』の看板が2つも掛かっていた。この辺りの山は松茸山が多く、どこでも山の周囲にはビニールテープが張り巡らされて入山禁止等の看板が立っている。もちろん、本来は個人の山で入るべきでは無いのだろうが、山に登らせて頂くだけなので(キノコのシーズンでもないし…)慎んで?入山させていただく。

 赤松が目立つ山は、成る程松茸山らしい。薮がちだが、踏跡がしっかりある急な上りを少しで稜線に出る。木の間越しに御座山が大きく見えている。稜線を西に登っていくと、間もなく細いブナやナラの雑木で緩く上下する様になる。時々稜線を岩が塞ぐが、踏跡も大体は南側を巻いて幾つかのコブを過ぎると、行く手に峰雄山らしいピークが見えてくる。ナラの明るい斜面になり、少し急な登りを上り詰めると、伐採された見晴らしの良い所に出た。東に眺めがあり、この後に登る予定のずみ岩・茶屋ノ平方面や、その向こうの県境の山々がシルエットで並ぶ。

 今日は中信地方は晴れの予報だが、今のところやや雲が多く、特に東側は低い雲が迫っている。やや痩せた稜線になり、また赤松が多くなる。大した登りもなく、間もなく松ぼっくりが沢山散らばった峰雄山の山頂に8時14分に着いた。1時間ちょっとで登れた。峰雄山の山頂からは、北の御座山が大きく望まれるが、他はほぼ眺めはない。松の木に囲まれて、里山の山頂といった雰囲気。三等三角点標石が中央にあり、なぜかその回りにこぶし大の石灰岩がばらばらと散らばっていた。御座山が見える側の松の木に、文字が消えかけて読めなくなってしまったプレートが1つ付いていた。他には何もなかった。西側の松の木の間から、天狗山と八ヶ岳の一部が微かに見える。

 8時40分に山頂を後に下る。往路を忠実に戻り、すっかり晴れ上がった栗生坂の切り通しに9時22分に戻ってきた。車に乗り、次のずみ岩・茶屋ノ平に向かう。

 栗生坂を下って、南相木ダム方面を奥に進む。ダム下に行く道と別れ、ダム広場へ向かう道がヘアピン上りになり、大黒沢の橋を渡った先の大カーブの所に、ゲートで閉鎖された林道入口があった。2万5千図で茶屋ノ平方面に破線記号が始まっている地点だ。林道入口の反対側に広い駐車スペースがあったので、そこに車を停めて9時54分に林道に入る。

 林道は直ぐに下を走る昔の林道に繋がり、少し上ると山の斜面が大きく人工的な法面になった所で終わった。その先は地図で荒れ地記号があり、目星にしていた破線が辿っている沢だったが、そこは金属柵で囲まれた広い植林地だった。奥に突き立った岩峰が見えている。シカの食害を避ける為にこういった施行がなされているのだろう。しかし、その先には全く道はおろか、踏跡も無かった。まあ、2万5千図の破線記号なんか、いつものことだから最初から当てにはしていなかったが…。

 金属柵の回りをぐるっと回って、柵の切れ目の堰堤から、どうにかその沢側に回り込んだ。沢は広く傾斜も緩い落葉松の植林帯で、ここを上に向かう以外には道は無さそう。シカの糞が沢山散らばった植林された沢を上る。間伐した木々や、自然倒木などが大量に横たわり、決して歩きやすい所ではないが、薮が全く無いから比較的楽だ。シカの獣道を拾って上に向かう。沢の左手は岩稜が迫り、予想したとおり、この上は岩稜が連なる山になっているようだ。取りあえずは、奥に見えている岩峰に向かって登っていった。

 背後を振り返ると、大蛇倉山を奥に手前に南相木ダム湖(奥三川湖)が光っていた。次第に傾斜がきつくなって、いつしかシオジの巨木が茂る沢の源頭部になり、石灰岩の岩壁が立ちはだかった。下から見えた岩峰の下に着いたようだ。岩壁を回り込んで、細いブナやツガが茂る鞍部に11時7分に辿り着いた。ここは、ずみ岩と茶屋ノ平の中間地点に当たり、2つの石灰岩峰が聳えている。谷間のような所で薄暗い。北には木々を透かして、御座山から県境に繋がる会社平付近の稜線が見えている。

