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あの日を刻むマイク ラジオと歩んだ九十年

2020年02月15日 10時37分47秒 | 社会・文化・政治・経済

あの日を刻むマイク ラジオと歩んだ九十年

あの日を刻むマイク ラジオと歩んだ九十年

武井照子 著

内容紹介

1945年8月14日、女子アナウンサーだけ集められた部屋で上司にこう告げられた。「明日、日本は負けます。反乱軍がきて『この原稿を読め』などと言われても、抵抗する必要はありません。まず自分の身を最優先に考えなさい」。激動の時代を生きた一人の女性が語る日本の昭和史、平成史。
戦前から戦争を経て、戦後、そして高度経済成長期、平成。家庭と職場を両立させながら、アナウンサーとして、ディレクターとして、女性として、世の中に絶えず問題提起を続けた彼女にしか語れない言葉がある。様々な著名人との出会いやエピソードを交えつつ、ラジオを通して、いま改めて近代日本が歩んできた道を振り返る。
戦争経験者が少なくなる中、時代の証言として後世に残したい珠玉のエッセイ。

【著者略歴】
武井照子(たけい・てるこ)
1925年埼玉生まれ。1945年、NHKラジオアナウンサーとして終戦を迎える。戦後はGHQ統治下で「婦人の時間」のアナウンスを担当。番組を通して村岡花子や壺井栄、林芙美子とも出会う。アナウンサーを退いてからはディレクターとして谷川俊太郎やまど・みちお、灰谷健次郎らと共に数多くの子供番組の制作に携わる。現在、朗読サークルで読み聞かせをする日々。

内容(「BOOK」データベースより)

玉音放送、GHQ指導下の「婦人の時間」、長寿番組「お話でてこい」、名作「ひょっこりひょうたん島」etc…九十四歳、元NHKラジオアナウンサーが綴る、時代の記録と出会いに満ちたメモワール。

「自分の目で見て、感じたことを言葉にするしか、できないのですよ」詩人のまど・みちおさんの言葉が忘れられないという。

武井さんは詩人が控えめに語る言葉に、自らを省みてハッとした。

「当たり前のことなのだが、今はそれができていない」と。

「まどかさんの詩を読むと、難しい言葉はないし、すっと体に入ってくる」

「平明で易しい言葉なのに、天地」を感じる」

 

戦前、戦中、戦後とNHKラジオのアナウンサー、製作者として、退職後は朗読の指導者として人生の大半を「素朴で、心に伝わる言葉、語り」を追い求めてきた現在94歳の著者の自分史です。

終戦直後の混乱期にアナウンサーとして担当した「婦人の時間」、ディレクターとして制作した「お話でてこい」など関わった多くの番組にまつわるエピソードが興味深く楽しめます。また著者は、NHKの”働く母親第一号“でもあり、男性中心社会の当時、仕事と家庭を両立させる困難さは十分想像できます。

そんな時代の中悩みながらも自分の信念を貫いてきた、著者の真摯な姿勢には感動します。そしてこれまでの人生での出会った素晴らしい人たちに感謝しながら、その交友の話も面白く読みました。小生は著者とは16歳年下ですが著者の歩んできた時代の記憶はあまり変わらず、とても懐かしく読みました。

 


「家族の幸せ」の経済学

2020年02月15日 09時52分25秒 | 社会・文化・政治・経済

「家族の幸せ」の経済学

データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実山口慎太郎/著

内容紹介

大竹文雄氏(大阪大学大学院教授・『経済学的思考のセンス』)
「結婚、子育てで悩む人に、最新のエビデンスとその活かし方を気鋭の経済学者が教えてくれる」

中室牧子氏(慶應義塾大学教授・『「学力」の経済学』)
「私が選んだ、2010年代のベスト経済書。ものすごくわかりやすいのに、知的刺激に満ちた一冊。」

あなたを安心に誘う真実が満載!
□ 保育園は、母親の「幸福度」を高める
□ 保育園は、子どもの「攻撃性」を減少させる
□ 「育休3年制」は意味がない。1年で充分
□ 母乳育児の「知能」「肥満」への効果はない
□ 日本の低出生体重児の数は世界3位
□ パパの育休は、子の16歳時の偏差値を上げる

