第9回 1号館編 ~ここで一区切り~

2009-09-27 22:24:04 | 作成日記
ネオジム坊です。

秋に合わせてテンプレートを紅葉柄にしてみましたが、いかがでしょうか。




さあ、1号館の写真をどんどんお蔵出ししてゆきましょう。



このカラフルな1号館はサンプルの写真です。

設計するときはまず、ひとりが色は気にせずに一回手持ちのパーツでサンプルを組んでみて、

そのあと、注文したパーツを使ってみんなでわいわい組み立てます。








アーチをつける前の写真です。正門も少し組み立てています。







こっちはアーチをつけた後の一番新しい1号館です。

まわりにいくつか建物ができてますね^^;


次回からは長かった1号館制作記にひと区切りつけて、他の施設の制作記を紹介したいと思います。

サンドグリーンの屋根など設置し終わってないところはまた後日掲載しようと思います。


これからもご声援のほどよろしくお願いいたしますm(__)m

第8回 1号館編 ~中庭のアーチ~

2009-09-26 16:21:24 | 作成日記
ネオジムです。
1号館制作もいよいよ大詰めです。

今日はロの字型になっている1号館の中庭を少し見てみましょう。





時計塔の脇の窓から内側を撮った写真です。



草むしりのしがいがありそうですww(誰もしないけどww)

奥のほうに小さなアーチと柵が見えると思います。



とりあえずアーチは無難な表現になりました。

実際は茶色ですが、レゴだと全体として見たときに灰色でもちょうどアクセントになります。



窓の接続に関して他の箇所と大きな違いはありません。



裏側にはまだ窓を入れてませんが^^;

内側の柵はまだ今のところお楽しみということにしておきましょうw

ちょっと休憩

2009-09-23 20:57:22 | 作成日記
お久しぶりです。ネオジムです。


今日はコーヒーブレイクというか少し趣向を変えて、
他のどの建物を作るかを中心に立体地図の全容を説明しようと思います。



建物は駒場祭で使用される
オレンジ色で示されたものの周辺を制作してゆきます。

今紹介している1号館は真ん中の巨大な建物です。
その裏の大通りは「銀杏並木」といって、その名の通り、駒場祭時には色づいた銀杏の葉で溢れかえります。

正門ロータリーの東西両側に位置する、似た形をした二つの建造物は、駒場博物館・900番講堂と呼ばれています。
この二つの建物は1号館の制作過程が終わり次第紹介いたします。



下のは設計図に書き直したものです。
上が北に向いていて、小さい1マスが1スタッドに対応しています。

正門から銀杏並木に接するエリアは、私ネオジム坊が、
右(東)のコミ二ケーションプラザ(生協)エリアは、サマさんが、
それぞれ設計全般を分担しております。

体育館や18号館といった背の高い建造物に関しては、おむこーさん・ミトゥィーさんの二人の先輩方に設計を任せてあります。

こういういくつかの建造物モデルを並べて町並みを作るときは、
統一感を失わないようにするため、互いを参考にしながらの共同作業が欠かせなくなってきます。
これもまた複数人で作業をするときの醍醐味といえるでしょう。

第7回 1号館編 ~図学教室~

2009-09-19 22:34:30 | 作成日記
ネオジム坊です。
今まで作ってきたところをくっつけてみます。



1号館は左右対称な建物なので
反対側も同じようにつなげていきます。

しかし、まだ天井部分に何かが欠けてるのですが…。
次の写真を見てください。



上から見た1号館です。
長方形の形をしていますが、時計塔と反対側の辺に平たい屋根つきの3階があるのがおわかりにになるでしょうか?

ここは1号館のなかでも比較的新しく増設された箇所で、図学(図形科学、作図を学ぶ授業)教室のような特定の授業で用いられる教室を有しています。

ちなみに図形科学は楽に単位がとれる「お絵かき」の授業として学内では知られています^^;
自分もお世話になりましたww


レゴの1号館でもここを新たに増設してゆきましょう。







屋根の色は実際の色に近い灰緑色(サンドグリーン)を採用しました。L時プレートを層状に重ねています。

傾斜を積層にするか、ヒンジパーツで角度をつけるか迷いましたが、
結局、あいだに隙間ができず、強度もそれなりにある積層式で作ることにしました。





第6回 1号館編 ~ドッキング~

2009-09-15 23:18:36 | 作成日記


ネオジムです。
今日は1号館の正面がほぼ出来上がりましたので、それを組み立てる過程をお見せしましょう。


まずは前から、









なかなか威厳が感じ取れますね^^

下には緑のベースプレートを敷きます。
壁ユニットの側面にポッチをつくっている1×4茶プレートも少しだけ浮いていて、基盤のポッチとちょうど干渉しないようになっています。

次は視点を変えて、横と真後ろから見たものです









ここから一番始めにご紹介した壁ユニットを継ぎ足していきます。


第5回 1号館編 ~ファサードの半分~

2009-09-14 17:49:51 | 作成日記


ネオジムです。
今回は脇にある教室の壁ユニットを作ったので
前回お見せした時計塔と合体させましょう。



こっちは上の写真とは反対側ですがww
つるつるのブロック面になっているのは入口のアーチ部分で隠れるためです。
端の入り口部分は後々もう少し手を入れます。



真横から。



後ろから。まだ窓のパーツが入りきっていません。
時計塔の脇だけ三階建てになっていますねぇ。
三階は授業で使った覚えがないので資料集めついでに入ってみたところ、事務室のようで時計塔の上までは行けませんでした。

