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とうとよ/清貧の独り言。

メイクミラクル戦。

2005年01月30日 20時23分15秒 | モンコレ
うるずさん主催のネット大会、その第7回のデックとレポートを書きました。

使用デック。
レポート。

結果はまたもや負け越し。
レポートのほうにも書きましたが、ネット大会で勝ち越し収めたことが全然ない…。

そして、来月からの次のネット大会の企画が決まりました。
次のネット大会は、「メイクミラクル戦」

レギュレーション自体は普通のノーマルなSレギュ戦ですが、対戦中、常に《メイクミラクル》の効果がかかっています。


この《メイクミラクル》。
実際の儀式の《メイクミラクル》とちょっと変えている部分があります。

本来の《メイクミラクル》は、『「ダイス目」が1の時に、2Dに変更する効果』なのですが、今回は、『「ダイス値」が1の時に2Dに変更する効果』として扱います。

理由はルール上の問題。
「ダイス目」だといろいろ面倒な問題が起こるので…。


ルール上の問題以外にも、「ダイス目」から「ダイス値」になったことで、いろいろと状況が変わっています。

まずは、ダイス目変更効果で、無理やり《メイクミラクル》を発動させることができなくなったこと。
「ダイス目」ならば、《グレムリン》や《ハッピー・ターキー》で無理やり1にして、効果を発揮することができますが、「ダイス値」の場合、それらのカードでは発動させることができません。

ルール上の問題がでたのもこの辺だったりするのですが…。

「ダイス値」の場合、無理やり発動させることのできるカードは、《黒い翼の天使》と《ブラフ》ぐらいのもの。
(ただし、《黒い翼の天使》は、《メイクミラクル》の2Dも、1か6にしかならないので、結局安定しない…。)

しかし、《グレムリン》や、《ハッピー・ターキー》が意味を成さないわけではありません。
《メイクミラクル》が発動し、2Dになったダイス値を、1に変更することは可能なのですから。
特に《グレムリン》は、《メイクミラクル》を意識したデックには、かなりの効果を発揮するでしょう。


また、ダイス値になったことで、「2Dして高い目」や「2Dして低い目」などの表記のあるカードでは、ダイスをたくさん振らなければならないかもしれません。

「2Dして高い目」のダイス値が、1と6だった場合、その1が2Dに変更されますので、2Dと6を比べて、高いほうのダイスが、この効果のダイス目となります。

2つのダイスが1と1だった場合には、4つのダイスを振ることになりますね。


そして、ダイス値になったことで、得をするカードももちろんあります。
《サンダー・ボルト》なんかがその代表。

《サンダー・ボルト》はダイスが1だったりすると、何の効果も発揮しません。
《サンダー・ボルト》のスカとして有名?なこの現象が、今回は起こりません。

1を振った時点で2Dに変更されますから、その2Dの結果がたとえ1ゾロでも、2-1で1点は絶対にダメージが出ます。

同じように、精霊の矢とか、もともと「XD-1」のカードは1は確実に出るようになります。

1か0かは大きな違い。


これが「ダイス目」の効果だとそうはいかなかった。
《サンダー・ボルト》で「ダイス目」が1の場合というのは、「ダイス値」が2の場合。
2-1=1になった場合です。

最初に1を振ってしまうと、ダイス目は0になってしまうので、《メイクミラクル》は発揮されません。



さて、この「ダイス目」と「ダイス値」との違い以外にも、普通の《メイクミラクル》と違うところがあります。

それは、当たり前のことですが、儀式スペルを使ったわけではないということ。

普通ならば、儀式スペルの《メイクミラクル》を使わないといけないわけですから、「儀式スペルは1ターンに1回」のルールがある、モンコレ2では、《メイクミラクル》と儀式スペルの併用は難しいことになります。

しかし、先ほどの《サンダー・ボルト》の例のように、今回は、他の儀式スペルとの併用が簡単にできます。

通常の場合、6を絶対に超えられない《マジック・カタパルト》や《ジェット・ワールド》が、ものすごい効果を発揮することも可能です。



そんな今回の大会。
まあ、そんなに《メイクミラクル》を意識しなくても、中身は普通のSの大会。
たまにダイスが多く振られるだけなので、たいした変更ルールでもないかもしれません。
それでも、これが明暗を分けることは十分考えられますし、やはり、《サンダー・ボルト》や、精霊の矢でスカがなくなるというのは大きいかな。



なんにせよ、今回こそは、まともな成績を残したいものです。