愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

キジロウ逝く

2023年12月02日 | キジロウ

11月18日のこと。

食欲もなく体調が悪そうだったキジロウを病院に連れていきました。

血液検査をすると、腎臓の数値が良くないことが判明。薬をもらいつつ、少しずつ腎臓食に切り替えようとサンプルをもらって帰ります。

食いつきのいい食事をチェックして、これなら問題なく切り替えられるかな?と思っていた矢先、病状が急激に悪化しました。

食べないだけでなく、足取りがままならなくなってきました。

ちゅーるを口の中に入れると何とか食べる状態。前足も突っ張って伸びてきました。病院に連れて行こうと思いましたが、血液検査をした病院はお休み。もうひとつの病院は予約制だったのですが、緊急事態なので聴いてみると「今からなら大丈夫」とのことだったので早速連れて行きました。

改めて血液検査をすると、膵臓の数値が悪いことが判明。最初の血液検査で漏れていた項目でした。

数日間、通院して治療するか、入院が必要と言われました。

私も連れ合いも出張で自宅にいない期間があったので、入院して治療してもらうことにしました。

朝、キジロウを預けて仕事に向かう途中、病院から連絡が入りました。血圧が異常に高く眼底出血を起こしていると伝えられます。

これは獣医さんも予想外だったようで、予定とは別の治療が必要になるということで連絡をくれました。

何かあれば連絡が入ることになっていたので、出張中もなんとなく電話を気にしながら過ごしていましたが、連絡はなし。

出張から帰り「少しは元気になって退院できるかな」と期待して病院に行きましたが、芳しくありません。寝たきりの状態で、点滴や強制的な給餌が続いていました。

まだ、予断を許さない状態だったので、入院を延長して治療を続けます。その後、毎日面会して様子を見ていました。今日は良くなったと思ったら翌日は悪くなっていたりで、一進一退の状態です。

このままでは、入院の費用も嵩むし、何よりも人見知りのキジロウにとって入院がストレスになっていることも考えられます。

まだ、麻痺が残り、口から食べられないため、鼻に管を通して給餌をすることにして退院しました。

自宅に着いてから、よしよししながら食事を与えます。

夜はいつも私たち夫婦の部屋にいたので、同じように枕元に移動。早朝、声を上げていたので身体に触れると、喜んでいるようでした。

朝の食事を与え、その後の給餌をお義母さんに頼んで仕事に行きます。

このときは、少しは回復してくれると信じていました。正月はしっかりかわいがりながら食事をたくさん与えれば、よたよたしながも歩けるようになって…と思っていました。

しかし14時ごろ容態が急変します。ほとんど動かなくなったため看護師さんに迎えに来ていただいて、病院に連れて行ってもらいました。しかし、このとき、すでに死後硬直が始まっていたとのことでした。

冒頭の血液検査から亡くなるまで2週間ほど。その前まではテーブルの上に飛び乗って「にゃーん」と、かわいらしく鳴いてちゅーるをねだっていたのに。

今、亡骸が近くにありますが、なんだかピンときていません。触ると固まっているけど、見た目は寝ているようだし。明日はキジロウの面会に行けるかな?みたいな感じです。

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