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愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

2023年 アジサイ

2023年05月30日 | たっちーの部屋

5月の東京は夏かっ!と思うような暑い日があったり肌寒い日があったりとなんともヘンテコな気候でした。

ヘンテコであっても季節はめぐり、梅雨がやってきました。

気象庁は5月25日の午前11時頃、山口県を含む九州北部と四国、中国、近畿、東海のあわせて5つの地方で「梅雨入りしたとみられる」と発表したと報じられました。

関東は梅雨入り宣言はまだのようですが、今週の天気予報をみると雨の日が多くなっています。

街中では梅雨の到来に合わせて、アジサイを目にすることも増えています。

ということで、今年もわあんとアジサイのコラージュです。

雨が続くとうっとおしいなぁと感じてしまいますが、街中に咲いているアジサイに気づくと少しは気がまぎれるのではないでしょうか。

ちなみに今回ご紹介したアジサイは、すべて東京都新宿区内で撮影しました。

信号待ちのときなど、ふと視線をいつもと違うところに移すと「あれっ、こんなところに?」みたいな発見があるかもしれませんよ。

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招き猫誕生悲話(薄雲説)

2023年05月10日 | たっちーの部屋

ゴールデンウィークに『江戸にゃんこ 浮世絵猫づくし』を観てきました。

そこで、目を引いたのが薄雲大夫ととにゃんを描いた作品。お互いが愛おしそうにしています。

薄雲さん、かなりのにゃんこ好きですが、それもそのはず。この薄雲さんとにゃんこをめぐる出来事が招き猫の由来との説もあるのです。

以前もまとめましたが、招き猫誕生には諸説あります。もっとも有力と言われているのが「豪徳寺説」。徳川家康に仕え、徳川四天王のひとりとして名を馳せた井伊家に纏わる話。有名なひこにゃんは招き猫と井伊家の関係から誕生したキャラクターです。

招き猫誕生の諸説の中で最大の悲話と言えるのが薄雲説です。

どんな話か――いつものように都合よく加工しながら紹介します。

太夫という遊女として最高ランクに君臨していた薄雲さん。簪もにゃんこをあしらったものを使うほどの大のにゃんこ好き。「玉」と名づけたにゃんこと暮らしていました。

薄雲さんがあまりにも玉をかわいがるもんですから「オレもにゃんこになりたい!」などと言い出すお客さんもいたそうです。

しかし、見世(遊女が客を待ち居並ぶ座敷)の人たちは、薄雲さんのあまりのにゃんこ好きに「太夫は化け猫に取り憑かれたのでは?」などと心配。このため、いろんな方が薄雲さんから玉を引き離そうとします。

薄雲さん「太夫がにゃんこ好きってそんなに問題ですか?」

見世の人「フツーは問題にならないけど、薄雲さんは特別だよ。だって、いつだって玉がすぐそばにいるじゃないか。それじゃ商売にも差し支えるってもんだ」

薄雲さん「あら、玉はお客さんの邪魔をすることなんてありませんよ。ねぇ、玉」

玉「にゃーん!(そのとおり!)」

なんてやり取りがあったかどうかはわかりませんが、薄雲さんも玉を離さず玉も薄雲さんから離れずですからどうしようもありません。

そんなある日、薄雲さんがトイレに入るときまで玉が離れようとしません。

にゃんこが離れずに太夫がちっこ漏らしたなんてことになったら評判がガタ落ちです。その様子をみて、日ごろから太夫と玉を引き離したいと思っていた見世の人は苛立ちを爆発! こともあろうに刀を持ち出して玉の首を斬ってしまったのです。

切り落とされた首は、そのままトイレに侵入。潜んでいた大蛇の頭にガブリと噛みつき撃退すると、玉は安心したように息を引き取りました。

あまりの出来事に悲しみに打ちひしがれる薄雲さん。お寺に猫塚を建て玉の像を奉納しますが、悲しみは癒されません。

見かねたお客さんが、長崎から30センチほどの伽羅の銘木を取り寄せて、在りし日の玉の姿を彫ることにしました。

「どんなポーズて彫ろうかなぁ〜。縁起のいいポーズにしたいなぁ〜。おっ、そうだ! 玉の石像も手を挙げているし……」

ということで決めたのが「狐が顔を洗うために左手で耳を触ればお客さんが来る」という中国の故事の狐をにゃんこに置き換えたポーズ。そうです! 招き猫ポーズです!

