Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

教員よしっかりしろ

2006-03-02 08:00:11 | ひとから学ぶ
 実は「管理責任」で「この県は終わった」と述べたが、裏話に加えて、さらに奥深い悩みが存在する。このいいがかりを言ってきた○○中学の教員は、息子の通う学校の教員である。ちょうど息子が入学するときに新任でやってきた。長野県では信濃毎日新聞に教員の異動が一覧で載る。もちろん新規採用の先生もどこの学校に着任するということがわかるわけだが、その新聞を見て驚いたのである。息子が阿南少年自然の家の夏季キャンプに行った際に、仲良くなった先生が新規採用で息子の入学する学校にやってくる、それがわかったからだ。ここまで書けば想像がつくと思う。このいいがかりをつけた先生だったのである。おそらく、息子の入学する学校の生徒の中でも、この新規採用の先生のことを知っている生徒はほとんどいなかったはずである。もちろんキャンプで世話になった先生だったから、息子にとっては嬉しいことだったに違いない。

 息子は、この阿南少年自然の家のキャンプには2年連続で行った。約1週間というキャンプだが、2年連続で行けるということはあまりない。いや、行ける人は限られている。いわゆる不登校とか、いじめられているとか、なんらかの問題を抱えている子どもたちが優先されて、そのなかに普通の子どもたちが混ざるようである。なぜ息子が2年連続で行けたか、いじめられるというほどの過度なものはなかったが、少し悩んでいた時期もあって、加えて「どうしても今年も行きたい」という息子の意をくんで、母も申請書にそんなことを少し書いたことも採用の要因になったのかもしれない。

 ということで、2年ともこのいいがかりをつけた先生は、大学生として、このキャンプに参加していたのである。そして、息子は、「ああいう先生になりたい」とまで終わったあとには言っていたわけである。そう息子の将来の夢は、阿南少年自然の家のキャンプにサポーターとして参加することだったのである。その希望の星であるべき教員の玉子が、いざ学校にやってきたら、この始末なのである。妻も「息子にはこんなこと言えないけど」と例の事件のことを話してくれたのだが、子どもたちによい思い出を作ってあげた彼らが、このまま教員不適切な人間に成長しないで欲しいと思うのは、わたし以上に息子が思っているだろう。いつまでも希望の星であってほしいものだ。もちろん、学校での姿を見るにつけ、少しずつはその希望の星は輝かなくなっているようだが、そうはいってもこんないいがかりを言うような人間を息子には真似て欲しくない。

 まさしく「教員よしっかりしろ」である。
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