こんにちは。
駒場祭から1ヶ月近く経ってしまいましたが
大型作品を中心に、前回紹介しきれなかった作品を掲載していきます。
今回も分量が多いですが最後までお付き合いください!
…
TOKYO (統括:このやろー)
東大LEGO部が東京を作るという今までありそうでなかったものが今年の大型作品です。
主要な建物等をピックアップして都市を再現したものは
Architectureシリーズをはじめ様々なものが存在しますが、今回の作品においては
1)建物等の位置をできる限り現実に近くする
2)主要建物間にできたスペースもしっかりと作る
という従来の作品にはあまり見られなかった2点を特に意識しました。
1)に関してはひたすら地図とにらめっこをしました。
2)に関してはできる限り東京を歩き回って東京を肌で感じました。
その成果と言えるかはわかりませんが、例えば下町と都心部の街の作りの違いなど、
細かいところまで表現できたと思います。
そういった部分にまで注目してもらいた作品です。
こちらは地面の中。(電車の設計はV.14先輩。コメントもいただきました)
電車を用いたジオラマは人気があるとわかったのですが、ミニフィグに合わせたスケールでは
レイアウトそのものが小さく見えてしまいます。そこで電動トレインの縮小を課題として設計しました。
直径4.8mmのネオジム磁石を用いてダミーの車体を地下から引っ張っています。
以前は赤外線リモコンしか操縦方法がなかったためトレインを完全に隠すことは難しかったのですが、
最近のブルートゥースリモコンによって可能となっています。
ぶっつけ本番で動かしましたが、少々ぎこちない動作となってしまいました。
外観にこだわりすぎてダミーが重くなってしまったのと、地下の車体の重量バランスがうまく
取れなかったことが今回の課題としてあげられます。もう一度チャレンジしてみたいです。
以下、主要建物についても個別に写真とコメントをご紹介〜
安田講堂 (このやろー)
駒場キャンパス 1号館 (このやろー)
自分でスペース指定しておきながら、その狭さに苦しめられました。
それでもなんとか何の建物かわかる形にすることができたと思ってます。
東京駅 (もつぴ)
限られたスペースでいかに"東京駅らしい"要素を取り入れるか悩みました。
東京スカイツリー (もつぴ)
強度を確保するのに苦戦しました。
ディテールよりも全体としてのプロポーションにこだわりました。
東京タワー (Hachi)
展望台の対角線上に細い柱が伸びていく感じを表現するのに気を使いました。
クリップのスペースを確保するため、内部で2回ほどブロックが天地逆転しています。
蛇口パーツは手軽にトラスっぽい雰囲気を出せるので便利ですね。
東京都庁 (しゃなぎ)
実物の都庁はもちろんのこと、このブログにある2010年度の
大型作品の制作記も参考にしながら設計したので、自ずと気合が入りました。
ネオジム大先輩が中心になっていた都庁制作の記録は、自身も中学生当時に
リアルタイムで読んでいたような記憶があるのでなんとも懐かしかったです。(ブログって便利ですね)
正面・裏面の外壁を0.5ポッチ外側にせり出させ、垂直に立てた2x4タイルを
建物の骨格に接続するなどの工夫により、角の多い形状を8x12ポッチの中に収めています。
形状を優先した結果として外壁はツライチの部分が多くなったので、
見た目がのっぺりしないように白・新灰・新濃灰のパターンでメリハリをつけてみました。
東京ドーム (せきしょー)
角度付けを頑張った作品です。ヒンジやターンテーブルと呼ばれるパーツを使って角度をつけました。
ただ、実際に組むときのことをほとんど考えずに作ってしまったので
組むのが大変で強度がかなり低くなってしまいました。
浅草寺 (せきしょー)
他の建物に比べてかなり大きくなってしまいました。
見にくかったかもしれませんが、大わらじや大提灯、仁王尊像も作ってあります。
歌舞伎座 (V.14)
細かいディテールの多い建物で苦労しました。また背後のビルとのバランスにも注意しました。
個人的に赤い提灯の表現が気に入っています。
新国立競技場 (V.14)
丸い形を表現するためにブロックを横向きに使いました。
天井のガラスになっている部分の表現が難しかったです。
国会議事堂 (マイク)
