日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

必死さが足りない。

2006年11月30日 23時00分50秒 | 司書日記
朝も早よから出勤し…、夜は遅くまで残業…はするわけには行かないので、早めに帰ってあとは宿題、そしてまた次の朝早くに残りの作業を行う。

一日中、仕事以外のことはしてない…はず。

なのに、どうしてだろう。
まだまだ、もっともっと、なにかできる気がする。

時間の無駄遣いが多い気がする。

必死さが足りない気がする。


もっとできるはず。
もっとやらなきゃいけないはず。


やりたいこと、やらなきゃいけないことの、半分も済んでいないじゃないか。
そんなんじゃ…ダメだ。

この歳で、社会人一年目、司書として使い物になる能力は、まだ持ってはいないじゃないか。
そんなんじゃ…話にならない。

だからもっと、もっと頑張って。
もっともっと、必死に頑張って。

一秒たりとも無駄にしてはいけない。
遊んでいる暇なんてない。


はずなんだけど…。
実際のところ、作業中に意識は飛ぶし、休日は結局なんだかんだで遊んでる…もしくは、半分を睡眠に費やして終わってる。

こんなんじゃダメなんじゃないのかなぁ。
もっと…もっと必死にならないとダメなんじゃないのかなぁ。


そんなことを考えつつ、毎日業務に勤しむ。
そしてまた、予定の半分もこなせずに帰宅、今日も一人、「必死さが足りない、もっとできるはず…」と後悔する。


…なにやってるんだろう。

受け入れ手順。

2006年11月29日 23時21分44秒 | 司書日記
今日も今日とて受け入れ作業。
目録カード書きまくり。


ここの学校図書館の図書受け入れの工程は、大きく分けると次の3つの工程に分けられます。

・図書台帳への記入

蔵書管理の大本、図書台帳への書誌データ記入です。
電算化されていない図書館ですから、もちろん手書き。

分類番号、著者記号も書き込む必要があるので、それらの決定も、ここで行われることになります。

・目録カードの作成

蔵書検索の大本、目録カードへの書誌データ記入です。
いうまでもなく手書き。

基本となるカードに加え、書名カードを作成。
さらに、9類、絵本の資料には、著者カード、9類、絵本以外の資料には、件名カードを作成します。

基本、書名、そして、著者or件名と、1つの資料に対し、最低3枚のカードが必要になることになります。
基本カードは、購入時に業者さんがつけてくれることが多いのですが、内容に不足があったり、うちの図書館の記入方と違っている部分があったりして、どうしても修正や追加が必要になります。

著者、件名についても、中には9類でも件名カードを作ったほうが良い資料もありますし、件名が1つでは不足だと思われる資料もあります。
その場合は、さらに追加してカードを作成することになります。

多分、ここが一番時間の掛かる作業になります。

・図書の装備

蔵書印、ラベル、保護フィルムなど、資料に装備を施す作業です。
なれないうちは、ここに一番時間がかかっていました。
最近はすこし慣れてきて、それほどでもなくなりましたが。

これぐらいなら家でもできるかな…ってことで、最近はこれを家に持ち帰って、宿題としています。

そんな作業をしていると、すぐにこんな時間になってしまっていて…、睡眠時間が削れるんですけど。

今日も、14冊の本を持ち帰ったのですが…
結局、4冊しか完了していない。


これら3つの作業を、その時々によって、臨機応変に入れ替えながら図書受け入れ作業を行います。

結構…時間掛かります。
全部手作業ですし。


今ある資料を年内に全て受け入れか…できるのかな…。

前任の司書さんは、目録カード書きを後回しにしたまま進めていらしたようです。
とりあえず図書館に並べること最優先ってことだったのでしょう。

しかし…。
そのつけは、今、私に降りかかってきています。

書きかけの目録カードの束は、いまでもそのままですし、資料検索の際も、目録カードに不備があると、どうしても見落としが出てしまいますし。

結局、誰かがどこかでやる必要があるなら…。
ってことで、私はしっかり一つ一つ書いて行っています。
しかし、その分、受け入れ速度は落ちます。
その上、私にはそんな作業経験がありませんでしたから、いちいち試行錯誤しながらの作業です。

うーん。
はっきり言って遅い。

もちろん、一日中、受け入れ作業だけやってる訳にもいかない。

さらに遅くなる。


うーん。



まあ…とにかくやらなきゃ終わらないと…。

今こそ、その時だ。

2006年11月28日 23時11分58秒 | 司書日記
今日は、個人懇談のため4時間で授業は終了。
午後からは児童がいません。

今こそ、本の受け入れ作業をする時だ!!