駒場祭の期間は特別に、委員会が主催するガイダンスに参加すると時計のところまで登れるそうです^^



上とは反対側を合体させたものです。
だいぶ1号館の雰囲気が掴めてきました。






もちろん自転車の車輪は4方向全部に付けるつもりですよ~
このときはターンテーブルの穴と車軸がぴったり嵌まるものが一組しかなかったので、1つしか固定できなかったのです。
シンデレラのガラスの靴みたいですねww

許容誤差0.002mm(!)といわれる厳しい製品基準をくぐりぬけてきたレゴパーツでも、
こういう普通接続に用いられない穴は案外寸法がてきとうだったりします。

古いターンテーブルで試してみたらなんとか4つ接続できるものが見つかりましたのでご安心を。

第4回 1号館編 ~正面の時計塔~

2009-09-12 16:04:15 | 作成日記


ネオジム坊です。

お待たせしました。
1号館の正面の時計塔を紹介しましょう。





時計の部分は自転車の車輪のパーツを使ってます。
ちょうどターンテーブルの裏側の小さな穴に差りました。

勿論時計の表現で最初に思いついたのは
時計盤のプリントがなされた2×2の丸タイルでしたが、実際やってみるとあまりに安っぽかったもので^^;

たまたま7639キャンピングカーについていた自転車を、分解して嵌めてみるとうまいこと固定されたのでこれを使ってみることにしました。







塔の中心部分、特に窓の部分をどう組み立てるかかなり悩みました。
なにせ、3×4ポッチの厚みで四方向にディティールを配置せねばなりませんでしたから。
結局5方向ポッチや3方向ポッチのブロックを使っています。


ポチスロは茶色のものがあってよかったです^^;ポチスロのように比較的新しいパーツは色が出揃ってないものもあります。
たとえば、タン(ベージュ色)のポチスロは未だ存在しません。



アーチの表現は今のところ丸プレート同士の間隔を使っています。
この大きさにちょうどいいアーチパーツはなかったので結構苦労しました。





第3回 1号館編 ~壁ユニットの複製~

2009-09-09 17:47:45 | 作成日記
ネオジムです。

側面の壁のユニットの基本形が出来上がったのでこれをどんどん繋げてゆきましょう。




角側です。
ここにパンショップや車いすスロープ、ドアなどの装飾を徐々に施してゆきます。







この部分を作っている活動風景でもどうぞ。
下は繋げているところです。生き物の背骨みたいですね^^;




角っこの部分です。
1年生が設計サンプルを見ながらコピーしてくれてます。





次回はおまちかね、正面部分の制作過程について見てゆきましょう。


第2回 1号館編 ~窓の組み方~

2009-09-07 10:07:21 | 作成日記
ネオジムです。
本日は窓の組み方について見てゆきましょう。





ヘッドライトを使って一階部分の両側に側面ポッチをつくります。




側面にパネルパーツ(白いL字のパーツ)を貼り付けます。こちらも両側です。




パネルの間にはこのような窓を挟み込みます。




窓を分解するとこうなっています。




こんな感じできちっと挟み込むことができます。

パネルの色を変えることで部屋の明暗が表現できるのでアクセントになります。


この窓のパターンで1号館は基本的に構成されているのでこれをどんどんコピーしてゆきましょう。



第1回 1号館編 ~側面のパターン~

2009-09-06 23:31:09 | 作成日記
こんにちは、ネオジム坊です。

では本日から駒場祭の立体地図製作記を開始してゆきますのでよろしくお願いします。


まずはこの建物から見てゆきましょう。

正門の目の前にある大きな建物です。



1号館です!

もともとは旧制一高の本館と呼ばれてました。

駒場キャンパスの中では圧倒的に大きい建物で、教室の数も一番多いです。

普段は語学の授業を中心に開講されて使用頻度も高く、駒場のシンボルといえるでしょう。

駒場祭期間はここで喫茶店が開かれたり、自然科学系や美術系などの多くの室内サークルが展示して、大変賑わいます。



それにしてもこの建物、どこかで見覚えがありますね…



安田講堂にそっくりですwww

それもそのはず、設計者は同じ内田祥三という東大総長も務めた建築家です。

東大のキャンパスには彼の設計・指導した「内田ゴシック」の建物が数多くあります。

本郷の安田講堂も駒場の1号館もそのひとつですが、それにしても似通ってますよねww

噂では本郷に行けない駒場生をなだめるためにあるんだとか…






ではその1号館の側面を見てみましょう。

その様式にはいくつか同じようなパターンの連続が見受けられます。

今回はミニフィグよりもさらに小さいスケールなので表現の幅はかなり制限されますが、

立体地図ということで何の建物だかわかるような特徴にはこだわっていきたいところです。


この側面では窓と窓の間にある三角の部分を重視しながら下のようなモデルを組み立ててみました。



パーツの色はまだいくつか改善の余地がありますが、それらしく見えますでしょうか。

灰色の新ヒンジの爪の厚くなっている部分と茶色のタイルクリップとが、ちょうどうまく噛み合わさっています。



側面にも1×4プレートを接続しているので茶色のヘッドライトパーツの消費が激しいです^^;


次回は窓の組み方を中心に見てゆきましょう。