狭い敷地で国会議事堂らしさを表現するのは意外に大変でしたが、
中央塔と衆参両院の議場の黄金のバランスを再現できてよかったです。
大型作品の紹介は以上です。
ここから、個人作品の紹介に移ります。
…
真珠の耳飾の少女 (HF)
フェルメールの傑作を立体化しました。
Anfield/アンフィールド (Rodney)
イングランド・プレミアリーグのリヴァプールFCのホームスタジアムです。
ヨーロッパでも屈指の人気を誇るスタジアムの1つです。You'll Never Walk Aloneの大合唱が有名。
Signal Iduna Park (Rodney)
Westfalenstadionという呼び方の方が浸透しているかもしれません。日本代表香川真司選手が所属する、
ドイツ・ブンデスリーガのクラブ、ボルシア・ドルトムントのホームスタジアムです。
サポーターの熱量が高く、平均観客動員数とスタジアム観客入場率は世界一です。
阪急9000系 (Yamatai)
阪急のフラグシップにして僕が恋した通勤車です。
「とある風景」(りょうへい)
江ノ電沿線っぽい風景をレゴで作りました。長谷の御霊神社近辺をモチーフにしています。
鉄道車両はYamatai 氏の制作です。
Ⅴ号戦車"パンター"A型
傾斜装甲が美しい大戦期ドイツの戦車を作りました。
A型を選んだのはプラモデルを組んだことがあり参考にしやすかったからです。
赤の出陣 (マスドライバー)
武者鎧を象ったロボットを組みました。大きい方は「金将」、小さい方が「銀将」という名前です。
銀将は将棋の駒が「成る」ように変形します。
150ピースくらいでできた食べ物
新入生に設計に慣れてもらおうという趣旨で作りましたが、上級生の作品も紛れ込んでいます(笑)
シュトーレン、おにぎり、みかん、焼きとうもろこしはいずれも新入生によるものです。
…
作品の紹介は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今後もブログの更新頻度を上げていくつもりでいるのと、
来年に向けてのお知らせも、後日アップする予定です。
そちらもお楽しみにしていただければ、と思います!
それでは。
駒場祭から1ヶ月近く経ってしまいましたが
大型作品を中心に、前回紹介しきれなかった作品を掲載していきます。
今回も分量が多いですが最後までお付き合いください!
…
TOKYO (統括:このやろー)
東大LEGO部が東京を作るという今までありそうでなかったものが今年の大型作品です。
主要な建物等をピックアップして都市を再現したものは
Architectureシリーズをはじめ様々なものが存在しますが、今回の作品においては
1)建物等の位置をできる限り現実に近くする
2)主要建物間にできたスペースもしっかりと作る
という従来の作品にはあまり見られなかった2点を特に意識しました。
1)に関してはひたすら地図とにらめっこをしました。
2)に関してはできる限り東京を歩き回って東京を肌で感じました。
その成果と言えるかはわかりませんが、例えば下町と都心部の街の作りの違いなど、
細かいところまで表現できたと思います。
そういった部分にまで注目してもらいた作品です。
こちらは地面の中。(電車の設計はV.14先輩。コメントもいただきました)
電車を用いたジオラマは人気があるとわかったのですが、ミニフィグに合わせたスケールでは
レイアウトそのものが小さく見えてしまいます。そこで電動トレインの縮小を課題として設計しました。
直径4.8mmのネオジム磁石を用いてダミーの車体を地下から引っ張っています。
以前は赤外線リモコンしか操縦方法がなかったためトレインを完全に隠すことは難しかったのですが、
最近のブルートゥースリモコンによって可能となっています。
ぶっつけ本番で動かしましたが、少々ぎこちない動作となってしまいました。
外観にこだわりすぎてダミーが重くなってしまったのと、地下の車体の重量バランスがうまく
取れなかったことが今回の課題としてあげられます。もう一度チャレンジしてみたいです。
以下、主要建物についても個別に写真とコメントをご紹介〜
安田講堂 (このやろー)
駒場キャンパス 1号館 (このやろー)
自分でスペース指定しておきながら、その狭さに苦しめられました。
それでもなんとか何の建物かわかる形にすることができたと思ってます。
