「オレオレ詐欺」、「なりすまし詐欺」、「架空請求詐欺」、などと言われていたが、
手口の多様化で名称と実態が合わなくなったため、2004年12月に警察庁によって
統一名称として「振り込め詐欺」と呼ぶことになった電話での犯罪。
次から次へと新たな手口を考えるものだ。
つい先日、お袋に振り込め詐欺の電話があったようだ。
・警察からの電話
・大規模な詐欺団を摘発したところ、++銀行の**さん名義の通帳が出てきた
・確認のために電話した
お袋は色々質問をしたようだ。
・口座名義の漢字、銀行支店名、残高
・警察署名、部署、担当刑事名など
色々質問したからだろうか、また改めて電話するとのことだったようだ。
お袋は嫁さんに顛末を伝えると、嫁さんは警察に電話し、
「**警察には刑事2課はないし、**という刑事もいない。
振り込め詐欺なので、騙されたふりして、先方の言うことを逐次警察に連絡して欲しい。」
とのことだった。
これで、3回目の電話だ。
1回目は6-7年前のこと。
嫁さん宛てに、警察からという事で、ご主人が妊婦の乗った車と交通事故を
起こしたので、内密に示談でもみ消しにするという騙し。
→嫁さんは私の普段からの行動で一瞬信じかけたとのこと。。。。(^_^;)
2回目は4-5年前のこと。
お袋宛に、伝統的なオレオレ詐欺。
私に成りすました犯人からの電話。風邪をこじらせて体の具合が悪くなったという騙し。
→お袋があれこれ確認といつもの調子であれこれしゃべったので、
犯人が「うるさいなぁ!」(私の良く使う言葉)と言ったので思わず信じかけたらしい。
→さすがの犯人も、お袋のあれこれ干渉に思わず本音を言ったということで、
家族で大笑いしたオチもあった。(^_^;)
警察によると、年金が支給される日前後が一番被害が多いとのこと。
なんとも嫌な世の中である。
個人情報が悪用されているのも気にかかる。
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振り込め詐欺のテクニック(音声ファイル) :警視庁