 稜線にははっきりとしたルートが付いていた!(意外)シャクナゲ薮はノコギリできれいに切られ、ルートには頭の赤い小さな木杭が所々で見られた。測量か何かの目的で作業の人が入っているのだろうか?南相木ダムの工事とも関連がありそうだ。明らかに登山者が刈り払ったりしたものでは無い。ここから先、ずみ岩までもしっかりと道に近いルートが付いていた。しかし、登山者が付けるテープ類は見あたらない。

 直ぐに、西のずみ岩(旧図の茶屋ノ平)へ向かう。刈られていなければ難儀しそうなシャクナゲの薮の斜面だが、刈り払われているから容易に登れる。急な登りで、直ぐに鞍部の2つの岩峰よりも高くなり、松の木が目立つその岩峰の上に県境の石仏(1,915.8m)が三角錐型で見えてきた。シャクナゲのトンネル状のルートを辿ると、南側が切れた岩の上に出た。下のダム湖に向かう道路や、対岸のオソネ(1,853.9m)から御陵山・天狗山に連なる稜線が見えるようになった。今日はこんなに良い眺めがあることは予測していなかったから、思わぬ展望峰でもうけものだった。ずみ岩三角点まで、南側は40~50m程の高さの岩壁が連なり、幾つかの小さな岩峰を越えていく。眺めが良い代わりに、危なっかしい所も多い。しかし、薮は刈ってあるので比較的楽な岩稜歩きだった。

 次第に高度を稼いで、一番高いと思われるピークが近づいてきた。御座山や、南には遠く奥秩父の金峰山まで快晴の空に見えている。八ヶ岳方面はやや霞んでうっすら見えるくらい、しかし何と言ってもこの稜線からは南相木ダムと、その奥の県境の山、中でも大蛇倉山が一番の眺めだった。かつて、その山の山頂から見て気になった山を、その反対からこうして眺めるのは楽しい。

 もう山頂は一山先くらいに近づいてきたが、目の前に赤岩尾根のP3みたいな岩峰が現れた。ルートは少し下り、北側に回り込んで岩壁に突き当たる。10㍍くらいの岩場は、北側のため薄暗く湿っている。やや被った岩には松の木が生え、そこに古いクレモナロープが2本下がり、もう1本は岩を横に渡してある。足元は外傾して苔が生えた岩棚で、その下は木が生えているとはいえ、数10㍍は切れていた。高度感もばっちり。ハッキリ言って、ここはロープなしじゃあ越えられない。今回、いつもはザックの隅っこに突っ込んでいる補助ロープを、あろうことか持ってこなかった。今、こうしてここにぶら下がっているロープは湿って変色し、果たして頼りになるだろうか?

 しばらく思案したが、まさかここで敗退じゃあ寂しい。ロープが頼りになれば、何と言うことも無いが…。何度かロープを強く引いてみたが、まあ、ぼくくらいがぶらさがっても切れそうもないだろう(多分??)。意を決してロープを信じ、ぶらさがった2本を掴んで攀じた。良く見ると、右手の少し張り出した岩に木の枝で作ったハシゴがあるが、朽ちて壊れている。それを横目で見ながら、まず一段上り、その先は頼れそうな松の木を木づかみで、どうにか岩場の上部に出た。そこからは、シャクナゲの木にも助けられて、岩場を無事通過。素晴らしく眺めの良い岩頭に出た。

 岩頭から少し下って上り返した所が、ずみ岩の山頂だった。ずみ岩山頂11時52分着。三角点があるだけで、山名板などの類は何もない。林道入口から2時間近くも掛かった。距離に反して、岩場の通過などに時間を取られた。素晴らしい快晴だが、ここは風が強く、休んでいると寒い。景色も、松の木が多い山頂より手前の岩頭の方が邪魔するものもなく良かった。南側は、やはりすっぱり切れていた。三角点標石は完全に土台まで露出し、痛んでいたので判別不能。しかし、標石の先に埋め込まれた真鍮製の丸いプレート(四等三角点№103521)があった。北側には雪が残っているが、ここしばらくは降っていないようだ。

 12時8分にずみ岩を下る。山頂は寒いので長居するところではない。眺めが良い手前の岩頭で、一番の景色をデジカメに納めた。この岩頭は南と西がすっぱり切れて、山頂までの間で一番の岩峰。切れた下を覗くと、50㍍くらいだろうか?断崖状になっている。

