元はといえば,『メディアの支配者』を読むに至ったのは,ホリエモン対フジテレビの70日抗争がきっかけだった。背後に,鹿内一族のフジサンケイ支配の歴史があり,フジテレビ日枝による鹿内追放のシナリオに,ホリエモンが殴りこみをかけるという構図。加えて,その後,ホリエモンが,反逆者,しずかちゃんいじめに走ったことから,ほりえもん,そのものにも傾斜してみたが・・・。 『メディアの支配者』を読み終えてみて感じ . . . 本文を読む
『メディアの支配者』「第6章 改革者~鹿内宏明の試み」にたどりついた。図らずも,フジサンケイグループを代表することになった興銀マンの苦悩が窺い知れる。準備期間もない。腹心もつけない。優秀だが,あまりにも清廉潔白すぎる。清濁併せ呑むことが 求められるマスコミの,しかも,不磨殿の奥の奥にいきなり,投げ込まれた鹿内宏明氏の不運だった。
しかし,人材を輩出した興銀といっても,しょせんはサラリーマン。 . . . 本文を読む