旧開智学校制作記 その5

2019-01-10 20:00:00 | 作成日記
こんにちは、もつぴです。

完成を迎えた旧開智学校ですが、制作(後)記はもうしばらく続きます。
制作した側として、ぜひ見て欲しいこだわりがたくさんあるのでどうかお付き合いください。(笑)




さて、今回はチャームポイントの八角塔についてです。


このように上下で半径の異なる八角形2つで塔が構成されています。
まずは下部から。


ここで工夫したのは、このように長辺(グレーの1×4)と短辺(白の1×2)を交互に並べることで、
八角柱の8つの面それぞれの間に生じるスキマを可能な限り小さくしているところです。
このようなスキマ埋めは、もっと大きなスケールならば容易ですが、
スケールが小さくなるほど難しくなってきます。(今回はまだ大きな方でしたが)
ここに大きなスキマがあるとリアルさがなくなりダサくなってしまうので、大事な作業と言えます。

窓の部分は半プレートの厚さのブラケットを横向きに接続し、
さらにその側面に1×1スロープ(ポチスロ #50746)をつけることで解決。



八角形を上から見たようす。
八角形のフレームはヒンジプレート(#73983)を使用しています。
向かい合った辺どうしの距離が約12プレートだったので、
左右から<0.5プレート(ブラケット)+3プレート+1ポッチ(=2.5プレート)=6プレート>
ずつパーツを伸ばして補強のために接続しています。


妥協せざるをえなかったのが、またまた登場コーニスとその上の柵の部分…。
柵を取り付ける必要があるので、上部にポッチの無いウェッジプレート(三角形のプレート)は使えない、
コーニスがはみ出しすぎると見た目のバランスが悪くなってしまうので大胆なことができない、
などの理由から、最終的には単純に2×4プレートを取り付けるに至りました。

柵もスペースが限られているため、思い通りにはいきませんでした。
本当ならスペースを言い訳にするべきではありませんが。
プレート等(ここではグリルタイル)をクリップで留めるのにはかなり抵抗があるのですが、やむを得ず。

最後に塔の色について。
写真によってはSand Greenっぽい色なのですが、そうすると唐破風の色と被ってしまうため
ここではLight Bluish GrayとSand Blueを使用しています。
Dark Bluish Grayを除いて明るくすることで、1階下部のレンガ調の部分との差異をつけています。



次は八角柱の上部を見ていきましょう。
縦に長い扉と短い窓が交互に並んでいます。


こちらが上から見たようす。ブラケット祭!
というのも、プレートでは厚さがあり過ぎて限られたスペースに収まりきらないからで、
ブラケットに特有の半プレートの厚みを利用しています。


ちなみにこちらのパーツがブラケット。
ポッチが横に飛び出している面が薄くなっています。

先ほど大事な作業と言ったスキマ埋めですが、
ここでは白の1×2ポチスロ("ポッチ"スロープとは)を利用しています。手前の方が見やすくなっています。


以上、八角塔についての紹介でした。
今回はここまでです。
それでは。

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