 ここから、行きにためらった岩場を下らなければならない。登りの時は先が見えないから、上部に手がかりの多そうな北寄りの古いロープにすがった。しかし、下りの場合は下が良く見える。稜線伝いに直進し、少し岩場を下って先の様子を伺った。残置ロープは全部で3本ある。どれも古びてはいるが、しっかり支点を取っていて、そうは簡単には切れそうもない。しかし、湿っぽい北側の2本付近は足場も余り良くない。上から見た感じでは、もう1本の横に渡してフィックスしてあったロープを頼りに岩場上部をトラバースしてから、そこに生えている太い松の木で身体を支えながらクライムダウンした方がずっと容易に見えた。直ぐに空中に踊り出す感じの降り口が悪そうだったが、スタンスの岩も乾いているこっちの方が安全だ。実際、ここを下る方がずっと容易だった。

 後は忠実に行きのルートを引き返して沢の源頭の鞍部まで下った。さて、ここから茶屋ノ平まではやや地形が複雑。地形図では、ずみ岩と茶屋ノ平の間に小山が2つあるような記載で岩記号もないが、実際には小山ではなく、見事な石灰岩峰が2つ突き立っていた。西寄りの岩峰は北に長い岩稜をずっと下に落としている(この岩稜は地図に岩記号がある)。東寄りの岩峰は東西に長く、どちらも簡単に越えられない感じだから、下を巻く方が良いか?と思って良く見ると、西寄りの岩峰にはそのまま上っているルートが付いて居るではないか。シャクナゲ薮も刈られているルートを上って、簡単に岩峰の上に出た。しかし、不思議なことにルートは岩峰の上で終わっていた。誰が、何のためにこんなにちゃんと刈りはらいしてルートを作ったのだろうか?

 残念ながら、これを下って次の東寄りの岩峰には行けない。この岩峰は下を巻いていくのだろう…。しかし、この岩峰の上はこの日一番の素晴らしい展望台だった。北側は松の木が邪魔するが、南側は遮るものもない石灰岩の岩頭だ。ずみ岩の頂上部と違ってここは風もなく、穏やかな小春日和の陽射しが暖かい。こんな良いところで休まない訳にはいかないよね。

 12時44分になっていた。実のところ、ずみ岩と茶屋ノ平に登ってから、もう一山くらいを当初予定していたのだが。意外にずみ岩で時間を食った。日の短いこの時期、午後になるとあっという間に夕方が近づくから、これから茶屋ノ平まで行って、その後は無理だろう。本日は茶屋ノ平で打ち止めだ。眺めの良い、独り占めの展望台で湯を沸かし、本日のスペシャル?カレーうどんを作った。快晴の空の下に、南相木ダム湖と県境の山々がくっきり。直ぐ隣の東寄りの岩峰は山水画の様だし、その向こうには石仏のピークが大きかった。南西には天狗山方面に続く山並の上に奥秩父の高峰が見えていた。

 13時10分に西寄りの岩峰を降りて、この岩の下を巻き、次の東寄りの岩峰基部まで行くと、ここにもちゃんと上に向かうルートがハッキリ付いている。かなり危なっかしい登りから、すっぱり切れた岩稜に出る。頂上部は松が生えているが、眺めはよい。東西に細長い頂上部の東はじまで行くと、そこでルートは不明瞭になった。下に見えるナラとシャクナゲの平坦な稜線の先が、茶屋ノ平辺りだろうか?岩稜が急角度で下っていた。

 登ってきたルートを戻り、この東寄りの岩峰を南から巻こうとしたが、シャクナゲ薮と岩場で巻くことができない。右往左往する。ここでだいぶ時間ロス。
 仕方なく、再び東寄りの岩峰に登り返し、先程引き返した岩稜を少し下ると、ここにまた鮮明なルートを見つけた。南側の岩場を避け、北側の急なシャクナゲ薮の中を強引に下っていたのだ。

 降り立った鞍部はなだらかな雑木の稜線が続いている。直ぐ先に古い『補點』とだけ刻まれた標石があった。しばらくなだらかな稜線を進むと、鞍部状の地点に出た。ナラの木に臼田営林署と書かれた、山火事防止のリスの丸い看板が付いていた。ここに古い道型があり、沢を南に下っている。反対の北側にも沢方面に下っている道型があった。位置からすると、これが当初当てにしていた地図上の破線記号の道らしく思われる。下りはこれを降りることにする。GPSで確認すると、1,662標高点までは直ぐだった。

