だえもん 田中通のブログです.三重県鈴鹿市周辺「私たちの地域を考える」関連記事等が入ります.鈴鹿市議会議員「田中とおる」
blog daemon - Toru Tanaka / 鈴鹿市議会議員 田中とおる(通)



今日はもうかなり疲れていた.

早めの風呂で眠ってしまうほど.


しかし気合を入れ直さなければ.

うちにお客さんのPCが入院することになった.


どんなに疲れていようが,辛かろうが,それがなんだっていうんだ.

愛するPCが倒れた人達の不安に比べれば.


あ!パスワードを聞くのを忘れてた.

あ!パスワードが通った.


良かったのやら,悪いことなのやら...


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3/14は新たな消費を日本国民に促すために業界がまとまって捏造したホワイトデー.

バレンタインデーにもチョコをもらわなかったから何も関係ないと主張する私を,周囲の先輩方は丸め込んで,名古屋のどこそこでなんとかを妻にプレゼントすべきだということになった.

しかし私自身すぐに忘れていたし,思い出した時には善意の移動で名古屋をジャンプしていた.


昨日,白子で車を乗り捨てていたので特急でいつもよりも一駅南に降りた.

駐車してあるところまでは商店街を歩く.

トップが無能なので,中心市街地は活性化どころか空洞化している.

暗い暗い商店街.

でも1店舗だけ明るいところがあった.

お花屋さんだった.

これ幸いと妻の好きな花を買おうとする.

ぱっと見渡すがよくわからない.

仕方なく店員さんに聞く.

ほっとしたところで店員が言う.

「色が3種類ありますよ」

何ということだろう.

どれにしようかと悩んだが,綺麗なので全種類買うことにした.

ほっとしたところで店員にいくらか聞いてみた.

「3本で100円です」

何ということだろう.

安すぎじゃないだろうか.

ワンコインでは妻に誠意を疑われてしまう.

「2本ずつください」

2×3で6本なら結構な数だし安いけどワンコインじゃない.

ほっとして店員の作業を見ていたら,妙に不安になってきた.

なんということだろう.

葉っぱのない花なので6本あってもすっきり過ぎる.

私のセンスでは駄目だということに今更ながら気づいた.

刺身の盛り合わせに相当するような,花のセットものはないのだろうか?

店内を見渡したが,花しかない.

なかなか根性の入った店だ.

しかし困った状況は変わらない.

「なんかこう!なんかコウ!ナンカコウ!」

日本語にならない日本語と,意味の無い身振り手振りなのに心が通じたのか,店員さんが言った.

「わかりました」

どこまでわかったのかはわからないが,私のような馬鹿な客の扱いには長けているようで,馬鹿な私は非常に安心した.

「あなたのセンスでお願いします」

ここからが私にとって非常に楽しい勉強だ.

どういう取り合わせで何という花や葉っぱを組み合わせてくれるのだろう?

花屋さんの一挙手一投足を見逃すものか!と気合を入れていると後ろから誰かが呼んだ.

「だえもんさん?」

なんということだろう.

ここ10年以上の鈴鹿・亀山のメディアの超大御所がそこにいた.しかも酔っ払っている.

「お母さんに花を持って帰るなんて,あんた優しいええ息子やなぁ」

なんだか妙なくらいに感動している.

でも全然違うので,

「いえ,世間ではホワイトデーなんで嫁さんにプレゼントなんです」

と答えた.

すると

「えぇ~!あんたなんか悪いことでもしとるんとちゃうのぉ?」

母と妻ではえらく反応が違うものである.

取り繕いながら話をしてたら,花が綺麗な束になって仕上がっていた.

残念.ちらっちらっとしか見れなかった.


酔っ払った大先輩を乗せて白子の街を走る.

大先輩は私の近所らしいことは聞いていたが,実際にどこなのか知らない.

今夜は大先輩のお宅を知る良い機会だ.

白子の町の面白さや鈴鹿の政治状況を聞きながら楽しく帰途に着く.

さて先輩の家はどこだろう?

それを知るのが一番の楽しみ.

なのにどういうわけか駅前で結構という.

別にいいのに,えらい気を使ってくれる方だ.

結局,今回もえらい近所でわからずじまい.


帰宅した.

妻に花がばれないようにドアで隠して,不自然な状態で妻を呼ぶ.

何か異常なことが起こっているのではと感じた妻が不安そうな表情で玄関に来た.

驚かすには丁度良いくらいのテンションの下がりようだ.

「はい,お土産!」

おもむろに花束を妻に向ける.

どんなに驚くだろう?どんなに喜ぶだろう?

花束の向こうの妻を見る.

すると怯えていた.

「ホワイトデーやに!」

と注釈を付けた.

納得がいかないようだが,ともかく妻は花束を受け取りこうつぶやいた.

「何が通に取り憑いているのかしら...」


ともかく夫婦生活に刺激をもたらすことには成功したようだ.


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資本主義経済がほころびを見せているのを実感する.

何が資本なのか?

その定義が変わりつつある.

知識社会への移行は相当急激にも感じられるが,夜が朝を迎えるように,大津波までもが自然の一部であるように,当たり前のことなのかもしれない.

21世紀初頭に,人類史における文書の蓄積量が,1年で100%アップを記録してしまった年が出現した.

1年が何百万年を凌駕してしまった.

もう臨界点を突破している状態がずっと続いているにもかかわらず,frontierはまだまだ見える.


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