Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

長靴

2006-03-19 16:19:20 | つぶやき
 昨年の夏に草刈をしていて捻挫した足首は、今も完治せずに医者通いが続く。マンガ「風の大地」で、沖田がドライバーを打つと淡い違和感を足に感じるときが表現されるが、何かそんな違和感のようなものが常に足首に残る。医者に通いはじめて数ヶ月でかなり完治に近いと予感をもったが、その後正月を越え、最近になって妙にその違和感は大きくなっている。通っている医者が藪医者とは言わないが、このままでは違和感は消えることなく続くと思う。仕事がら野を歩くことはあるが、そしてかなりの傾斜地を歩くこともあるが、延々と何日も続けているわけでもなく、かけている負担はそれほど大きなものではない。むしろ少し使った方がよいのかもしれないが、やはり傾斜地などを歩いたり、今冬のように積雪の中を歩いていると、必ず違和感は大きくなる。長靴がけっこう負担であるということは実感した。

 長靴というやつは、近ごろホームセンターで買うことが多い。安いからというのが選択理由だが、長靴で「これぞ」というようなものにお目にかかったことはない。もちろんホームセンターにそんな「これぞ」と思うようなものは置いてないだろうが、消費者にもいろいろいるんだから、広い陳列棚にそんな足に優しい長靴が置かれたっていいじゃないか、そんなことを思ったりする。いや、そんな長靴はないのかもしれないが、現場に限らず、農作業をしている人は年寄りが多いから、長靴というのは重要なポイントのような気がする。ところが、そんなことを考えて作られているという感じはしない。靴底の作り方でずいぶん疲れ方が違うと、足に違和感を持ちながら農作業をしていると敏感になる。もちろん長靴に限らず、普段はく靴も同じかもしれない。しかし、靴はかなり選択の余地があ。先日久しぶりに革靴をはいたが、この革靴はそろそろ新調した方がよいと思われるほど長く使っている。だから足にはなじんでいるし、国産の靴だからわたしの足には合っている方のはずだ。それでも数時間はいていると、ふだんはき慣れないということもあるのだろうが、違和感は増幅する。足首に問題を抱えていなくても革靴をふだんはいていないとそんなものだと思う。高級な靴は別だ、なんていう人もいるが、そうとは思えない。そこにいくと、ふだんはいている運動靴は、足首への違和感を軽減する。なんとなく足全体がはっている時は、締め付けによってつらいときもあるが、紐を緩めればよいことだ。

 このように足に問題を抱えているときだからこそ、靴の重要性をつくづく感じる。長靴で足に負担が少ないものがあったらありがたいのだか、紹介してほしいものである。衣服はあまり身体に影響はないが、靴は安物買いはだめだということを感じるし、だからといって高ければよいというものでもない。いかに自分にあったものを探すかである。
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