と、意気込んではみたものの…。
結局、他の作業と合わせて、今日受け入れできた本はたったの7さつ。

まだダンボールに5箱ぐらい、手付かずで本が残ってます。

…ああ、先は長い。


受け入れ作業だけやってる訳にも行かないしなぁ。

冬休みですか。

2006年11月27日 22時10分06秒 | 司書日記
昨日の記事は、「私の町の図書館」のことなのか、「私の学校の図書館」のことなのか曖昧だな…。

まあ、私が本を借りるのは、学校図書館じゃなくて、町立図書館のほうですね。


さてさて。
もう冬休みの算段をする時期になりました。

2学期も終わる。

なんとまあ。
あっという間ですな。

やはり、このまま、あっという間に一年過ぎて行きそうです。


どうにも…ついて行くのがやっと…。
いつも息切れ状態です。

なんとか…振り落とされないようにしないと行けません。
仕事面はもちろんのこと、健康面でも…。

今日もセキは続く。

手のつけどころ。

2006年11月26日 20時32分37秒 | 司書日記
なんでも読みたい人間は、なんでも読んじゃう人間は、図書館の本は多すぎて、どこから手をつけていいのか分からない。

だから優先順位を作りましょう。
何から先に読みますか。
何から先に借りますか。


そんなことを、ここに書く意味は特にないのだけど、なんとなく書いておこう。


まずは、今読んでいる本のつづき、関連本。
とりあえず、切りのいいところまでは続けて読んでおかないと、中途半端になってしまいます。

ただ、何を続きとして、なにを関連とするのかは難しいのですが。

関連なんて、引き出そうと思えば、それこそ無限に引き出せてしまいますし。


次に、仕事上読んでおいた方が良い本。

資料集めを頼まれたテーマの本や、うちの図書館に不足しているなと感じた本。
つまりは購入候補。
それを絞るために、自分で読んでおきたい本。

子どもたちから薦められた本、話題になっている本、人気のある本。


図書館関連の本も、この仕事上読んでおいた方が良い本に入るのだけど、近頃はこれに手を出している余裕がない。


そして、夏休みに皆さんから集めた、読書アンケートで紹介していただいた本。
これを少しずつ読んでいく。




まだまだ読みたい本はあるのだけど、あまり手広くしてもしょうがない。
まずはここまで。

この全てを図書館で調達するのは難しいのかもしれない。
だけど大丈夫。
どうせ調達しきれない。
調達しても読みきれない。

今のこの優先順位でも、本がありすぎて順位つけ切れないぐらいなのだから。



今日は読書アンケートから、ファーブル昆虫記を読んでいました。
岩波の完訳版、ハードカバーの6巻です。

今日はそれで一日が終わってしまいました。

なんとも…。
このファーブル昆虫記は歯ごたえがある。

なんでこの本は、読むのにこんなに時間が掛かるんだろう。

それは、私が実物の虫についてよく知らないからなのかもしれません。
文中でその形態について、詳しく説明してあっても、実物についてあまり詳しくない私では、その文章だけでは映像が結ばれない。

映像が結ばれないままでは、書いてあることを文字でしか認識できず、理解しづらい。

まあ、実際は、その形態の説明を無視して、自分の良く知る、似た種類の虫が映像として結ばれているのですが。
バッタ、コガネムシ、ふんころがし…。
松の毛虫なんて、自宅の庭に腐るほどいるはずだし、見てもいるんだけど…。

