愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

初日

2006年02月27日 | 西子
さっきまで、地域猫だったのですから、身体をきれいにしなければいけません。
西子が、なにがなんだかよくわからないうちに、とりあえずお風呂。その後、ご飯。
トイレも、事前に用意した猫トイレで済ませているところを見ると、猫おばさんの話にウソはなく、ごく最近まで飼い猫だったことがうかがえます。
しかし、いきなりカバンに詰められて、知らないところに連れてこられたのですから、やはり不安の様子。食べて、飲んで、出して、が一段落すると、部屋の隅で小さくなっています。
「風呂にも入れたし、ご飯も食べるし、ちゃんと猫トイレで用も済ますし、そのうち慣れるだろう」
 そう思って、僕も知らん顔してました。しかし、それも長くは続きませんでした。
 「にゃおーん、みゃおーん、あおーん」
 なんともすさまじい鳴き声を延々と繰り返すのです。
「まあ、環境に慣れるまでは、鳴くこともあるだろう」
 そう思っていました。しかし、このすさまじい鳴き声は、その後も延々と夜中まで。眠れたもんではありません。
 2日もすると、すっかり馴染んで膝の上に乗ってくるようになったのですが、依然として「にゃおーん、みゃおーん、あおーん」のすさまじい鳴き声は夜中まで。
 「こいつ、駐車場にいたときは一鳴きもしなかったくせに…。もしかして騙された?」
 と思った瞬間、別の考えが浮かびました。
 「もしかしたら、サカリ? 避妊手術してないのかな? 地域猫の時期に、病気になっている可能性もあるしなぁ。年が明けたら早速病院に連れて行こう」
 こうして、西子を病院に連れて行くことにしました。
コメント
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