彫り上げられた玉の像を、薄雲さんは大事にしていました。

その後、薄雲さんは身受けをされて吉原を去りますが、死後に玉の木彫像をお寺に奉納。それをモデルに今戸焼で再現して販売したところ大好評に。連日「招き猫は完売しました!」という看板を出すほど……だったかはわかりませんが、庶民の間に浸透。こうして、招き猫が誕生し広がったというのです。

しかし、ここでいくつかの疑問。お寺に奉納されたという玉の石像はだいぶ破損していますが、すでに左手を上げています。この石像はいつできた? 木彫の玉は左手をあげていますが、今戸焼の招き猫が上げているのは右手。中国の故事が元ネタなら左手でなければいけないはずなのになぜ変わった? また、玉は三毛猫だったとのことですが、浮世絵のにゃんこは白黒。今戸焼の招き猫にも三毛はいないような? 

などなど……。まぁ、誕生説が定まらず、ミステリアスなところが残るのも伝説の主人公がにゃんこならではなのかもしれません。

ちなみに、今回の写真は出張先の長崎で見かけたにゃんこ。残念ながら、どちらも尾曲だったかは確認できませんでした。

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毎日がスペシャル!

2023年03月15日 | たっちーの部屋

先月2月22日の猫の日、何か特別においしいご飯を用意して……と思いましたが、普段からおいしいご飯なので特別なことはできず。

それではいつも以上にもふもふを……とも思いましたが、飼い主が睡眠時間を削ってもふもふ時間を捻出する日常は変わらず。

結局、わが家のにゃんずは猫の日に限らず、毎日が猫の日状態だということに、今さらながら気がつく飼い主たっちー。

猫の日でなくても、特別なことがなくても、毎日特別な日なんです。

戦争や災害、世界のいろんなところで悲しいことが起きています。

ブログのタイトルにもなっている西子が虹の橋を渡った年に東北を中心に襲った東日本大震災も発生からすでに12年、干支が一回りしています。

改めて防げること・防げないこと、変えられないこと・変えることができること、そして何気ない日々の積み重ねはとっても特別なんだなぁということを実感しています。

ということで、世間は相変わらず暗いニュースが多いですが、東京では観測史上最速に並んで今日開花宣言が出されました。春めいてきたので、明るい歌でもしばし心を華やかにしていただければ幸いです。

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「眠り猫」に秘めた想い

2023年01月26日 | たっちーの部屋

今年の大河ドラマは徳川家康。タヌキと称される以前の若き日の姿を、松本潤さんが熱演しています。

その徳川家康が祀られているのが日光の東照宮。ここまでくれば、何の話かおわかりだと思います。そう、名人・左甚五郎作と言われる「眠り猫」です。

東照宮には、猫以外の動物の彫刻があります。見た目にゴージャスなキジ、神様の乗り物とも言われる鶴、知恵の象徴とされる猿……という中にあって、にゃんこはやや異質な印象。なぜにゃんこなのか? なぜ眠っているのか? を紐解くと家康の思いのようなものが見えてきます。

まず、なぜにゃんこか? ひとつは警戒心が強いにゃんこも眠れるくらい平和な世の中になったという説です。まあ、わかりやすくシンプルだけど、どことなく物足りない。もう少し、見てみましょう。

実は、眠り猫の裏側には雀の彫刻が施されています。にゃんこの裏に雀? にゃんこが気が付けば、たちまち襲われてしまうであろう位置に、わざわざ雀の彫刻。その理由は雀(弱者)がにゃんこ(強者)に怯えなくてもいいくらい、平和な世の中になったことを表しているという説です。恒久平和は、現代にもつながるテーマ。その意味では、眠り猫はもっと注目されていいかもしれません。

この他にも、これより先には家康公が眠る(奥社)神聖な場所であるので、不浄なものはネズミ一匹たりとも通さないぞと暗示しているという説もあります。でも、眠っていたら守れませんよね? そこで眠り猫は家康自身がモチーフで、平和なときは寝ているが、完全に寝ているのではなく、眠ったフリをしてあたりの様子を伺いイザ!というときには襲い掛かるぞという説、さらには眠り猫の態勢をよくみると寝ているのではなく寝たフリをしていて家康を守っているという説、などがあるようです。

ひとつに定まらない様々な説が浮上する眠り猫。家康は現在でいう終活のように生前に東照宮を作ったようですから、左甚五郎とも何を彫るか相談していたかもしれません。

甚五郎:大御所さま、奥社に続くところはどんな彫り物がいいすかね?

