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彦根市立鳥居本学園 ブログ 

平成27年4月から小中一貫型小中学校として新たな歩みを始めました。学園と鳥居本の魅力満載ブログです。

来年に向けて

2015年10月14日 | 鳥居本中学校学習
 男鬼森林学習のお話をこのブログで何度か紹介してきました。
 1年:植樹 植林といった方が良いのかも知れません。
 2年:伐採 収穫といった方が良いのかも知れません。
 3年:活用
 この3つの内容の学習を行います。今年この学習に携わり、4月に伐採した樹木を8月に製材する事を知りました。素人ながら、そんなに早く乾燥するのだろうかという疑問がありました。そこで、財産区の方や、森林育成組合の方にお話をすると、伐採に適した時期は彼岸から彼岸まで、つまり、9月の終わりから3月までが良い、ということでした。特に寒くなる時期は木に水が上がらず、倒しておいても虫が付かないので、乾燥しやすいというお話でした。
 そこで、無理をお願いして、来年度「活用」で使用する分を、この秋に切ってもらいました。
 この木を4月まで山に置いておいて、4月に次の2年生が切った物と一緒に持って帰り、3年生が活用します。すると、2年生が切った木は1年間以上乾燥させて、自分達が切った木を活用できることになります。快く男鬼の森林関係者の皆様がご協力くださいました。有り難うございます。写真は杉の木を切ってもらっているところです。

製材所見学

2015年10月10日 | 鳥居本中学校学習
 鳥本中学校は「ウッドジョブ体感事業」という県の指定を受けて、森林学習に取り組んでいます。その一環として昨日彦根市内にある滋賀原木さんという製材所の見学に行きました。以前は外国産の木材を多く扱っておられたそうですが、今では国産、しかも滋賀県産の木材にこだわって製材をされているそうです。生徒たちが見学している丸太は湖北産の杉。赤み(芯材)としらた(辺材)の割合や色合いに興味津々で観察しています。
 その後、製材の様子を見学し、最後に桧の柱を見せてもらいました。樹皮をめくり、丸太のまま柱にするそうです。表面に傷が付かないように紙が巻かれていました。きれいな70年ものの桧です。作業をされている方は失敗が許されない作業をしているので、緊張感を持って行っているという話をしてくださいました。工程で出てきた木片を拾って桧の臭いをかいでいる生徒もいました。樹木によって香が全然違う事にも気づいたようです。

 鳥居本中学校の森林学習の特徴は、「利活用」に焦点を当てている事にあります。
 1年:植樹
 2年:間伐
 3年:活用
緑化、森林学習を行う多くの学校は環境に焦点を当てて学習をします。従って「植樹」の部分に焦点を当てている学校が多いです。しかし林業の大切な部分は山を守り自然を守るために木を植えて育てるだけでは、不十分なんだろうと思います。活用することで、次の樹木を育てることにつながり、環境が循環していきます。これが持続発展を促します。そんな意味で、活用につなぐ昨日の製材所見学は意義のあることだと感じました。
 滋賀原木さんが、「どこまで伝わりましたか、人に話をするのは難しいなと思いました。」と生徒が帰ったあと、お話しされていました。丁寧に資料をご準備いただき、わかり易いお話に生徒たちは身を乗り出して見学していました。本物を見せ、それに携わる方々のお話を聞くのは本当に勉強になります。

宿場まつりフリーマーケットへ

2015年09月26日 | 鳥居本中学校学習
昨日触れましたが、今年の卒業研究は宿場まつりのフリーマーケットへ参加します。
そのうちの一つ、さんあかレンジャーTシャツを作るグループの作品です。
バックプリントには

今年の日付に「鳥居本宿場まつり」の文字。
まだ価格設定が出てきていないようで、次の総合的な学習の時間に、価格を決めるそうです。
このシャツ限定10枚。売り切れ御免です。
他に、子ども向けに、

色鉛筆タッチのさんあかレンジャー、顔をあちこちに散らしてあります。
他にもありますが、とりあえずこの2枚を紹介します。
男鬼の木製品とともに、10月4日 宿場まつりでご覧ください。
私は個人的に竹が気になっています。(昨日のブログをご覧ください)

