旧開智学校制作記 その2

2019-01-06 22:30:00 | 作成日記
こんにちは、もつぴです。

昨日に引き続き、現在制作中の旧開智学校についてポイントを紹介していこうと思います。
(「組み立てくらい、2日間部室にこもれば1人でも終わるやろ」と思っていましたが、
それは不可能だと気付いたので今日は このやろーくんや せきしょーくんに手伝ってもらいました)




今回は主に特徴的な正面について書いていこうと思います。

こちらが実物。

前回の記事で"和洋折衷の擬洋風建築"と書きましたが、ここですでに
天使の彫刻やバルコニー、コーニス(軒先などについている、でっぱった部分)という西洋的な要素と、
龍の彫刻や唐破風といった和風(アジア風)の要素が混在しています。
八角塔を洋風と捉えるか和風と捉えるかは難しいところですね。


これをレゴで再現していきます。
まずは上部から。

天使と開智学校の看板はこれが限界でした。
実物を見たことがある人にはギリギリ伝わる解像度かと思われます。
バルコニーの手前下方には、比較的新しい3幅ジャンパー(#34103 半ポッチずらし)を使用。

余談ですがこの看板、明治期に刊行された"東京日々新聞"(現在の毎日新聞の前身)
をモチーフにしているそうです。



バルコニーの奥の方はこんな感じになっています。
資料が限られていたので厳密さには欠きますが、ステンドグラスなどをしっかり再現しています。
アーチ状のタイヤのフェンダー(#50745)は以前から窓枠として使ってみたかったのですが、
Light Bluish Grayが存在しないと知って驚きました。

またまた余談ですが、当時ガラス製品は珍しかったため、
色ガラスをふんだんに用いたこの校舎は「ギヤマン学校」などと呼ばれていたとか。



こちらはウラのようす。
唐破風の角度づけに、かなりこだわりましたが、それを感じ取ってもらえると嬉しいです。
1つ上の写真を見てもらうと分かりますが、表からは見えないようにスロープを配しています。



龍の彫刻(っぽい何か)。
スペースが小さすぎました、これで勘弁してくださいm(_ _)m



その下、1階の正面入口がこちら。


実物はこのようになっています。
自分で言うのもなんですが、かなり頑張って再現しました。(笑)
パーツは全て接続してあります。
微妙な色合いを表現するためにDark Tan(濃い黄土色)やSand Blue(灰がかった青)を使用していますが、
これらの色はマイナーなのでパーツの種類が少なく、見かけ以上に苦労しました。
(このやろーくんに言わせればSand BlueもLight Bluish Grayも大差ないそうですが…!)

またまたまた余談ですがこの扉、普段は閉じており
一般の見学者は右奥手にある入口を使うのですが、行幸など特別な行事の際には開かれるそう。


今回はここまでです。
今年は(今年こそ)ブログやTwitterを頻繁に更新していきたいと思っておりますので、
ぜひチェックしてくださると嬉しいです。次回もお楽しみに〜。
それでは。

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