やはり、触れ合った経験が少ないので、いまいちどんな姿をしていたやら…。


実地の経験があれば、この本ももっと興味深く、楽しく読めるのだろうなと、とても残念に思うのでした。


まあ、知らないなら、知らないなりに楽しみ方もあるし、読むことはできるのですが。

特に、このファーブル昆虫記は、「昆虫記」というより、「ファーブルさん自伝」とか、「ファーブルさんエッセイ集」みたいな部分がありますし。



と、そんな訳で。
読みたい本、読まなければならない本、読んでおきたい本…本は尽きず、後から後から湧いてきて…。

やっぱりとても読みきれないのでした。

セキ・ノド・カゼに…。

2006年11月24日 22時33分54秒 | なし
セ…セキが止まらない…。
喘息でもあるまいし…なんだこれは。

先週末から続いている、セキが、止まらないどころか、ますますひどくなって…。
カウンター業務中もずっとゴホゴホゴホゴホ…。

図書委員の子から心配される始末です…。


のどが特に痛いって訳じゃないんだよなぁ…。
鼻水は出まくってるけど…。

結局カゼなのか。

週末使って治せるかな…。

予算の季節。

2006年11月23日 22時55分46秒 | 司書日記
また、教科書に関わる季節がやってまいりました。

予算ですって。
まずは、先生用の教科書…つまり指導書の予算を出さねばならないそうで…。

…。
児童用の教科書ですらよく分からないのに、指導書…先生の教科書ですか。


そんなん、わかるわけないやん!!


って、放り出す訳にも行きません。
前年度、前々年度の資料を参考にしつつ、各先生方、校長先生などにいろいろ質問して…。

なんとか作らないと。



しかし…。
図書館の予算に関してではなく、教科書の予算の方に関わるんだなぁ…。

まあ、図書館についても、備品に関してはあったんだけど。
肝心の図書費については、司書が触るという話は聞かないし…。


なんというか…面白いなぁ。



その作業を、今日使ってすこし進めようと思っていたのですが…。
1日って短いなぁ。
もう休日が終わる。

早く寝ようと思っていたのに、そんな作業してたらもうこんな時間だ…。



ああ。やっぱりなんだか時間がない。

読書計画。

2006年11月22日 21時52分06秒 | 司書日記
実は100冊計画進行中なのです。

まあ…もともとエンドレスに本を読み続けているのに、今更100冊で区切る必要もないのですが…。

まあ、強化期間といいますか。


始まりは9月23日。
その日の記事にちょっとしたメモを残しています。

日々呟く。:休日を大切に。

カウントは読書感想文の記事数で。


で…現在、2ヶ月が経とうとしているのですが…。
今のところ、27冊。

2ヶ月でこれだけってことは、100冊達成には8ヶ月。

…明らかに遅い。

その前の100冊が3ヶ月ほどでしたので、スピードは半分以下ということになります。

これでは強化期間も何も…。
むしろこれまでより減っているじゃないか。


まあ、学校で職務中にちょいちょい読んでる本を加えたら、とっくに100冊ぐらい突破してる気もするのですが…。

読む時間ないなりに、必要に迫られて中身確認してるしなぁ。


しかし、一応基準は読書感想文を書くこととしてます。
これなら、なんとなくの流し読みにならないですし。


さて、もう少し気合入れて読まないと…。
業務にも必要不可欠なことなんだしな。

欠。

2006年11月21日 21時54分20秒 | 司書日記
私個人のことはとりあえず置いておくとして…。

現在、図書館の環境は非常に穏やかです。
なんせ、何かとお騒がせの学年が、1学年まるごと学校にいませんから。

1クラスいないだけでもかなり違うのに、1学年丸ごといないとなると、その違いは顕著です。


なんて静かなんだろう…。


この期に、滞っている業務を少しでも進めておきたいところなんですが…。

いないならいないで、いろいろ困ることもある。

まずは図書委員が半分いない。
そして先生も学年まるごと+校長先生を初めとした先生方も、引率のためいない。

そのために進まなかったり、滞ったりすることもやっぱり多くて…。


やっぱり学校は、多少騒がしくとも、落ち着かなくとも、みんな揃ってるのが一番なんですよね。



そして私は…
なんか微妙に熱っぽい。
セキも止まらないしなぁ。

タフネス…かぁ。