「帝王切開なんかしたら落ち着きのない子に育つ」
「赤ちゃんには母乳が一番。愛情たっぷりで頭もよくなる」
「3歳までは母親がつきっきりで子育てすべき。子もそれを求めてる」
出産や子育ては、このようなエビデンス(科学的根拠)を一切無視した「思い込み」が幅をきかせている。その思い込みに基づく「助言」や「指導」をしてくれる人もいる。親身になってくれる人はありがたい。独特の説得力もあるだろう。しかし、間違っていることを、あなたやその家族が取り入れる必要はまったくない。こういうとき、経済学の手法は役に立つ。人々の意思決定、そして行動を分析する学問だからだ。その研究の最先端を、気鋭の経済学者がわかりやすく案内する。

目次

第1章 結婚の経済学
第2章 赤ちゃんの経済学
第3章 育休の経済学
第4章 イクメンの経済学
第5章 保育園の経済学
第6章 離婚の経済学

著者紹介

山口慎太郎(やまぐちしんたろう)
東京大学経済学部・政策評価研究教育センター准教授。1999年慶應義塾大学商学部卒業。2001年同大学大学院商学研究科修士課程修了。2006年アメリカ・ウィスコンシン大学経済学博士(Ph.D)取得。カナダ・マクマスター大学助教授、准教授を経て、2017年より現職。専門は、結婚・出産・子育てなどを経済学的手法で研究する「家族の経済学」と、労働市場を分析する「労働経済学」。本書が初の著書となる。

 

本の帯にある大竹、小室両先生の推薦文につられて、3章までは読んでみたものの残念ながら期待外れであった。
以下、その理由は以下の通り

1)単純につまらない
1章においては、「晩婚化と未婚化」について取り上げられているが、内容については「男は女性に美貌を求め、女性は男性に収入を求める」といったありふれた結論でつまらない。

2)経済学の視点が活かされていない
「第2章 赤ちゃんの経済学」においては「出生体重の影響」「帝王切開のリスク」「母乳育児の是非」といったことを取り上げているが、これらは医学分野の知見であり、経済学者が改めて取り上げる意味が分からない。
『「家族の幸せ」の経済学』というタイトルから経済学的視点ならではの切り口(たとえば「市場メカニズム」等)で論じているものと期待させるが、統計数字の羅列(これをエビデンスというのかな?)に留まっており、そうはなっていない。

3)著者の主張の導出に説得力がない
「第3章 育休の経済学」においては、「「育休3年制」は無意味。1年がベスト」と著者は主張する。
その根拠については著者の数理モデルから女性の出産や就業行動がどのように変化するかをコンピューターで予測したとのことだが、この過程が完全にブラックボックス化しており不明瞭で、著者の個人的な趣味や経験からそう主張しているかのような印象を受ける。(紙数の都合でそうなったとしたら、URLなどで参照できるようにすればよかったのでは)
また、全体的に現状追認型の主張に偏っているあたりも気になるところだ。

 

お金(経済性)を絡めて,家族の基盤となる結婚,子育て,離婚を具体的に考察する最近の流行りと言いますか,大学の先生がこういった路線を取り出している典型的な書籍と思いました.本が売れるための工夫がこういったところに出ていると言うことでしょう.

さて,書かれている内容ですが,身近な話題を興味深い切り口から考察しており,統計的手法も活用していることからも納得性があります.ただデータは海外依存で,日本がこういった研究分野で遅れていることも述べられています.

今までに常識とされていたことが案外,数字的な統計処理から否定されている現実は読んでいて面白く感じています(苦笑).『第2章 赤ちゃんの経済学』に書かれている事実は知らないことが多かったので,特に興味深く読ませていただきました.

筆者が本書で着目しているところは人間の関係性の部分です.物理的にはマイホームを持つ意味や,教養的には学歴の持つ意味,キャリア的には仕事とヒトとの関係性があげられますが,これらは他の書籍にお願いするとして,本書で取り上げている着目点はこれまでには目につきにくかった,注目すべき視点をピックアップしているように思いました.読んでみようかと思わせる内容になっています!

この書籍から,今後の我々の生活において,どうあれば幸せを実感できるか,打つべき対策が見えるように思いました.それができないと言うことは,時代の変化についていけないと言うことなのでしょうか?

