第12回 ユニット状の壁 編

2007-03-31 01:54:54 | 作成日記
こんばんは、ミトゥィーです。
前回ご覧いただいた壁の部分ですが、少し改良することにしました。
柱状の部分をより実物に近くなるよう、スロープパーツを使うことで、以前の角張った形を和らげるようにします。



大きな柱1つと小さな柱2つが交互に現れます。
小さい柱の方は、プレートとタイルで出っ張り部分を強調しています。
その出っ張り部分をつけるために、小さい柱の方には一定間隔で穴が開けられています。
この穴にポッチの代わりとなるパーツを写真のようにはめてやることで、出っぱり部分を取り付けることができるようになります。



壁はユニット状になっていて、縦長のこのユニットが一単位になります。
このユニットを組み合わせていくことで建物の壁を形成していきます。
各ユニットはそれぞれ窓の配置が違っていたりするため、慎重に実物の写真と見比べ、検討しながら作業を進めていきます。
ユニットを作るだけでもかなりの作業量になりそうですが、複数人で同時に作業を進めれば何とかなりそうです。

第11回壁作成開始!編

2007-03-24 01:05:38 | 作成日記
こんにちは、ポアソン分布です。10回ぶりの登場というか、事実上初登場です。簡単に自己紹介すると、安田講堂大好き男です、どうぞお見知りおきをw。


さて、今回から、”壁”編です。安田講堂は、内田祥三の代表的建築物で、”内田ゴシック”という様式だそうです。それが関係あるかは知りませんが、安田講堂は基本的にほぼ同一パターンの壁から構成されています。ということで、壁のデザインを決めることは、今回のLEGO安田講堂の大部分のデザインを決めるということで、とても大きな意味を持っています。

デザインを決める上で、大事なのは…詳細さと予算との兼ね合いです汗。今回のLEGO部は大学生の小さな財布のみを財源に作成しなくてはいけないので、つまるところ、予算とデザインの詳細さとのバランスということになります。

まずは第一案として、以下のようなものをデザインしました。



基本的に1×2ブロックを中心に、質実剛健な作りです。

○窓

設計図を元に計算すると、丁度窓幅が2ポッチになるので、窓は2ポッチになります。問題なのは窓枠。安田講堂をじっくり観察するとわかるのですが、窓枠が実にいろいろな種類があります。そういったことを考えると、窓は融通の利く1×2のクリアブリックがよいということになりました。窓枠は、1×2プレートを差し込む形で、場所によっていろんな形に調整していきます。
窓の下はスロープ上になっているので、45度スロープを採用。

○壁の突起物

さて、安田講堂の壁のパターンには突起物があります。壁から突き出た断面が△になるもの。いきなり強敵の登場です。
結局、ここはプレートをはって再現ということになりました。ここがもっとリアルにできればよいのだけどなかなかいい方法はなさそうです汗。


特別な点はざっとこんなものなのですが、これがもっとも経済的な工法となるので、それと予算との差額分だけオプション的に高い構造に差し替えていくことにしました。

⇒実際にはオプションとして、ある構造を採用した結果、これとはやや違った形のの構造を採用することになっていくのですが、それはまた次回のお話。
微妙な引っ張りでごめんなさい!

それでは!


第10回 屋根と支柱がドッキング 編

2007-03-21 21:14:46 | 作成日記
 おむこーです。
 前回には屋根を支えるための支柱を一つ作りました。今回はもう一つ支柱を作り、さらに支柱と屋根の裾を合体させてみました。
 新たに作った支柱は前回作ったものを左右対称になるようにコピーしたものですが、色は赤色です。




そして屋根の裾と支柱をドッキングさせた姿が下です。



赤と黄の二つ。



二つをぴったりになるように並べてみる。



下から見上げる。




 以上で屋根については、これにあと天窓と頂上をくっつけるのみとなりました。ということでちょっと中途半端ですが、第1回から続いてきた屋根編はいったん終了して、次回からは壁編に移ろうと思います。
 このブログを御覧になっている皆さん、これからもどんどん更新していこうと思うので温かく見守ってください。



第9回 屋根の支柱 編

2007-03-16 23:21:40 | 作成日記
 おむこーです。
 屋根がある程度できあがってきたので、今回は屋根を支えるための支柱の話をします。この支柱は屋根を支えるだけでなく、講堂裏側の薄っぺらな壁も支えるという、非常に重要な役目を負っています。
 支柱の材料はもちろんレゴです。しかし支柱用といっても大変な量を必要とするため、値段的に手ごろな黄色や赤色のブロックを使います。今回は黄色の2x2ブリックをメインに使いました。



上の写真のように2x2ブリックをひたすら積み上げてできる柱を4本作り、それを下に写真のように橋渡しします。



これをさらに頑丈になるように柱同士をガチガチに固め、まるで1本の太い柱となるように仕上げます。そして壁を支えるための腕を横に出したのが下の写真です。



支柱周囲の90度の弧が壁の配置予定地です。





屋根の裏側についている黄色い補強部分と支柱が合体します。最終的に支柱は壁に囲まれ、屋根に覆われます。


第8回 屋根合体直前 編

2007-03-13 03:04:16 | 作成日記
ミトゥィーです。
今回は第1回で制作した屋根の頂上部分と、前回調整作業をした天窓部分を合体させます。



次の作業工程として第4回で制作した屋根の裾部分と組み合わせなければなりません。
黄色い小さな四角形が4つ見えていますが、ちょうどそのあたりに乗っける形になります。
大体のイメージを掴んでいただけたでしょうか?





