第73回駒場祭個人作品紹介

2022-11-26 08:00:00 | 学園祭展示
こんにちは、部員のMk3 です。

先日の駒場祭にご来場くださった方はありがとうございました。
やはり直接皆さまに作品を見ていただくことは部員にとっても大変刺激になりました。

YouTubeには作品紹介動画も上がっておりますので是非ご覧ください。

今回の記事では部員と一言説明と共に、駒場祭で展示されていた作品を紹介していきたいと思います。

では、早速紹介して参りましょう!

レゴレレ(Kai Matsumoto)

レゴで大好きなウクレレを作りました。白系のトップに黒系のサイドバック、さらにターコイズ系のアクセントを加えた自分好みのデザインを再現でき満足です。ボディの曲線、ヘッド部分の角度付け、全体の寸法の調整が大変でした。実は内部の力木やピックアップ部分も再現しています。本物の弦を張っています。

エヴァンゲリオン 7号機(V.14)

 昔自分が描いていたオリジナルのエヴァンゲリオンを形にしました。当時はまだエヴァ:破までしか観ていなかったため空いていた番号の七番をとりました。形状の異なる二対の眼、二本のツノとブーメラン(戦闘用なので正確にはカイリー)(ウルトラセブンからの連想かな?)が特徴です。目にはNeoPixel Miniを入れたので、好きな色に光らせることができます。

ポケモン(Village)

 駒場祭初日(11/18)に最新作が発売するということで、ポケットモンスターシリーズのドット絵を作りました。様々な色を使うことで全体的に可愛らしい、目をひくデザインとなっています。使用したパーツは全て『21226 みんなでつくるアートプロジェクト』というセットに含まれているもので、限られたパーツだけでイメージ通りの絵を作り上げるのに苦労しました。

モンゴルの恐竜たち (とふゆ)

アメリカの古生物学者ロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検から100周年ということで、ゴビ砂漠の恐竜を作りました。市販の恐竜フィギュアのように可動することを意識して作りました。プロトケラトプスはフリルの形状、ヴェロキラプトルは最近流行りの羽毛の表現や横から見た時の見た目にこだわりました。

ちいかわのうさぎ(Mk3)

 レゴを用いて球体を作る方法を応用して作成しました。マズル(口のωの部分)が口の赤い部分に対して相対的に出っ張りすぎないように内部で微調整しています。

色見本(このやろー)

 レゴのこれまでのセットに入っていた色をできる限り集めました。白い背景の方は現役のセットに入っている色ですが、灰色の方は昔のセットにしか入っていないので、レアなパーツが多いです。

緑の街角(このやろー)

 建物の高さや角度に差をつけることを意識して作りました。特定の街を再現しているわけではありませんが、ヨーロッパ風の建物をイメージしました。

山間の茶屋(このやろー)

 台湾の九份にある有名な建物をモデルにして作りました。建物を全体的に嵩上げして、周辺に階段を作ることで、山間の雰囲気を出しています。窓の模様はフェンスのパーツを使って再現しています。ダイナミックな木の造形にもこだわりました。

湖上の休憩所(このやろー)

 六角形の建物に挑戦したかったので作りました。水面にはスイレン、建物の脇にはノウゼンカズラが咲いています。

清水寺 (ぺんぎん)

京都にある清水寺です. 梁の部分の構造を工夫しました.

SPY FAMILY (ぺんぎん)

現在土曜日の夜に放送している SPY FAMILYのアニメのキャラクターであるアーニャとロイドさんとヨルさんを作りました. アーニャのコーンの形をしている髪飾りやロイドさんの髪型などをレゴで再現することにこだわりました. 机の上に置いているのですが, 見ていて癒されるので良いです.

作品群 -顔-


・顔 -1-
・顔 -2-
・口を開けた女性の胸像
・髪を束ねた女性の胸像

下3つは美術館に飾ってあるような彫刻を意識してつくりました。また、上3つは顔の黄金比を意識してつくりました。

作品群 -望遠鏡-




1)ハッブル宇宙望遠鏡 (HST : Hubble Space Telescope )
2)ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST : James Webb Space Telescope)
3)巨大マゼラン望遠鏡 (GMT :GiantMagellanTelescope )
4)大双眼望遠鏡(LBT : Large Binocular Telescope )

実在する望遠鏡をモデルに作品をつくりました。GMTがお気に入りです。

零式艦上戦闘機[TECH] (さくらもち)

補助翼、昇降舵、方向舵、プロペラ、主脚、尾輪が動きます。1年前に制作したものではありますが、前回の五月祭以降に空転機能を追加しました。ギアの出し入れの際、出し切った時や収まりきった際に空転するようにし、ドンピシャで動力を切り離す必要がなくなりました。また、プロペラにも同様の機能を搭載し、小さなお子様が誤ってブレードに触れてしまっても大丈夫なようにしました。さらに、この機能を追加したことでプロペラの回転を徐々に早くすることにも成功しました。

