goo極楽トンボの人生行路

勝手気ままに、独断と偏見の瞑想空間ほ

亡き球友

2015-11-27 02:14:38 | 日記
楕円形のボールをパスして4年間を共にしながら、大学を卒業してから一度も会う事も無かった人の喪中葉書で、彼の遺影に。

激しいラグビーの世界では考えられない程温厚な人柄の持ち主であった。
華麗なプレーは争わずに戦う真骨頂で誰しもが認め、未だにその残像が脳裏に焼き付いている。
ご礼室も『一度も喧嘩をした事がない』と話され、同席した者一同何の疑いも無く、流石真似の出来ない尊い人生観に私自身全く恥ずかしい限りで、未だに周囲に愚痴や文句の羅列生活が生き甲斐なのにはある意味恥ずかしい限りであった。

彼から限りないパスを受けたのに、どうしてこんな素晴らしい生き方を受け取らなかったんだろう。

彼のような聖人ばかりなら、世の中に争いなんか発生しないのにと、改めて教えられた。

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