家康:そうだなぁ。トラとかどう? 大体、陸奥の伊達とか油断できねーから、これ以上進めないように怖がらせてやるのはどうかな?

甚五郎:いやぁ~、それって露骨過ぎません?

家康:じゃあ、タヌキは? オレ、巷でタヌキって言われているそうだし。

甚五郎:う〜ん、それってヒネリがないっすよね。

家康:そうだよなぁ。どうしようか?

甚五郎:ここはひとつ、見た人が勝手にいろんなことを考えるように含みのある動物がいいと思うんすよねぇ~。

家康:じゃあ、にゃんこなんかどう? こういう場所ににゃんこって珍しいから見た人がいろいろ考えてくれそうじゃね? オレにゃんこ好きだし。

甚五郎:おっ! にゃんこ、いいすね。さっそく彫っちゃいましょう!

実際に家康がにゃんこ好きだったかは、わかりませんし、こんなやりとりは絶対になかったと思いますが、大河ドラマの進行と合わせて眠り猫以外の東照宮についてもいろいろ調べていただけると、楽しいかもしれません。

ところで、写真は先日、大阪に行ったときに見かけたにゃんこ。写真を撮ろうとしたら、ひょいと夫婦善哉の提灯がバックになる位置でポーズを決めてくれました。この辺りの広報担当?

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2023年 明けましておめでとうございます!

2023年01月01日 | たっちーの部屋

明けましておめでとうございます。

しょーもない日常を綴り続けていく年月。

我ながらよくネタが尽きないと感心しています。

それは私ではなく、にゃんこの魅力です。

基本的には「仕事に行きたくないなあ」とか「あー、なんだか気持ちが落ち込むなぁ」などのときに立ち寄っていただき、クスッと笑っていただけるネタをアップしていきたいと考えております。

時期的にその他もいろいろ思いつくままに書いていますが、それは世間が悪いということでご容赦いただけると幸いです。

今年も気が向いたときにだけ更新しまーす!

よろしくお願いします。

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2022 Happy Christmas

2022年12月24日 | たっちーの部屋

 

景気が悪いのに増税の議論が出ています。

責任を果たさなければならないと、勇ましい発言。

社会保障では財源がないのに無責任なことは言えない、という議論だったのに…。

すれ違いざまに攻撃されることを気にして歩いている人なんていないのに、攻められたらどうする? が前提の議論になっています。

大切なことは攻められないようにするためにどうするかを考えることなのに。

クリスマス停戦は否定されてしまいました。

戦闘機、ミサイル、最近では軍事用のドローン…。そんなものが飛び交っている空ではサンタクロースだって安心してプレゼントを運べません。

War is over if you want it

この曲が不要とされる社会をジョンは願っていたと思います。

 

 

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戦争反対!

2022年12月07日 | たっちーの部屋

破壊されたウクライナの街の映像に所在なさそうに歩く猫や犬を見ることがあります。

人間が安心して平和な生活を送れなければ、犬や猫は生きることさえままならないのです。

猫ブログてすが、毎年、この時期には平和を願う歌を紹介してきました。

しかし、昨今の世界情勢は「願う」では足りなくなっています。

今年、紹介する曲は強烈な反戦ソングです。

当時、ベトナム戦争に反対する歌として作られました。

原曲はもちろんかっこいいですが、私的にはブルーススプリングスティーンのカバーがオススメです!

この曲のようにかっこよく反戦を訴えたいと思います。

 

ちなみに今回の写真は姉宅のくーちゃん。

訳あって母と留守番をしていたのですが、くーちゃんは2階に潜伏。夕方、空腹に耐えきれずに投降。食べ終えたらまた2階での潜伏を始めようとしたため「くーちゃん、もう少しこっちにいればいいのに!」と声をかけたら振り向きましたが、そのまま逃走。ゲンキンなヤツです。