 

なら、欧米の話と最初にいってよ!その割にはノルウェーでは「4週間の育休取得はお父さんの所得を2パーセントほど下げる」とゴシックで強調されても男親の育休取得率がいまだに絶対的低位にある日本の参考にはたいしてならない。

ペリー就学前プロジェクト(p181以下)についても著者みずから「日本の平均的な家庭環境は、ペリー就学前プロジェクトの対象となった貧しい家庭の環境よりだいぶ優れている」と判断しているのだから我々の参考にはならない。

そのくせ「高度な研究職、技術職では常に新しい知見・技術が忌まれています。そういった職業の方があまりに長期間仕事を休んでしまうと、これまで培った知見・技術が時代遅れになってしまうことが考えられます」(p121)と思いつきが披瀝されるがエビデンスは挙げられない。海外の研究成果を紹介したい熱意は分かるが日本の話に見せかけた(著者の意図はどうあれ結果はそう)のは羊頭狗肉の誹りを免れない。

 


渋沢栄一の言葉 「真の成功」

2020年02月15日 09時20分09秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

渋沢は常に<世界の中の日本>を意識していた。

<仁義道徳に基づく富でなければ永続しない>

<もうこれで満足だという時は、すなわち衰える時である>

<人は全て自主独立すべきものである。

自立の精神は人への思いやりと共に

人生の根本を成すものである>

<もうこれで満足だという時は、すなわち衰える時である>

< 全て形式に流れると精神が乏しくなる。

何でも日々新たにという心がけが大事である>

<どんなに勉強し、勤勉であっても、上手くいかないこともある。

これは機がまだ熟していないからであるから、ますます自らを鼓舞して

耐えなければならない>


<ただそれを知っただけでは上手くいかない。

好きになればその道に向かって進む。

もしそれを心から楽しむことが出来れば、いかなる困難にもくじけることなく

進むことができるのだ>

<できるだけ多くの人に、できるだけ多くの幸福を与えるように行動するのが、我々の義務である。>

<信用はそれが大きければ大きいほど、大いなる資本を活用することができる。

世に立ち、大いに活動せんとする人は、資本を造るよりも、まず信用の厚い人たるべく

心掛けなくてはならない>

<一人ひとりに天の使命があり、その天命を楽しんで生きることが、処世上の第一要件である>

<人は死ぬまで同じ事をするものではない。

理想にしたがって生きるのが素晴らしいのだ>

<たとえその事業が微々たるものであろうと、自分の利益は少額であろうと、

国家必要の事業を合理的に経営すれば、心は常に楽しんで仕事にあたることができる>

<人は全て自主独立すべきものである。

自立の精神は人への思いやりと共に人生の根本を成すものである>

<商売をする上で重要なのは、競争しながらでも道徳を守るということだ>


渋沢栄一(1840年~1931年)
日本の武士(幕臣)、官僚、実業家。多種多様な企業の設立・経営に関わり、日本資本主義の父と称される。

1840年、武蔵国榛沢郡(埼玉県深谷市)の渋沢家に長男として生まれる。渋沢家は、藍玉(染料)の製造販売や養蚕、米、麦、野菜の生産も手がける豪農。

14歳から単身で藍葉の仕入れにも出かけるようになり、この時の経験が後にヨーロッパの経済システムを吸収しやすくする素地を作り出した。

1858年、19歳で結婚。1861年に江戸に出て儒学者、海保漁村の門下生となる。また、北辰一刀流、千葉栄次郎の道場に入門。剣術修行のかたわら勤皇志士と交友を結ぶ。

やがて尊皇攘夷の思想に目覚め、1863年、高崎城を乗っ取って武器を奪い、横浜を焼き討ちにしたのち長州と連携して幕府を倒すという計画をたてる。しかし、親族の説得により中止。

その後、京都に上るが、1863年に長州藩ら勤皇派が京都から追放されたことにより志士活動に行き詰まり、江戸遊学時代に交際のあった一橋家家臣の推挙により一橋慶喜に仕えることになる。

1867年、慶喜が将軍となったのに伴い幕臣となり、パリ万国博覧会に出席する慶喜の弟の随員としてフランスへ渡航。パリ万博のほか、ヨーロッパ各国を訪問し、先進的な産業・軍備を視察。将校と商人が対等に交わる社会を見て感銘を受ける。

1867年11月、徳川慶喜は大政奉還を建白。新政府から帰国を命じられ、1868年12月に帰国。静岡に謹慎していた慶喜と面会し、慶喜より「これからはお前の道を行きなさい」との言葉を拝受。