東京駅 (もつぴ)
限られたスペースでいかに"東京駅らしい"要素を取り入れるか悩みました。
東京スカイツリー (もつぴ)
強度を確保するのに苦戦しました。
ディテールよりも全体としてのプロポーションにこだわりました。
東京タワー (Hachi)
展望台の対角線上に細い柱が伸びていく感じを表現するのに気を使いました。
クリップのスペースを確保するため、内部で2回ほどブロックが天地逆転しています。
蛇口パーツは手軽にトラスっぽい雰囲気を出せるので便利ですね。
東京都庁 (しゃなぎ)
実物の都庁はもちろんのこと、このブログにある2010年度の
大型作品の制作記も参考にしながら設計したので、自ずと気合が入りました。
ネオジム大先輩が中心になっていた都庁制作の記録は、自身も中学生当時に
リアルタイムで読んでいたような記憶があるのでなんとも懐かしかったです。(ブログって便利ですね)
正面・裏面の外壁を0.5ポッチ外側にせり出させ、垂直に立てた2x4タイルを
建物の骨格に接続するなどの工夫により、角の多い形状を8x12ポッチの中に収めています。
形状を優先した結果として外壁はツライチの部分が多くなったので、
見た目がのっぺりしないように白・新灰・新濃灰のパターンでメリハリをつけてみました。
東京ドーム (せきしょー)
角度付けを頑張った作品です。ヒンジやターンテーブルと呼ばれるパーツを使って角度をつけました。
ただ、実際に組むときのことをほとんど考えずに作ってしまったので
組むのが大変で強度がかなり低くなってしまいました。
浅草寺 (せきしょー)
他の建物に比べてかなり大きくなってしまいました。
見にくかったかもしれませんが、大わらじや大提灯、仁王尊像も作ってあります。
歌舞伎座 (V.14)
細かいディテールの多い建物で苦労しました。また背後のビルとのバランスにも注意しました。
個人的に赤い提灯の表現が気に入っています。
新国立競技場 (V.14)
丸い形を表現するためにブロックを横向きに使いました。
天井のガラスになっている部分の表現が難しかったです。
国会議事堂 (マイク)
狭い敷地で国会議事堂らしさを表現するのは意外に大変でしたが、
中央塔と衆参両院の議場の黄金のバランスを再現できてよかったです。
大型作品の紹介は以上です。
ここから、個人作品の紹介に移ります。
…
真珠の耳飾の少女 (HF)
フェルメールの傑作を立体化しました。
Anfield/アンフィールド (Rodney)
イングランド・プレミアリーグのリヴァプールFCのホームスタジアムです。
ヨーロッパでも屈指の人気を誇るスタジアムの1つです。You'll Never Walk Aloneの大合唱が有名。
Signal Iduna Park (Rodney)
Westfalenstadionという呼び方の方が浸透しているかもしれません。日本代表香川真司選手が所属する、
ドイツ・ブンデスリーガのクラブ、ボルシア・ドルトムントのホームスタジアムです。
サポーターの熱量が高く、平均観客動員数とスタジアム観客入場率は世界一です。
阪急9000系 (Yamatai)
阪急のフラグシップにして僕が恋した通勤車です。
「とある風景」(りょうへい)
江ノ電沿線っぽい風景をレゴで作りました。長谷の御霊神社近辺をモチーフにしています。
鉄道車両はYamatai 氏の制作です。
Ⅴ号戦車"パンター"A型
傾斜装甲が美しい大戦期ドイツの戦車を作りました。
A型を選んだのはプラモデルを組んだことがあり参考にしやすかったからです。
赤の出陣 (マスドライバー)
武者鎧を象ったロボットを組みました。大きい方は「金将」、小さい方が「銀将」という名前です。
銀将は将棋の駒が「成る」ように変形します。
150ピースくらいでできた食べ物
新入生に設計に慣れてもらおうという趣旨で作りましたが、上級生の作品も紛れ込んでいます(笑)
シュトーレン、おにぎり、みかん、焼きとうもろこしはいずれも新入生によるものです。
…
作品の紹介は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今後もブログの更新頻度を上げていくつもりでいるのと、
来年に向けてのお知らせも、後日アップする予定です。
そちらもお楽しみにしていただければ、と思います!
それでは。