生物多様性

2015年09月22日 | 鳥居本中学校学習
 これは昨年度男鬼森林学習で当時の1年生が植えたものです。鹿に食べられないように網を巻いていますがやられてしまいました。現在鹿は天敵がいないので増える一方だそうです。周りに植えられた杉やヒノキに荷造りテープが巻かれ鹿に備えています。林業は100年先の山を想像して営むという話を聞いたことがありますが、100年先はどうなっているのでしょうか。
 私たちの生活は山、特に森林に支えられています。森林が美味しい水を作り、森林が土砂崩れを守ってくれます。鳥居本中学校の森林学習は、森林のほんの一端しか学習できていませんが、一端でも学び持続可能な発展ができる社会を考える人材になってもらえるよう取り組んでいます。
 2013年阿部サダヲ主演の映画『奇跡のリンゴ』は、無農薬でリンゴを育てることを試みますが失敗の連続。窮地に立たされ、自死を決意し森に入ると、元気なクルミの木を発見。生物多様な環境が無農薬を可能にするという考えに至るというお話でした。人と里山の関係は「生物多様性」がキーワードだと思います。
 そこで、9月28日(月)1時間目(8時50分スタート)、鳥居本中学校2年生が、前川教育長を招き生物多様性の学習を行います。昆虫採集を趣味とされている教育長が約40年前の鳥居本と今の鳥居本を比べながら、蝶が住めなくなった環境を切り口にしたお話を聞きます。授業は公開としますので、地域の皆さんもよろしければお越しください。

Good morning鳥中タイム

2015年09月18日 | 鳥居本中学校学習
今朝は全校朝の会「Good mornign 鳥中タイム」が開かれました。
内容は
各学年の授業の様子、掃除の様子の交流
各委員会からのお知らせ
いじめサミットに参加して
知事と語ろうに参加して



「知事と語ろう」は三日月滋賀県知事が中学生お話をされるもので、各校から生徒会長が参加しました。学校の特徴や自慢点などを交流したお話や、知事の思いを伝達してくれました。
「いじめサミット」も交流内容を紹介してくれた後、サミットで提案されたいじめをなくす3つの提言が伝達されました。

1 いじめをするのも私たちなら、いじめをなくすのも私たち
2 あいさつは いじめ防止の 特効薬
3 相手を尊重 自分も尊重

短くわかり易く、そしてポイントを突いた良い提言だと思いました。

体育祭を終えて

2015年09月14日 | 鳥居本中学校学習
体育祭の閉会式を終え、テント前で団員が記念撮影をしました。
雨から始まり、午前中は曇り、午後晴れ間が出てきて、集団演技の頃は快晴でした。
涼しい風が芝の上を渡り、誰もが余韻に浸っているという感じでした。この後、全て撤収して、解団式。一人ひとりが感想を発表し、3年から1,2年にバトンを渡します。日だまりの中でゆっくりと時間が流れていきました。
最後に3年生が作ったパネルの後ろに並んだ生徒たちの写真を掲載します。


御礼

2015年09月13日 | 鳥居本中学校学習
本日第68回鳥居本中学校体育祭を行いました。
早朝より、応援に駆けつけてくださいました皆さん、有り難うございました。
15分程度小雨が降りましたが、午後は秋晴れの下で執り行うことができました。
写真は「そうらん」優勝の赤団の演技です。

明日 鳥中体育祭

2015年09月12日 | 鳥居本中学校学習
明日、よほどの雨でない限り、鳥中体育祭を行います。
本日は気持ちのよい秋晴れの中、リハーサル、準備を全校生徒と教員が行いました。
お天気がよかったので、明日撮れるか心配だった全員写真を撮影しました。

明日、どうしてもできない場合は、順延とします。その場合明日はお休みにします。ご了解お願いします。

中学校組み立て体操

2015年09月10日 | 鳥居本中学校学習
久しぶりの外練習、初めて当日の広さで練習です。
人数がそろわなかったり、腰痛等で全員がそろって練習できていなかった3年男子による3段塔が、本日立ちました。
曲に合わせて立てていきますから、まだまだ練習が必要ですが、とりあえず無事立てました。
明日もう一度練習をして、土曜日に準備、日曜日本番という運びになります。
よろしくお願いします。