明治2年(1869年)、フランスで学んだ株式会社制度を実践するため、静岡に商法会所を設立。しかし、大隈重信に説得され、同年大蔵省に入省する。

大蔵官僚として、度量衡の制定や国立銀行条例制定に携わる。しかし予算編成を巡って、大久保利通や大隈重信と対立し、1873年に井上馨と共に退官。

退官後、官僚時代に設立を指導していた第一国立銀行(第一銀行、第一勧業銀行を経て、みずほ銀行)の頭取に就任する。

以後、東京海上火災保険、王子製紙、東急電鉄、秩父セメント、帝国ホテル、東京証券取引所、キリンビール、東洋紡績など、多種多様の企業の設立に関わり、その数は500以上といわれている。

しかし他の財閥創始者と異なる点は、渋沢財閥を作らなかったこと。「私利を追わず公益を図る」との考えを生涯に亘って貫き通し、後継者にもこれを固く戒めた。

社会活動に熱心で養育院の院長を務めたほか、東京慈恵会、日本赤十字社などの設立にも携わった。

商業教育にも力を入れ、一橋大学、東京経済大学の設立に協力したほか、女子の教育の必要性を考え、伊藤博文、勝海舟らと女子教育奨励会を設立。日本女子大学、東京女学館の設立に携わった。

現代経営学の発明者と称されるピーター・ドラッカーは渋沢について、「率直にいって私は、経営の『社会的責任』について論じた歴史的人物の中で、かの偉大な明治を築いた偉大な人物の一人である渋沢栄一の右に出るものを知らない。彼は世界のだれよりも早く、経営の本質は『責任』にほかならないということを見抜いていたのである」と述べている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


茨城県下妻市と東京マラソン財団との包括連携協定締結

2020年02月15日 06時50分49秒 | 社会・文化・政治・経済

2020 年 1 月 28 日
一般財団法人東京マラソン財団

一般財団法人東京マラソン財団(東京マラソン財団理事長 伊藤静夫)と茨城県下妻市(下妻市長 菊池
博)は、本日 1 月 28 日、『ランニング×地方創生』の実現にむけた包括連携に関する協定を締結しまし
たことをお知らせします。
今後、少子高齢人口減少を迎える地方都市の新しい在り方について追求し、それぞれが推進する事業に
おいて、国が掲げる長期的ビジョンを踏まえ、様々な連携を行ってまいります。
【締結式の様子】
【下妻市長 菊池博 コメント】
本市では国土交通省と内閣府から地方再生のモデル都市に選定され、平成30年度から3カ年で事業を推
進しているところで、筑波大学発ベンチャーの株式会社Waisportsジャパン(代表:松田裕雄)や
筑波大学渡和由研究室と連携し、産官学民でスポーツを手段とした地方創生に取組んでおります。
今後の縮退社会では都市経営課題が山積し、地方創生を実現し持続可能な社会を次の世代につなぐには、
複数の課題を同時に解決する着眼点が必要で、スポーツはその可能性を秘めていると考えております。
東京×地方の新たな試みとして、ランニングを手段として国家戦略を見据えた社会的課題解決に取り組む
東京マラソン財団の目指す崇高な理念と並走し、スポーツの可能性を引き出し、地方創生のロールモデルを
共に創り上げ、双方の発展に寄与したいと考えております。
【東京マラソン財団理事長 伊藤静夫 コメント】
弊財団は、2020 年 6 月で設立 10 周年を迎えます。弊財団では、東京マラソンの運営だけでなく、社会
的課題、少子高齢化・健康寿命の延伸、2020 年以降のレガシーを見据え、「アクションプラン
beyond2020」を推進しております。
今回の下妻市との包括連携協定で、スポーツや市民の健康づくりを軸とした官民連携の取組みが広がって
いくことを期待しています。
【協定締結の目的】
下妻市が掲げるスポーツ環境デザインにおける教育研究、ランニングとまちづくり等の分野において、東京
マラソン財団との包括的な連携のもと、少子高齢人口減少を迎える地方都市の新しい在り方について追究し、
スポーツを通じた地方創生のロールモデル構築とナレッジ貯蓄に寄与することを目的としています。
【連携・協力事業】
(1) スポーツ・文化に関すること
(2) 教育に関すること
(3) 健康に関すること
(4) 観光・情報発信・広報に関すること。
(5) 産業振興に関すること
(6) 両者が有する知的資源、人的資源及び物的資源の活用に関すること
(7) その他まちづくりに寄与することで両者が必要と認める事項
【連携イメージ】
地域の特性を活かした場の提供
ランニングスポーツやジョギングの普及振興
ランニングイベント・ランニングクリニックの実施
スポーツによる観光や産業の提供
市民の健康づくり


