日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

図書館教育コーディネート。

2014年06月10日 21時21分57秒 | 司書日記

長くなるので久しぶりにここを使う。

 

今日は図書の時間のブッキングが起こった。
先週も同じことが起こっていた。

本当なら、私が全部管理できたらいいのだけど。
私はそれぞれの学級の時間割を知らない。
それを知ることができるようにするのは、難しいことだろうか。

そして多分、それぞれの先生方も、他の学年の時間割は知らない。

「使用割り通りでも、毎回使用するって書いたほうがいいですか?」
って質問があった。
私としてはそれが一番いいと思う。
でも、それは現実的に難しいだろう。
使用割りは先にできていて、そこはその学級が使うことが前提なのだから。

前の学校で実際それをやろうとしていた。
でも、先生たちは忙しくて、とてもそんなのを毎回書いている時間はない。

他の特別教室ではそんなことする必要ないのだし。

ただ、図書館は他の特別教室とは違う。
何より私がいるからだ。
私を有効活用するならば、本当なら、図書館は図書館だけで使用割りを考えるべきだと思う。
私がそれぞれの学級の時間割を把握したうえで、図書の時間のコーディネートをする。

それが学校司書の仕事なのか、司書教諭の仕事なのか、それはよくわからないけど、図書館教育担当者の仕事であることは間違いないだろう。

最大限、図書館は使ってほしいのだ。
そして私も。私も使ってほしい。

図書館の空き時間はとてももったいない。

ブッキングも、それがお互いの学級の図書の時間として許されるのならば、歓迎だと思う。
貸し出し、返却だけなら、2,3クラス一緒に来ようと、そんなに問題はない。
問題は、お互いの学級で、担任の先生がそれを了解しているか。

私は先生たちの事情はわからない。
「都合がいいように先生たち同士で話してもらったらいい」
そう言いきっちゃうのは簡単だ。
でも現実はそんなに簡単じゃない。
それができないことぐらい、経験上分かってる。
5年以上学校司書してるんですからね。

先生たちも、他の学年の時間割は分からないし、そんな打ち合わせをする時間もないのだろう。
もともと「図書の時間」なんて、そんな教科ないのだから。

その上で私ができることは何だろう。
週4日しかいない、6時間しかいられない私ができることは何だろう。
いつもいない私が、図書の時間をしっかりコーディネートするなんてことはできない。
なんせ私自身がいないのだから。

もっともっと図書館を使いやすくしたい。
それが、この学校での私の目標。

それは子供たちだけが対象ではない、先生たちにも使いやすい図書館にしたいのだ。

なにができるだろう。
なにができるだろう。

今与えられた自分の仕事もまだきちんとできていない私が、そんなこと望むのは、高望みに過ぎないのかもしれないけど。
目の前の仕事をまずやらないと、使いやすい図書館なんて、夢のまた夢なのだけど。


一度は要らないと言われても。

2013年09月01日 17時44分02秒 | 司書日記
人が足りないときに、

「あの人がいる、あの人にお願いしたら大丈夫。」

と言って呼ばれるか、

「あの人ならいるけど…、仕方がないからあの人にお願いしよう。」

と言って呼ばれるのかでは全然違う。


私は今、今年から勤めている学校図書館と、昨年までいた公共図書館、2つの図書館に勤めています。
そして、よく考えると、どちらでも、私は一度は「要らない」と言われた身なのです。

学校図書館の方は、採用の面接で一度は不採用になり、その後、人が足りなくなったとかで急遽呼ばれました。

公共図書館も、やはり採用面接で不採用となり、3月までで一度職場を離れていたところ、こちらも人不足で急遽、呼ばれました。

こうして呼んでいただけるのはすごくありがたいこと。
なのですが、私は最初に書いたふたつの、どちらで呼ばれたのだろうってたまに考えます。
そして、どうしても、「私は要らないと言われた人間なんだ」と思ってしまう。


そんなこと考えても仕方ないのですけどね、今ある仕事をとにかく精一杯やるしかない。
「あの人なら!」と呼ばれたにしても「仕方ない」と呼ばれたにしても、その業務を精一杯やらなきゃ。