氷川丸(さくらもち)

特に変更点はありません。正直レゴ社にはこれくらいの規模の船モデルを出してほしいなと思います。

雪風(さくらもち)

新作です。氷川丸よりもちょっと大きくし、より細かい表現を目指しました。パーツ数は約1,500。軍艦を選んだのは前作の氷川丸が商用船だったことと、せっかく細かい表現ができるスケールなので、装備がたくさんある船にしたいと思ったからです。一方、数ある軍艦の中でも雪風を選んだのはレゴ的な理由ではなく、個人的な話で恐縮ですが、今回の駒場祭が私にとって最後の学園祭になるので、卒業後、社会の荒波にも沈まずに戦い抜くことを祈願し、それに見合う縁起の良い船を作ろうと思ったからです。


スワローズ・ネスト(みかん)

クリミア半島に実在するお城をモデルに作りました。ドアや窓、尖塔、装飾など、細部までこだわっています。後部の丸い塔について、LEGOで丸みを帯びたパーツは限られており、それらをうまく使って塔を表現するのが難しかったです。五月祭では建物の部分だけ展示していましたが、今回岩の土台をつけたことでよりそれらしくなったかと思います。

玉かんざし(みかん)

150ピース企画で何を作るか考えていたときに、手元にあったパーツで作ってみました。1つあたりたったの11ピースでできています。シンプルですが見た目がきれいで気に入っています。展示していて、多くの方に「これ本当にレゴなの?」と聞かれました。あとたまに「チュッパチャップス」と言われました…

おにぎり(みかん)

1年生の夏休みに作って以来、毎回展示している作品です。おにぎりの丸いフォルムやお米の粒々感、竹の皮の先が丸まっているところなどをこだわって作りました。たくさんの方にかわいいと言っていただけたので嬉しいです。

戦艦ハルバード(しなもん)

初めての個人作品です。昔からレゴで作ってみたいなと思っていたので今回作れてよかったです。砲台に見えるパーツを探すのが大変でした。まだ改善したいところがあるので今後さらにアップデートする予定です。

アイアンヴェノム(えcぃpせ)

 実際に販売されている76206アイアンマンと76230ヴェノムのセットのパーツを利用した組み替え作品となります。本家セットのヴェノムがアメコミらしい筋肉質な腕を表現しきれていると感じられなかったため、とにかく腕や足を盛ることを考えました。また顔の造形も、本家のように顔パーツをただ貼るだけに留まるのではなくアイアンマンに対するヴェノムの侵食具合をうまく表現するために試行錯誤しました。

150ピース企画
150ピース以内でテーマに沿った作品を組むという企画です。
今回のテーマは「日本文化」でした。

花札-芒に月-(Nira)
花札をモチーフにした作品です。花札は通常2次元のイラストで表現されていますが、今回はレゴ特有の3次元構造を活かした立体的な花札を表現してみました。いろんな角度から楽しめる花札となっています。

けん玉(みかん)
日本の伝統的なおもちゃとしてけん玉を作りました。ぴったり150ピース使用しています。本物のけん玉と見比べながら、手になじむサイズで作りました。赤玉は実際に棒から引き抜くことができます。

神社(しなもん)
日本と言えばこれ。というものを作りました。もう少し面白いものを作っても良かったかなと思います。

急須(ノア)
150ピースで、お茶を淹れるための急須を作りました。蓋の中には緑茶が入っています。取手で傾かないようにするためのバランス調整に苦労しました。

人力車(さくらもち)
150ピース企画の作品です。薄い・細い箇所が多く、1つを除いて全てのパーツが外に晒されています。強度的に難はあるものの、見た目はそれなりによくできた方かなと思います。

力士(せきしょー)
 1人で150ピースです。関節が動くので色々なポーズをとることができます。

床の間(このやろー)
 150ピースの制限の中で、できるだけ床の間らしい要素を入れることを心がけました。パーツ数削減のために、パーツを組む向きなどを工夫しています。

獅子舞(Mk3)
 少ないピース数で獅子舞の顔の凹凸を表現するために組む向きなどを工夫して作成しました。首の強度が結構弱いです。

トイレ(えcぃpせ)
 日本文化をお題とする150ピース企画で、どうせ作るならばオリジナリティを出したいと考え抜いた末に爆誕してしまった異質作品です。日本のガラパゴス化したトイレを再現すべく、ウォシュレットはもちろんその内部構造まで現実のものを参考にこだわりました。

石庭 (とふゆ)
日本庭園を作りたいと思ったのですが、木を作るのが面倒という理由で枯山水になりました。砂紋の表現に苦労しました。

最後までご覧いただきありがとうございました。
近日大型作品の記事も投稿する予定なのでお楽しみに!

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