※リンクを修正しました。

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2022年、アジサイ

2022年06月10日 | たっちーの部屋

久しぶりに行動制限のないゴールデンウィークも過ぎ、いよいよ東京に梅雨が訪れ、街のあちこちでアジサイが咲き始めました。
ここ数年、梅雨の時期に深刻な水害も増えています。
今年は日本中でゆっくりアジサイを愛でることができるような、穏やか梅雨でありますように。
そんな思いを込めて今年もアジサイとわおんのコラージュを掲載しました。
たっちーの膝の上で過度にくつろいでいます。
季節を問わず、甘えん坊さんです。

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何もない部屋

2022年05月02日 | たっちーの部屋

いくつもの夢といくつものいたわりあいが
この街を後に長い影をひいていく

長渕剛さんの『二人歩記』という曲のフレーズです。
また引っ越しするけど、いつになったら一緒に住めるの?
カノジョにそう問われて、自分を見つめている曲です。
古い曲ですが、この曲のように人やモノが増えていくプラスの引っ越しではなく、人やモノが減っていくいわばマイナスの引っ越しのときにも、この曲を思い出していました。

団地でひとり暮らしをしていた母が、姉の家に住まうことになり、部屋の片付けをしました。
母と父がこの団地に住むことになったのは17年ほど前。ちょうど私が離婚して西子を伴って生活を始めるタイミングと重なりました。
やはり結婚していたときに住んでいた部屋を片付け、がらんとした何もなくなった空間にいたときの感覚を思い出しました。
部屋の玄関を出る瞬間、ふっともう一度、部屋を見渡しました。この部屋に初めて父と母が訪れたとき、二人の目にこの部屋はどんなふうに映ったのだろう。入居に際して、何もない部屋をふたりが訪れている様子が浮かびました。
「長い間、ありがとう」
何に対してなのか、わかりませんが、自然と口に出していました。
同時に、自分自身を改めて振り返ると、あのとき西子がいなかったらまったく別の人生を生きていたような気がしています。
「ありがとう、西子」
今度は言葉には出ませんでしたが、そんな思いがよぎりました。
お彼岸に墓参りに行けませんでした。
お盆までには家の墓だけでなく、西子の墓にも行こう。
……と言いつつ、もしかしたら鳴き声のうるさい西子がいなかったほうが、いい人生が待っていたかも? なんて思ったりして。

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2022年 明けましておめでとうございます!

2022年01月01日 | たっちーの部屋

明けましておめでとうございます。

早速、宣言します。ブログの更新は、今年も、絶対に気が向いたときにしかしません!(威張っていうことではないが…)

そんなわがブログですが、閲覧数などを見ますと、どうやら定期的に観に来ていただいているとってもやさしい方が、それなりにいるようです。

ありがとうございます。

「あー、こんなに更新されてる」「まだぜんぜん、更新がない……」のどちらになるか、それもわくわくして楽しんでいただければと思います(物は言いようですが…)。

長く継続しているので、多くの方にみていただけると嬉しいです。

引き続き、よろしくお願いします。

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2021 メリークリスマス

2021年12月24日 | たっちーの部屋

昨年よりはマシとはいえ、変異株も登場するなどまだ油断のできない新型コロナウイルス。

とはいえ、クリスマスっぽく過ごしたい、というのが人情というもの。

今年もクリスマスに相応しい音楽を選曲してみました。

山下達郎さんですが、コマーシャルソングになった定番の曲ではありません。

この曲を聴いて願い事をしながらクリスマスの夜空を見上げてください。

 

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相談室 その3

2021年12月13日 | たっちーの部屋

大好評(?)の相談室の3回目。今回は、これまでとはちょっと違った質問です。引き続き、たっちーだけでなく、キジロウとわおんにも加わっていただき、参考になる(かもしれない?)回答をご紹介します。

相談:2にゃんこと生活をしていましたが、昨年、年長の1にゃんこが虹の橋をわたり、1にゃんこだけの生活が続いています。そろそろ次のにゃんこを迎えたいと思っていますが、先住のにゃんこがわがままなので、受け入れてくれるか心配です。受け入れてもらうには、どうしたらいいでしょう?

わおん:受け入れません! あきらめてください!

たっちー:わおん、君は何でそういつも一刀両断なんだ。そもそも回答になってないだろう。

わおん:だって、せっかく1にゃんになって、飼い主の注目を一手に集められる環境になったのよ。なんで、そんな“beautiful”な環境を邪魔されなきゃならないのよ!

