時々。
長男とは
話し合いの時間を
持つように、している。
普段の他愛ない
日常生活のことから
学校のことでも
何でも。
思いつくままに
息子の気が乗った時を
見計らって。
こないだ。
そんな話をしている途中に
ふと、長男が
「俺、ババ(トルコ語で、お父さん)嫌いだから」
と言った。
「エ~?!何で?
ババは、あんたの事、大好きだよ?!」
と言ったものの。
なんというか。
わしにとっては
衝撃の発言、だった。
もちろん。
思春期だし。
いちいち、
子供の発言に
左右されても
しょうがない、とも
思う一方で
こんな一言で
どうしようもなく、
悲しくなって、動揺する
自分がいる、のだ。
でも。
子供に悟られるわけには
いかないから
一生懸命
何気ない素振りをしつつ
応答する。
「だってさ。俺にいっつも
命令ばっかりしてさ。全然、優しい顔とか
見たことないし。怒ってばっかりいるじゃん」
「まあ、金、稼いでくれるのは
ありがたいけど、親の養育義務だから、しょうがないでしょ」
実は。
ひつじ飼い夫婦の間には
いくつか、相談して
決めていること、があって。
夫婦どちらかが
甘いカオを見せるなら
どちらかが
厳しい立場を取り続けよう、
ってのも。
その約束事、のひとつ。
いざ、子供達が
反抗期ピークになった時に
どっちも
甘いカオしてたら
もしかして、ナメラレテ
歯止めが利かなくなるかも、しれない。
「だったら、その役目は、
俺が引き受けるから。大体、俺は
家、あけること、多いし、
子供が寄り付かなくなっても
君みたいに、ショック受けたりしないから。」
ひつじと~ちゃんは
そう言ったわけ、よ。
まあ。
もともと、長男との仲は
ビミョ~な
と~ちゃんだけど。
いざ、という時には
必ず、後ろで控えてる。
そういう役目で
俺は十分、ということらしい。
まあ。
実際のところ。
なかなか
問題行動の多い、長男なんで
と~ちゃんが
こういう姿勢じゃないと
なし崩しに
ヒックリ返っちゃう、
可能性も
大なわけだ。
でも。
もちろん、長男には
そんな事
わかるわけもなく。
いちいち、怒ってばっかりで
口うるさい親父、と
受け取っているらしい。
親の心、子知らず、とは
このことだよな~…。
「大体さ~。俺が、10歳の時にさ。
プレイステーション、買ってきて
ババと一緒に、遊んでたことあったじゃん?
あの時に、俺がうまく、ステージをクリアできないからって
ババ、俺の頭を、2~3発、こずいたんだよ!
実は、俺、その時から、ババのことは、好きじゃなかったんだ」
おおお~…。
ずいぶん、古い話まで
遡りますなあ~…(爆)
「でもねえ。本当にババは、
あんたの事が、大好きなんだよ。
こないだだって、あんたが寝た後
あんたのベットに行って
あんたに、チューしてたよ」
「あ~?あれ、ババだったのか?!
どうりで、なんか、ざらざらした感触で
お母さんと違うなあ?と寝ぼけながら、思ってたんだよ」
けろり、としたカオで
だから、何か?と
言いたげな
長男だけど。
なんで、と~ちゃんが
こっそり、チューしに行ったか、なんて
全然、
わからないんだろうなあ~。
いつか。
「あの時は、あんな事言ったな~」って
笑い話で
皆で話せる時が、来るんだろうか。
いつか。
長男が、と~ちゃんに
「俺、ババが大好きだから」
って。
言ってくれる時が
来るんだろうか。
「でも、お母さんは、別だから。
俺、お母さん、大好きだから」
と。
言ってくれる、長男だけど。
だからこそ、余計に。
複雑で悲しい気持ちになるのだよ。
と~ちゃんと
仲の良い息子、ってのも
世の中には
いるんだけどね~。
それでも、構わない、という
と~ちゃんは
今日もせっせと
「子供達の風邪、治った?!いろいろ、気をつけてあげてよ!
