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とうとよ/清貧の独り言。

モンコレスペル考察 聖スペル編(1) 2基本 とうとよ版。

2005年01月27日 15時04分08秒 | モンコレ
薬岡さんのスペル考察の続きが来ました。
なんか風が抜けてるけど、まあ、そのうち書かれるのでしょう。

と言う訳で2基本聖スペル編。

Dragons&Medicine:もうなんか久しぶりなんだけどモンスターコレクションスペル考察 聖編(1)
こちらの記事を参考に書いております。


《クロスファイア》

《レジェンド・ホーン》キラー…になったらいいな。

確かに、枠2つでこの威力はちょっと不満が残ります。
が、しかし、聖スペルにはこれぐらいしか直接攻撃可能なスペルがないと言うのも事実。
《ジャスティス》は2点ですし、《ドラコ・イリュージョン》は攻撃力アップのみ、《エンジェル・ヘア》はある程度枠が必要。
《ホーリー・ディスラプト》、《マジック・ミサイル》、《フルムーン・シャワー》は条件付。

聖スペルは直接攻撃が苦手なようです。

枠2つと言うことで、比べられやすいのが《ドラコ・イリュージョン》でしょう。
攻撃力がアップするだけで、直接攻撃とは言えないのですが、その攻撃力アップだけで十分過ぎるほどですし、さらに「死亡しなかったことにする」効果つき。

しかし、そんな《ドラコ・イリュージョン》にも難点があります。
《ドラコ・イリュージョン》は聖枠2つでは使えないのです。

ですから、聖枠ばかりで他の色のスペルを持たない、《アーク・エンジェル》、《キューピッド》や、ワルキュリア、バステトなどでは、《ドラコ・イリュージョン》は使いにくい。

そんなときこそ、《クロスファイア》。
《ジャスティス》が届かない相手のために、是非ご準備ください。

聖枠が余るなら、攻撃力アップ&防御力ダウンの《エンジェル・ヘア》の方が優先だろうという方もいらっしゃるかもしれませんが。


《ジャスティス》

古来より伝わる基本対抗スペル。
近頃では力不足の噂も聞かれるようになりましたが、まだまだ活躍の場も多い。

相手を選ばない無属性ダメージを利点と見るか欠点と見るかは意見の分かれるところ。
耐性に邪魔されることは少ないですが、《クリティカル》も効きません。

これまた、最近では《エンジェル・ヘア》にお株を奪われている部分があり。


《ディスペル・マジック》

聖属性の基本スペル。
戦闘スペルに対して、しっかり打ち消すことができるのが聖属性の利点の一つですね。
水の《デフレクション》、《アイス・ミラー》、《ティアー・ドロップ》は条件が厳しいですし、土の《サンド・カーテン》は打ち消せないので、スペルによっては無力です。

副次効果として、魔法生物が破棄できます。
シオライに対しては無類の力を発揮…するかどうかは微妙ですが。

ワルキュリアなどで、《呪いの着せ替え人形》とのコンボや、水スペルとの組み合わせで《ポリモルフ》など、変身コンボというのもあり。

《キャンセル・ライト》とどちらを選ぶかは好みの分かれるところ。
デックの弱点として、《プラズマ・ボール》、《ナイト・ウィスプ》、《シャドウ・ストーカー》など魔法生物の名前が挙がるようなデックなら、《ディスペル・マジック》でしょうか。
とくに、《ナイト・ウィスプ》に対抗できるのは大きいかもしれません。

変身コンボ入りのデックなら迷わずこっちかな。

また、どちらも積んで、戦闘スペルに対して無敵の布陣を敷くと言うのも…。


《ホーリー・ゲート》

守りに優れる聖スペル。
特に《リジェネレーション》など、「死亡しなかったことにする」効果がありますので、戦闘に生き残ることは比較的容易。
しかし、反撃が続かない場合が多いように思われます。
バステトのディフェンダーの中途半端さがそれを象徴しているような…。

そこで《ホーリー・ゲート》。
なにか反撃用のユニットを呼び出しましょう。

使用条件無視としては、エルバニーシルーズ、復活祭シリーズ、ドミニオンシリーズ、トランプシリーズ。
千年王国シリーズと比べ呼びにくい、復活祭シリーズが呼べるのは大きいかな。
スロットにカードがないときのトランプシリーズも即戦力と成り得る。

