にゃんこ…じゃない？

今回は久しぶりに中国のにゃんこニュースです。
新疆ウイグル自治区に住む牧畜民のご夫婦。ある日、放牧中にオスとメスのかわいらしい子猫を発見。
「こんなところにかわいい子にゃんこたち。このままでは、他の動物に襲われてしまう」と心配したご夫婦。優しいご夫婦は、そのまま家につれて帰り飼うことにしました。
ちょっぴり変わった柄のきょうだいと思われる子にゃんこ。保護したときは少し弱っていましたが、安心して暮らせる環境を得て、すくすく…すくすく…さらにすくすく…もうひとつオマケにすくすくと成長、気がつくと体重は１５キロを突破。
さすがに「なんかおかしいぞぉ～」ってことになって、専門家に鑑定を依頼。中国で国家1級保護野生動物の「ユキヒョウ（雪豹）」であることが判明しました。
すっかり大きくなりましたが、とってもなれていて抱っこもＯＫ。その様子は、大きさをのぞけば確かににゃんこ。しかし、なんといってもヒョウですから、毎日のごはんも数kgの生肉をぺロリ。「このコたちはかわいいけど、エサ代の負担が大変だぁ～」とご夫婦は頭を抱えていました。
中国国内で、この件がニュースとして報道されると、経済的に余裕のあるビジネス家や繁殖業者からユキヒョウを譲り受けたいとの申し出も相次ぎます。しかし、ユキヒョウは国家保護野生動物で売買は禁止です。
新疆ウイグル自治区林業庁野生動植物保護管理所は、自治区野生動物救助センターが引き取り訓練を受けさせ、将来的に野生に還す意向であることを明らかにしました。
飼い主さんが齧られる前に引き取られて、１日も早く野性に帰ることを願います。
ちなみに今回の写真は、久しぶりの西子。相変わらず「床ずれできるんじゃないか？」って心配になるほど、１日の大半を寝て過ごしています。でも、いたって元気なのでご心配なく。
なお、たっちーのお伝えするニュースは妄想により脚色されています。
本当のニュースはこちらをご覧ください。