オレンジ、いっぱい買ってきて、
長男には、フレッシュ・オレンジジュース、じゃんじゃん
飲ませてあげて!」
と
わしに、釘刺しに
ツアー先から
わざわざ、
電話をかけてくる。
なんつ~か。
男って、
面倒くさくて
つらい、生き物だね~。
本日も、おつきあいいただいて
ありがとうございます。
ぽちっと応援
よろしくお願いします。
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長男とは
話し合いの時間を
持つように、している。
普段の他愛ない
日常生活のことから
学校のことでも
何でも。
思いつくままに
息子の気が乗った時を
見計らって。
こないだ。
そんな話をしている途中に
ふと、長男が
「俺、ババ(トルコ語で、お父さん)嫌いだから」
と言った。
「エ~?!何で?
ババは、あんたの事、大好きだよ?!」
と言ったものの。
なんというか。
わしにとっては
衝撃の発言、だった。
もちろん。
思春期だし。
いちいち、
子供の発言に
左右されても
しょうがない、とも
思う一方で
こんな一言で
どうしようもなく、
悲しくなって、動揺する
自分がいる、のだ。
でも。
子供に悟られるわけには
いかないから
一生懸命
何気ない素振りをしつつ
応答する。
「だってさ。俺にいっつも
命令ばっかりしてさ。全然、優しい顔とか
見たことないし。怒ってばっかりいるじゃん」
「まあ、金、稼いでくれるのは
ありがたいけど、親の養育義務だから、しょうがないでしょ」
実は。
ひつじ飼い夫婦の間には
いくつか、相談して
決めていること、があって。
夫婦どちらかが
甘いカオを見せるなら
どちらかが
厳しい立場を取り続けよう、
ってのも。
その約束事、のひとつ。
いざ、子供達が
反抗期ピークになった時に
どっちも
甘いカオしてたら
もしかして、ナメラレテ
歯止めが利かなくなるかも、しれない。
「だったら、その役目は、
俺が引き受けるから。大体、俺は
家、あけること、多いし、
子供が寄り付かなくなっても
君みたいに、ショック受けたりしないから。」
ひつじと~ちゃんは
そう言ったわけ、よ。
まあ。
もともと、長男との仲は
ビミョ~な
と~ちゃんだけど。
いざ、という時には
必ず、後ろで控えてる。
そういう役目で
俺は十分、ということらしい。
まあ。
実際のところ。
なかなか
問題行動の多い、長男なんで
と~ちゃんが
こういう姿勢じゃないと
なし崩しに
ヒックリ返っちゃう、
可能性も
大なわけだ。
でも。
もちろん、長男には
そんな事
わかるわけもなく。
いちいち、怒ってばっかりで
口うるさい親父、と
受け取っているらしい。
親の心、子知らず、とは
このことだよな~…。
「大体さ~。俺が、10歳の時にさ。
プレイステーション、買ってきて
ババと一緒に、遊んでたことあったじゃん?
あの時に、俺がうまく、ステージをクリアできないからって
ババ、俺の頭を、2~3発、こずいたんだよ!
実は、俺、その時から、ババのことは、好きじゃなかったんだ」
おおお~…。
ずいぶん、古い話まで
遡りますなあ~…(爆)
「でもねえ。本当にババは、
あんたの事が、大好きなんだよ。
こないだだって、あんたが寝た後
あんたのベットに行って
あんたに、チューしてたよ」
「あ~?あれ、ババだったのか?!
どうりで、なんか、ざらざらした感触で
お母さんと違うなあ?と寝ぼけながら、思ってたんだよ」
けろり、としたカオで
だから、何か?と
言いたげな
長男だけど。
なんで、と~ちゃんが
こっそり、チューしに行ったか、なんて
全然、
わからないんだろうなあ~。
いつか。
「あの時は、あんな事言ったな~」って
笑い話で
皆で話せる時が、来るんだろうか。
いつか。
長男が、と~ちゃんに
「俺、ババが大好きだから」
って。
言ってくれる時が
来るんだろうか。
「でも、お母さんは、別だから。
俺、お母さん、大好きだから」
と。
言ってくれる、長男だけど。
だからこそ、余計に。
複雑で悲しい気持ちになるのだよ。
と~ちゃんと
仲の良い息子、ってのも
世の中には
いるんだけどね~。
それでも、構わない、という
と~ちゃんは
今日もせっせと
「子供達の風邪、治った?!いろいろ、気をつけてあげてよ!
オレンジ、いっぱい買ってきて、
長男には、フレッシュ・オレンジジュース、じゃんじゃん
飲ませてあげて!」
と
わしに、釘刺しに
ツアー先から
わざわざ、
電話をかけてくる。
なんつ~か。
男って、
面倒くさくて
つらい、生き物だね~。
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