無年金障害者10人の敗訴確定=一連訴訟が終結-最高裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090317-00000109-jij-soci
20歳前後というと,誰もかれもが常軌を逸したような生活を送っているだろう.
そうでもないわな.
でもただでさえ多感な時期に,社会的身分までもが転換期を迎え,親への反抗も微妙に残り,社会への反抗が反社会的でない程度に目立ちだし,世界が内にも外にも開かれ出した中で,破綻を明言しないだけのめちゃくちゃな運用をされている年金のことなんか,大事なことだと気付かずに過ごしてしまうものも,今の世の中では普通に存在している.
受給資格を取得しないまま障害を負ってしまった彼等の立場は,私の身の回りでも起こり得たことだ.
この時期をスムーズに全員が乗り切れるような知的インフラを整備するのは行政の責任だと思う.
例えば,20歳になる前から預かり金を受け付けることができるような制度にしておけば,国民年金加入の大切さを知らしめることにもなり,広報としても効果的だし,財源の運用面でも助かるだろうし,何よりも彼等の受けているような悲劇を繰り返さないですむ.
余裕のあるところのお金を気持ちよく運用できて,セーフティネットも張れるんだけどなぁ.
国にビジョンがないからなんだろうけど,なかなか未来のためにお金を使うという習慣が育ってないように感じる.
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