そうして呼んでいただけたことを、チャンスとして活かさないと。


そうすれば、次は、「あの人なら」と呼んでいただくことも可能になるかもしれません。

なにより、「要らない」と言われない人間になれるかもしれません。

ひとり。

2010年05月03日 08時37分27秒 | 司書日記
今日は勤務日。

今までは、他の臨時さんと一緒に仕事していたのですが、今日は私一人。
臨時の担当の仕事をすべて一人でこなさないといけません。

なんだか私、結構緊張しているようで…
夢にまで見るしなぁ。
やはり一人というのは不安ですね。

しかしです。
私、これまでの4年間、先生方の協力はあったと言え、一人で図書館運営してきたんですよね。
今更一人がなんだというのか。

4月の一ヶ月間、複数人で仕事することに慣れてしまったのでしょうか。
たった一ヶ月で、他の人に甘えることを覚えてしまったのか。

なんて生ぬるい。


ともかく、今日は一人。
しっかりやらねば。

休日だけど、ゴールデンウィーク中はそれほど人は多くないみたい。
頑張ろう。

実用書。

2010年04月29日 23時14分56秒 | 司書日記
公共図書館での仕事は、主に返却された本を書架に返し、ついでに書架を整理すること。
他にも閉架の整理や、本の修理などいろいろありますが、まあ、仕事量としては返却された本を戻すのが一番になります。

通いなれた図書館ですし、NDCさえ理解していれば、だいたいの本の場所は分かるのですが…

分からないのが実用書。
あそこだけはどうにも…。

うちの図書館の実用書の書架は、NDC別というよりは、目的別、用途別に本を配置しています。

例えば料理、それも和食、洋食とかいう区切りではなく、野菜料理、肉料理、おべんとうなんかに分けられています。
例えば健康、医療、ここも、目・鼻・口、腰、更年期障害、などなど、なんだか細かく分かれていて…。
また、同じコーナーに様々な分類番号が同居していたりして、よくわかりません。

そんな状態ですので、コーナー内の本の配置も、元はNDC順になっていたのでしょうが、違う番号が同居している状態で借りたり返したり閲覧したりしているうちに混じっちゃって、もう配列はぐちゃぐちゃ。
全部きちんと並べなおしているといくら時間があっても足りないので、とにかく、そのコーナーにそのコーナーに配置されてる本を返すので精一杯な状態になっています。

が、またこれが分かりにくい。
どの本がどのコーナーに属しているのか、ぱっと題名を見ただけでは分からないのですよね。
「布で作るアクセサリーの本」…これがどこに入るのか。
雑貨コーナー…違う、アクセサリーコーナー…違う、で、結局は布で作る…なんて名前だっけ…そんなコーナーに配置されている本なんですね。

NDCが頼りにならないので、とても分かりにくい。
あまりにも分かりにくいコーナーには、色シールやフィルムなんかが貼られていて一応分かるようにはなっているのですが…全部のコーナーがそうなっているわけではないので、慣れないとどうもこうも。


むう。
とにかく慣れるしかないのかな…。
NDCって、分類番号って偉大ですよね…。

と、私の説明が一番分かりにくいのかもしれない。

行動が伴わなければすべて妄言。

2010年04月24日 00時51分27秒 | 司書日記
さて。
いつまでも呆けているわけにもいかないです。
やるべきことを見定めないとね。


当面、私は親に世話になって生きていきます。生きていけます。
言い方は悪いのかもしれないが、その状況は最大限に活かさなきゃいけない。

この間に、何とかしなきゃいけないのです。
いろいろなことを。


まずは、今の職場での仕事をきちんとこなすこと。
それこそ誰にも負けないくらいに。

今の職場、たまに嘱託職員募集もしています。
臨時での実績が、その際に加味されるかどうかは分かりませんが、とにもかくにも、今の仕事もできない人が、それ以上を求めても仕方ありません。


そしてもうひとつは、空き時間の使い方。

なんだかんだ言っても、今の職場は最大月12日勤務。
それ以上はありません。それ以下ならいくらでもありますけどね。

空き時間はたくさんあります。
何をするか。
まずは勉強。読書。
そして各地で行われてる図書館関連、読書関連のイベントに参加する。

他には…。
地域の学校図書館に関われたらいいんですけどね。
どうも、私の町の学校図書館には、司書教諭しかいないみたいで。
学校司書は配置されていないようです。

ボランティアって形でも構わないので、なにかしら関わりを持つことはできないか。
今の図書館の館長さんや、役場なんかに問い合わせてみようかな。

それがダメなら、他の地域で、図書館で。


とにかく。
私はこの道で生きていくのです。

ならば。

他の人と同じことしてても先はない。

やれるだけのことをやらなきゃ。



あとは。
これが口だけにならないようにすること。
自分を強くもつこと。

きっとそれが一番難しいよね。

子離れ。環境に適応する力。

2010年04月18日 21時34分02秒 | 司書日記
今日は貴重な出勤日でした。
主な業務はやはり配架作業。
皆さんが返した本を本棚に戻して行きます。

あっちこっちウロウロしながら作業していますので、利用者の皆さんからいろいろ声をかけられます。
主に、「この本はどこにありますか?」って質問ですけどね。

児童書架に本を戻しているときに、親子連れの、小さな女の子から声をかけられました。
小学校一年か、それより下か…。
やっぱり、「この本はありますか?」って質問でした。
閉架書庫にある本でしたので、ちょっと閉架に回って本を取ってきました。