たっちー:たしかにわおんは、一時的にわが家で保護した子猫(写真)に容赦なく猫パンチ食らわしてたからな。

わおん:そうよ。あのチビったら、私が猫パンチ食らわしてもずんずん近づいてくるのよ。子猫って嫌よね、バカで。オマケにノミまでうつされるし散々だったわ。

たっちー:わおん、君は子猫をみて、かわいいなぁ~とか、愛おしいなぁ~とか、そういう感情はわかないのか?

わおん:わかない!

たっちー:う~ん、君に母性を期待した私が愚かだった……。

わおん:何よ。その言い方。

キジロウ:にゃんこはなわばりを持つ動物だから、新参者は警戒することが基本なんだよね。最初から仲良くなることは期待しないで、徐々に慣れてくればいいんじゃないかな。

たっちー:キジロウはわが家に来たときは西子に猫パンチされ、わおんが来たときには猫パンチを食わらせ、と両方を経験しているからね。

わおん:この間の子猫からは逃げ回ってたけどね。

キジロウ:あんな子猫は初めて見たからどうしていいかわからなくてね。

たっちー:生まれてから1カ月ほどだったから、赤ちゃんって感じだったもんね。その赤ちゃんに猫パンチしたヤツもいるけど……。

わおん:あいつ、飼い主が決まらなければわが家に居続ける可能性があったから、今のうちに上下関係をきっちり植え付けておこうと思ったのよ。 たっちーもデレデレしてかわいがっていたからしゃくに障ったしね。

キジロウ:なんだ。わおんは結局、やきもち焼いてただけじゃん。

たっちー:というわけで整理をすると、始めから仲良しになることを期待しない、先住にゃんこにやきもちを焼かせない、の2つがポイントかな。もちろん、子猫を見たと途端に全身をペロペロしたりする母性の強いにゃんこもいるけど、どんな反応をするかは、そのにゃんこの個性。新たなにゃんこを迎えたときに、中々、受け入れなくても、先住にゃんこがなんとなく同じ空間にいることを許容するようになるまで、やきもちを焼かれないようにしながら気長に相手をしてあげてください。

キジロウ:いがしろにされたって感じると、トイレ以外でちっことかう○ちとかするにゃんこもいるかもしれません。そんなときでも、叱らずにいてくださいね。

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バンクシーの子猫

2021年12月07日 | たっちーの部屋

「インターネットの人々は破壊されたガザの廃墟は置き去りにして、子猫の写真ばかりを見ている。だから自分のサイトで悲惨なガザ地区の現状と対照的な陽気な子猫の絵を描き、そのギャップでガザ地区の現状を伝えたかった」

この子猫の絵の作者の言葉です。作者はストリートをキャンバスにして、まさにゲリラ的に作品を発信し続ける覆面アーティスト「バンクシー」です。

バンクシーの作品は、世界中の描かれた場所によって、作品そのもののメッセージを際立たせています。

写真は、都内で開催された作品展で撮影しました。ガザ地区で破壊された壁に描かれた猫が、その周辺の様子も含めて再現されていました。

今なお世界で続いている紛争の1日も早い集結、そして紛争のない地域で平和がこの先も続くことを祈念して。平和な社会を想像しながら…。

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相談室 その2

2021年10月31日 | たっちーの部屋

前回の「相談室」が好評を博した…かどうかはわかりませんが、その後、新たに寄せられたビギナーにゃんこ飼い主さんからの相談に答えようと思います。今回も前回同様、回答にはたっちーだけでなく、キジロウとわおんにも加わっていただきます。

相談:先日、家のにゃんこと遊ぼうと思って猫じゃらしを買いました。始めのうちは遊んでいたのですが、すぐに飽きられてしましました。飽きられないで遊んでもらうポイントや猫じゃらし選びのコツなどがあれば教えてください。

わおん:ダメな飼い主ね。にゃんこと生活するなら、じゃらしくらい使えるように修行してからにしなさいよ。

たっちー:わおんは相変わらず厳しいこと言うなぁ。にゃんこの飼い主になるのに、そんなにハードル上げなくてもいいだろう。

わおん:だって、そもそも基本ができてないのよ。にゃんこがじゃれるのは人間にとって遊びかも知れないけど、にゃんこにとっては狩りの練習や代替なのよ。そこを理解してほしいわよね。

