味の素は、主力商品である和風調味料「ほんだし」を全面的に刷新した。
変革の発端は、1970年発売のこの商品の2000年以降の販売が縮小傾向に
あったという兆候・事実に着目した点。
「ほんだし」が発売されてから30年間の売り上げは好調で、
「和風だしのもと」の市場で55%のシェアを確保していた安定商品だが、
販売が少々減少したという兆候で、味の素は2005年にブランド再生に着手した。
同社は、販売減少の原因をつかむために市場調査を行い、
「カツオブシを使っていると信じられる」との回答が僅か4割で、
自社ブランドに懐疑的な顧客が6割存在していることに着目したようだ。
そこで、原点に戻り、初めから新しいものを生み出すという方針の下、
パッケージ等も消費者の声を取り入れて変更したとのこと。
・職人が燻し分けた3種類のかつお節
・健康を考えて15%の減塩
・環境に優しく、人に優しいパッケージ
その過程をホームページで発表している。
売れ行きは好調で、勇気を出して全てを変えた結果が出ているようだ。
【味の素KK】「ほんだし」 ~37年目の新「ほんだし」誕生
★1999年7月からキャッチコピーを「あしたのもと AJINOMOTO」に変更していたようだ。
味の素の「ほんだし」ブランドの変革は、
「①変革の勇気 ②守るべきものを守りぬく自信
③両者の間のわずかな差を見分ける眼力。」を
実践した見事な対応だと思う。
世の中から評価されなくなってきている兆候を見逃さず、
タイムリーに変革している会社は素晴らしい。
Speed and Change for Customer!
変革の発端は、1970年発売のこの商品の2000年以降の販売が縮小傾向に
あったという兆候・事実に着目した点。
「ほんだし」が発売されてから30年間の売り上げは好調で、
「和風だしのもと」の市場で55%のシェアを確保していた安定商品だが、
販売が少々減少したという兆候で、味の素は2005年にブランド再生に着手した。
同社は、販売減少の原因をつかむために市場調査を行い、
「カツオブシを使っていると信じられる」との回答が僅か4割で、
自社ブランドに懐疑的な顧客が6割存在していることに着目したようだ。
そこで、原点に戻り、初めから新しいものを生み出すという方針の下、
パッケージ等も消費者の声を取り入れて変更したとのこと。
・職人が燻し分けた3種類のかつお節
・健康を考えて15%の減塩
・環境に優しく、人に優しいパッケージ
その過程をホームページで発表している。
売れ行きは好調で、勇気を出して全てを変えた結果が出ているようだ。
【味の素KK】「ほんだし」 ~37年目の新「ほんだし」誕生
★1999年7月からキャッチコピーを「あしたのもと AJINOMOTO」に変更していたようだ。
味の素の「ほんだし」ブランドの変革は、
「①変革の勇気 ②守るべきものを守りぬく自信
③両者の間のわずかな差を見分ける眼力。」を
実践した見事な対応だと思う。
世の中から評価されなくなってきている兆候を見逃さず、
タイムリーに変革している会社は素晴らしい。
Speed and Change for Customer!