本を手渡すと女の子は、「ありがとうございました」って言ってくれました。

それだけなんですけど…。
なんででしょう。
涙が出てきました。


3月に退職し、4月始めの始業式のときにお別れをしてから…
私はまだぼんやりしているようです。
いつもそばに子どもたちがいた環境から離れたのですが、どうもその環境に適応できていないようで。

だいたい、4月になってから、毎晩見る夢は全部前の学校のことばかり。
夢の中でも、自分がもうそこにいない存在だってことは分かってるみたいなんですが、しつこくそんな夢ばかり見ています。
公共図書館で働いていても、やっぱり児童書架の、子どもたちがいるあの雰囲気のほうが安心できる。


なんでしょう。
表現はおかしいのですが「子離れ」できてないようですね。

「子どもたちのためになにができるか」ということを第一に動いて、子どもたちと会うためだけに学校に行ってた日々でしたから。
それがなくなってしまったことを、自分がまだ受け入れられていないのでしょう。

ですから、たった一言、何気なく「ありがとう」って言ってもらっただけで、ものすごい衝撃を受けちゃったんだと思います。

大人から言ってもらったのではなく、小学生ぐらいの子どもから言ってもらったからこそ…。



一歩間違えば危ないおじさんですけどね…。

ともかく、過ぎたことは過ぎたことなんだから…。
これからは、「うちの図書館の利用者様のために何ができるか」を考えて動かないとなぁ。


子離れ…か。

時間の使い方。

2010年04月09日 23時11分56秒 | 司書日記
水曜に出勤。
次の出勤は、18日の日曜日。
一週間以上の間があります。

やはりなんというか…。

時間ができましたね。
でもうまく使えません。

これだけ時間があれば、なんだってできるはずなんですが…。
実際のところはなんにもできてない。

ニコ生で放送してるぐらいです。
それもほぼ垂れ流しで…。


時間の使い方って難しいですね。
あまりに時間がありすぎるせいか、アトピーもひどくなってどうもこうも。
余裕がありすぎて皮膚をかきかきする方に時間を使っちゃってるようです。

時間がなければ余裕がないと嘆き。
時間があれば、うまく使えないと嘆く。


時間の使い方下手だなぁ。

忙しさの種類。

2010年04月05日 21時54分35秒 | 司書日記
今度の職場は立ちっぱなし。
最初から最後までずーっと作業しっぱなしになります。

でも…。
どちらかというと、やっぱり学校のほうが忙しかったですね。

質が違う感じです。

学校では、今やってる仕事、作業を進めつつも、図書館運営全体について、あれをやらなきゃ、これをやらなきゃと、常に他の仕事のこと、作業のこと、この先の図書館のことを考えながら仕事をする必要がありました。
さらにその上に、図書館以外のいろいろな仕事もありましたしね。

しかし、こちらでは今やってる作業をどう進めるかだけを考えていればいい。
作業自体の忙しさはあまり変わらないかもしれませんが、考えなければならないことの量が違います。

やっぱり…。
図書館ひとつをすべてほぼ一人で預かるって大変なことなんですね。

改めて…学校司書って大変だなと思いました。


まあしかし。
これもこれで結構大変ですけどね。
ほんとにずーっと動きっぱなしでしたしね。

なんにしても、週1しか出勤しないのなら、それぐらい忙しくてもいいのかなと思いますけどね。

喪失感。

2010年04月02日 21時13分24秒 | 司書日記
なんというか。
私にとって、前の職場が最初の職場だったからなのか。
そして、まだ次の職場のお仕事が始まっていないからなのか。

なんかぽっかりと…喪失感。
ここ2日、すべてを無くしてしまったような感じがしています。

あまりのギャップにどうもこうも。


しかし、明日は今度の職場の初出勤の日です。
週一出勤だろうがなんだろうが、お仕事はしっかりしないとね。

腑抜けてる場合ではない。