もちろん、《ドミニオン・ナイト》は普通に強力なのですが。


《マジック・シールド》

守りに強い聖スペル。
攻撃にだって強い。

水属性の攻撃限定や、土属性の防御力アップとはまた違い、「攻撃」自体のダメージを減らします。
変にユニットに干渉しない分、防がれにくい部分があるかもしれません。
しかし、攻撃力を減らさないので、なにかと融通が利かない部分もあります。
《ウォーター・シェル》コンボとかできませんし。
その辺は、魔の《ブラック・フォッグ》の方が優秀ですね。
相手パーティが大型なら、《マジック・シールド》の方が効果が高いと思うのですが。

ただし、《マジック・シールド》はダイス目次第。
場合によってはほとんど減らないので注意が要ります。

薬岡さんの記事の《マジック・シールド》の表記はなんかおかしいなぁ。
【普通/対抗】ではなくて、【対抗:攻撃限定】のはずですし、表記も微妙に違うような…。
基になっているSNEのカードリストの表記がおかしいんだな…。


《リジェネレーション》

《ドラコ・イリュージョン》に比べると弱いとのことですが、どの辺が弱いのでしょうか。
やはり、《ドラコ・イリュージョン》の攻撃力アップが大きいと言うことなのでしょう。

《ドラコ・イリュージョン》は、死亡しなかった効果に加え、攻撃力アップ効果があります。
この攻撃力アップ効果は、そのまま決定力となってしまうほどのものです。

それに比べて、《リジェネレーション》は、代償は必要だし、守るだけだし、ということですね。

しかし、やはり枠が1つで済むのは非常に大きい。
《リジェネレーション》に決定力がないというのなら、決定力はその使わずに済んだもう一つの枠で産み出せばよいことです。

行動完了能力など攻撃力と関係ない部分で決定力を生み出す手段もあります。
行動完了能力を使ったユニットは、もう攻撃には参加できないのですから、攻撃力が上がる意味もありませんし。

で、そんなユニットの代表格がなにを隠そう《グリーン・ディスティニー》。
《グリーン・ディスティニー》こそ、《リジェネレーション》向きのユニット代表でしょう。

もともと守りの弱いディスティニーですから、《リジェネレーション》に加えて、さらに土スペルまで守りに回せるのはとても大きいことです。
決定力はストーン・ブレスで十分ですから、さらに攻撃力は必要ありません。

さらに、大型ユニットですから、即時用ユニットのために手札を確保しておく必要もないですし、スペル枠は2つしかないので、《リジェネレーション》の代償が支払えずに困ることもまずないでしょう。

このように、《リジェネレーション》は、《リジェネレーション》向きのユニットで使った場合には、《ドラコ・イリュージョン》とはまた違う、強力なスペルと成り得ます。

《リジェネレーション》向きのユニットとはどんなユニットなのか。
《グリーン・ディスティニー》だ!!というだけではなんですから…
まずは、攻撃しないユニット。
さらに、スペル枠をフルに利用したいユニット。
それから、もともと枠が少ないユニット。

このようなユニットの場合、《ドラコ・イリュージョン》ではもったいない、またはもともと使用すること自体不可能などの理由により、《リジェネレーション》の方が向いていると言えるでしょう。

先程、《クロスファイア》のところで述べた、聖枠のみのユニットたちも、それに当てはまります。

《リジェネレーション》は、デックに対する必要枚数が多いというのは難点です。
《リジェネレーション》と、それを使うユニットに加えて、代償のカードと、さらにユニットが決定力を持っていない場合は、決定力となるカードが必要。

それにくらべ、《ドラコ・イリュージョン》の場合、《ドラコ・イリュージョン》とそれを使うユニットを用意するだけで、ほぼ決定力も用意したも同じことですし、代償も必要ありません。

まあ、やはり一長一短。




やはり聖スペルの特徴は守りですね。
それも土とは違って、受け止めるのではなく、打ち消す守り。
反対に攻撃の面では劣る。
万能を体現した《ドラコ・イリュージョン》といえども、やはり条件の厳しい部分がありますから。

これでアイテムに対する手段があればなぁ。
《ハーモニー》はどこへ行ったのか。