 新しい地形図上の『茶屋の平』は、1,662標高点付近だが、行ってみると、そこには何も無かった。ちょとした小山が盛り上がり、そこがその標高点と思われる。つまり、ピークとはいえない平坦なこの付近一帯を、地元では『茶屋ノ平』と呼ぶのだろうか?一応、これで茶屋ノ平に到達したことにした。ここには何にも無いけど…キツネにつままれた様な。14時36分に茶屋の平着。

 2つの岩峰辺りで時間ロスしてしまったから、もう夕方の雰囲気。ちょっと薮の小山で休んで、14時54分に沢を南に下る古い道型を辿る。しかし、この道型はしばらく下って沢になると消えてしまった。そのまま、歩きやすい所を拾いながら下り、行きに登った沢に合流して金属册で囲まれた植林地に降りた。すっかり陽は西に傾き、山の陰は寒い。15時28分に車の所まで戻ってくる。

 ひとけの無い南相木ダムまで行ってダム湖を眺めてから、定番の『南相木温泉・滝見の湯』で汗を流す。露天風呂から朝登った峰雄山が大きく聳えていた。すっかり暗くなった相木を後に、ぶどう峠を越え帰路についた。

 今回、ずっと気になっていた峰雄山と、ずみ岩・茶屋ノ平に登ったが、峰雄山は危険な箇所もなくあっけないくらいだった。ずみ岩・茶屋ノ平は岩場が多く、気が抜けない。その分、展望は申し分なく、もとより人の気配もしない『静かなる山』で満足だった。
 意外にも、切り開かれた鮮明なルートが稜線伝いにあったが、これは南相木ダム建設に関係して、測量でもするために付けられたものだろうか?遠目の利く岩頭へのルートが集中的に刈られていたのも、何となくそんな感じがする。
 この記録を参考にこの山に登られる方が居るとすれば、ぜひ補助ロープ程度はお忘れ無く。残置ロープはかなり怪しいもので、早晩使えなくなりそうです。

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2 コメント

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気になる山 (重鎮)
2008-12-17 22:21:57
それにしても、気になる山というのは似ているので驚きます。
あっさりと先を越されてしまいました。
今度も後追いの山行になりそうです。

茶屋ノ平はホントにどこがピークなのかわかりませんね。
ずみ岩のザイルは後に続くものにとって良い情報です。
ところで山行にはどんなロープを持って行くのでしょうか。
緊急時のものとすれば8mm×30m程度でしょうか。


南相木ダムの南の山も気になります。

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興味を惹くもの (あさぎまだら)
2008-12-17 23:37:25
多分、重鎮さんも大蛇倉山から見下ろした時に興味を惹いたのではないでしょうか?あの辺り、小さいけど面白そうな岩峰がたくさんありますね。中でも、ずみ岩(旧名茶屋ノ平)は幾つもの岩峰が遠くからでも目に付きます。なのに、一般的には登山対象になっていません。県境の蟻ヶ峰・大蛇倉・赤火岳辺りが最近やっと登山対象になってきたようです。(静かなままが良いけど、あまりネットで紹介するのも考えモノかもと最近思いますが…)

目に付くモノは似たり寄ったりということでしょうか?

ずみ岩はとても面白い所です。ルートがしっかりあったのは意外でした。もっとも、その稜線へのルートはハッキリしていませんが。
改まった『茶屋ノ平』は、地元では元々山のことを指した地名じゃないようですね。それがどういう訳か、地理院の地形図ではずみ岩の方に付けられていた。錯誤でしょう。だから、茶屋ノ平にはピークはないのでしょう。地点名だから…。

いつもザックに入れっぱなしの補助ロープは8㎜×20mです。長いのは重いし、今まで脱出用で20m以上が必要だったことは無いです。薮岩山ならそんなに長いのは不要じゃないでしょうか?ヤバそうな所には40mを持っていきますけど。

南相木ダムの南というと、東沢の頭・オソネ・中窪辺りですか?蟻ヶ峰から御陵山までの稜線には面白そうな岩峰もありますね。名前があるのかは不明ですが、御陵山の北にある岩峰(1,720m峰)は素敵です。気になっています。
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