実際には天窓部分のポッチの方向が不規則なため、この作業は意外と大変なものになりそうです。
今回はその一歩手前のところまで。

第7回 天窓を並べる 編

2007-03-09 02:20:24 | 作成日記
おむこーです。
今日は天窓の並べ方について述べようと思います。単に天窓を並べると言っても実は難しいです。

前回述べたように天窓は1つ1つ独立して作られます。しかしその並べ方は横一列とかではなく、中心角180度の扇形でなければなりません。しかも扇形に並べる際に天窓同士を少しかみ合わせることとなるのですが、そこには必然的に隙間ができてしまうのでその隙間を目立たなくする必要もあります。
例えば下の写真では、8個の天窓は半円状にに並べられてはいますが、天窓間の隙間が目立っています。





ということで今回は、天窓を正確に半円状に並べつつ、天窓間の隙間をいかに目立たなくするかが課題でした。
そうしてできたのが下の写真です。ついでに屋根の裾の補強もし少しやっちゃってます。




上二つの写真と下二つの写真を見比べてみると、見えづらいかもしれませんが天窓間の隙間がほぼなくなっているのが分かります。
また、天窓上に所々変なものがついていますが、これは天窓同士の接点を表すための目印です。

こうして天窓の重要ポイントが解決しました。
このあと、天窓と屋根を合体させ装飾を施せば天窓に関しては終了します。

第6回 天窓試作 編

2007-03-05 01:36:48 | 作成日記
ミトゥィーです。
今日は以前お話をしていた天窓の部分を紹介しましょう。
この部分は前回作った茶色い屋根の部分の中央付近に設置します。




カマボコ状のこの天窓を8つ設置することになります。

まだ試作段階なので大体の大きさと形状の確認程度ですが、簡単なイメージは掴んでいただけると思います。実際には窓枠や窓などが追加されますので、よりリアルなものになります。
この部分の色はサンドグリーン(灰緑色)で、レゴのセットで言うとスターウォーズシリーズのヨーダの肌の色です。簡単に言うと、かなり珍しい色だということですね(笑)
なんとかプレートだけは枚数を揃えることが出来ました。



実際にどのような形で配置するかなどの内容はまた後日掲載します。

第5回 屋根の出来具合確認 編

2007-03-03 20:26:41 | 作成日記
ミトゥィーです。
今回は今まで作った部分を組み合わせてみようと思います。
組み合わせると言っても、まだくっつけて一つにしてしまうわけではなく、大体の形を把握するために簡単に置いてみるだけです。
では実際に見てみましょう。



いかがでしょうか?
山のような巨大な円錐形が見えましたでしょうか。

まだ円錐の中央付近は作りません。
ここには灰緑色(サンドグリーン)の天窓があるためです。
天窓の部分は個別に作っておき、後から取り付ける予定です。
それではその部分の航空写真で見てみましょう。

安田講堂の航空写真

写真中央付近に写っている茶色っぽいのが安田講堂です。
今作っているのはこの写真で言うところの右側の半円部分です。
円錐の途中に緑色っぽい部分があるのがおわかりでしょうか?
この部分が天窓です。
天窓については後日掲載しますのでお楽しみに!

第4回 屋根の裾がつながったよ 編

2007-03-01 00:37:03 | 作成日記
ミトゥィーです。制作過程楽しんでいただいていますでしょうか?

今日は前回までバラバラだった「裾」の方をくっつけて半円形を完成させてしまいます。
接続する部分をチマチマと修正しつつ、自然な形を保ちながらくっつけてしまいます。
こういった作業をする時は時々斜め方向から光をあててやると変に凸凹になっている場所が見つかります。結構地味な作業ですが意外と楽しいですよ(笑)
ここまでは順調に作業が進みました。





いかがでしょうか?

比較物を置いていないので大きさのイメージが掴みにくいかも知れませんが、実際はかなり大きく、直径が1m近くあります。
これが大きさの一つの指標になります。
このスケールで出来上がっていくことを想像するとワクワクしてきますね。
これは講堂の裏側の部分なのですが、正面はさらに広い横幅になります。
一体どんな大きさになってしまうのでしょうか・・・。

若干強度に不安があるのですが、その辺りは後日検討しようと思います。