キジロウ:そう、そこはポイントだよね。虫や生き物の動きを意識してじゃらしを動かしてくれるとうれしいな。例えば虫や鳥が地上から飛ぶときに真上ではなくて角度をつけて斜めに飛ぶでしょう。子猫のうちは反応するかもしれないけど、年齢を重ねたにゃんこの相手をするなら工夫が欲しいよね。

わおん:視界を意識するのもポイントよ。ちらちら見えたりすると、気になるのよね。それと音。床をカリカリひっかいて音を出すのもいいかもね。

たっちー:じゃらしにもよるけど、先にマタタビの粉末をちょっとつけるとかね。

キジロウ:動かすスピードも、緩急をつけたりすることもポイントだね。

たっちー:じゃらしのタイプは好みによるかな? わおんは紐系が好きかな。子猫のときにはなんにでもじゃれたけど、やっぱりスタンダードな形のじゃらしが好みかな。昔、レーザーポインターを買ったけど、飽きるのが早かったね。

わおん:紐好きー!

キジロウ:たしかにレーザーポインターは、最初に見たときは「おっ!」と思ったけど、捕まえたときの感触がないからつまらないんだよね。

たっちー:飼い主さんが相手にしてくれるのはにゃんこにとっても楽しい時間。高齢になるとじゃれなくなったり、反応が鈍くなるので、今のうちににゃんこの五感を刺激するつもりで、いろいろ試してみてください。

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私はにゃんこではありません!

2021年08月13日 | たっちーの部屋

新型コロナウイルスの影響で一気に広まったリモートワーク。十年以上前から「技術的にはできるんだから、やった方がいいのはわかっているんだけどねぇ~」と後回しにされていましたが、数カ月の間ですっかり浸透。やればできるじゃん! って感じではありますが、必要に迫られて急に対応することになったもんですから、様々なトラブルが生じています。

今回のニュースは、そんなトラブルのひとつ。アメリカの裁判所でのことです。

ご多分に漏れず、アメリカでも裁判官と原告と被告の弁護士さんをオンラインで結んで、やりとりをしています。使用しているのはZoom。顔を写して話ができます。しかし、設定によっては自分の顔ではなく、他の画像を表示することも…。

裁判官:皆さんおそろいのようですから、そろそろ始めようと思いますが…ボルトンさんですよね? 画面がにゃんこですが? しかもこにゃんこ……。

ポントン:フィルターがかかっているので、今外そうと……裁判官、私の声が聞こえますか?

裁判官:聞こえますよ。フィルターを外してください。

ポントン氏:そうなんです。だけどどうやって外したらいいのかがわからないんです。今アシスタントが横で外そうとしてくれているんですけれど…。あー、私はこのまま進めてもらっても構いません。ちなみに、ここにいるのは私です。にゃんこではありません。

裁判官:いや、いや、それは言われなくてもわかりますけどね。

と言った感じで、にゃんこのフィルターが外せずにしばらくの間、裁判官はにゃんこと会話することに。

その後、フィルターを外すことができて、無事に裁判の手続きを進めることができたとのこと。せっかくなので、そのままこにゃんこで進めてもよかったのでは? と思ったのは私がにゃんこ好きだからだけではないようで、裁判所がユーチューブでこのやり取りをアップすると「明るい気持ちになった」「久しぶりに面白いものを見た」などと好評だったそうです。

もちろん、裁判所がこのやり取りを公開したのは、面白かったからでも弁護士さんを笑うためでもなく、「こんなことが起こるから、皆さん気を付けましょうね!」という注意喚起のため。とはいえ、面白いことには変わりない?

さらに、パキスタンでは、答弁する閣僚の映像に猫耳とひげがつくという事態が発生。「閣僚ににゃんこがいる!」とネットの人気沸騰。

記者:猫耳がついた映像が流れていましたが。

大臣:え~、問題視するほどのことでもないと思います。

記者:大臣はホントはにゃんこなのでは?

大臣:そんななずにゃー!

などというやりとりはありませんでしたが、日本ももはや閣僚を全員にゃんこにしたほうがまともな国になるかも?

毎度のことですが、たっちーのお伝えするにゃんこニュースは大筋だけ守りつつ、大幅に脚色しています。ホントのニュースはネタ元(その1その2)をご覧ください。

ちなみに今回の写真はわおんのアップ。飼い主の贔屓目ですがかわいいでしょ!

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