愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

命がけのドライブ

2010年03月10日 | たっちーの部屋
今回は久しぶりににゃんこニュース。アメリカのオレゴン州からです。
まだ、寒い年末のころのこと。温暖といわれるオレゴンにあってこの日の気温は氷点下。
ひょんなことから、母猫とはぐれてしまった子にゃんこが1にゃん。
「寒いよぉ~。よりによってなんでこんな日に母さんとはぐれちゃったんだろうぉ~」
とさまよい歩いていたのですが、寒くて仕方がありません。
すると前方に駐車中のクルマを発見。
「どこかに寒さをしのげるところはないかな?」
と探して、とりあえず見つけたのが予備タイヤを納めるくぼみ。
「よっこらしょっと。居心地はよくないけど、ちょっとの間、ここで寒さをしのいでまた母さんを探しに行こう」
と思っていた矢先にやってきたのはクルマの持ち主。
「やっと仕事が終わったよぉ。寒いなぁ~、早く家に帰って家族とのんびりしよう」と子にゃんこを乗せたままクルマを走らせます。
しかも、一刻も早く帰りたいと願う男性は、フリーウエーを110キロで疾走。
当然、にゃんこはおおわらわ。
「冗談じゃないよぉ~。勘弁してぇ~。助けてぇ~」と叫んでも聞こえる状況ではありません。「落ちたら死ぬぅ~」と必死にしがみつく子にゃんこ。約200キロ先の家に到着したときには、すっかりへとへと。どうしても、運転手に文句を言いたくて必死の思いで「にゃー」と一鳴き。
「あれ、今、にゃんこの鳴き声がしたような…」と思って、男性が探して子にゃんこ発見。しかし、思いがけずに過激な旅行を経験した子にゃんこはすっかり興奮状態。なかなかでてこようとしません。
男性が娘さんに助けを求めたところ、サケをもって登場。おびき出して無事に保護しました。
まさに命がけのドライブだった子にゃんこ。その後、この家の家族の一員になったそうです。
めでたし、めでたし…。
ところで、いつものようにたっちーがお届けするにゃんこニュースは妄想を暴走させて思いっきり脚色しています。正式なニュースはこちら。とってもあっさりしているので、妄想の暴走振りをわかっていただけるのではないかと思います。

ちなみに今回の写真はキョンシーのような手で寝るキジロウ。
とっても気持ち良さそう~だけど、そこはこたつの上なんだけど…。
コメント (2)
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