福島第一原発トリチウム水放出に茨城漁協反対要望

2020年02月15日 06時34分58秒 | 社会・文化・政治・経済

02月13日 NHK

福島第一原子力発電所で発生するトリチウムなどを含む水の処分方法をめぐり、経済産業省の小委員会が、海か大気中に放出する方法を示したことを受けて、県の漁協関係者が13日県庁を訪れ、国に対して、海への放出を行わせないよう求める要望書を大井川知事に手渡しました。

要望書を提出したのは、県内にある10の漁協でつくる「茨城沿海地区漁業協同組合連合会」の関係者などおよそ50人です。
福島第一原発で発生する汚染水を処理したあとのトリチウムなどの放射性物質を含んだ水について、経済産業省の小委員会は、基準を下回る形で海に放出するか、蒸発させて大気中に放出する方法が現実的で、海の方がより確実に実施できるという報告書を今月、政府に提出しています。
これに対して要望書では、トリチウムを含んだ水が海に放出されると漁業が継続できなくなるとして、国に対して、海への放出を行わせないよう求めています。
要望書を受け取った大井川知事は「全く容認できないという気持ちは同じであり、状況を国にきちんと伝えたい」と述べました。
要望書を提出した連合会の飛田正美会長は「震災のあと魚の値段の低迷が続くなかで、トリチウムを含む水が海に放水されると漁業者は食べていけなくなるし、後継者もいなくなる」と話していました。


福島第一原発のトリチウム水・汚染放出に漁協反対要望

2020年02月15日 06時08分27秒 | 社会・文化・政治・経済
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<time>02月13日 NHK</time>

福島第一原子力発電所で発生するトリチウムなどを含む水の処分方法をめぐり、経済産業省の小委員会が、海か大気中に放出する方法を示したことを受けて、県の漁協関係者が13日県庁を訪れ、国に対して、海への放出を行わせないよう求める要望書を大井川知事に手渡しました。

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要望書を提出したのは、県内にある10の漁協でつくる「茨城沿海地区漁業協同組合連合会」の関係者などおよそ50人です。
福島第一原発で発生する汚染水を処理したあとのトリチウムなどの放射性物質を含んだ水について、経済産業省の小委員会は、基準を下回る形で海に放出するか、蒸発させて大気中に放出する方法が現実的で、海の方がより確実に実施できるという報告書を今月、政府に提出しています。
これに対して要望書では、トリチウムを含んだ水が海に放出されると漁業が継続できなくなるとして、国に対して、海への放出を行わせないよう求めています。
要望書を受け取った大井川知事は「全く容認できないという気持ちは同じであり、状況を国にきちんと伝えたい」と述べました。
要望書を提出した連合会の飛田正美会長は「震災のあと魚の値段の低迷が続くなかで、トリチウムを含む水が海に放水されると漁業者は食べていけなくなるし、後継者もいなくなる」と話していました

</section>

輪子の競輪日記 3着おじさんを模倣

2020年02月15日 02時47分00秒 | 未来予測研究会の掲示板

競輪専門新聞の記者予想、スポーツ新聞の記者予想、テレビのコメンテーターの元競輪選手たちの予想などの的中率は?
輪子は何度も悔しい思いをしてきた。
ある元競輪選手は、「こちらの予想どおりに、走らないのだ」と選手たちを非難する。
展開によって左右される競輪では、位置取りが常に勝負の決め手となる。
本命に推された選手が7番手、8番手に置かれ3着にも届かない最悪のレース展開を輪子な何度も見ている。
特に中段の位置を確保したラインが車間を大きく開けるケース。
結果的に一番人気薄の先行ラインが逃げきってしまう。
しかも、一番不利な3番手選手が1着となり、中段の選手のやはり3番手の選手が2着か3着になるケースも。
特に本命の2車単オッズが2倍、3倍で消えてしまうケースも。
3着おじさんが「今日はさっぱりだな」と愚痴を。
「私も、同じ」と輪子も溜息をつく。
小倉記念GⅢの最終レース。
輪子は取手地元の武田豊樹選手が、GⅠの全日本選抜競輪に出ていなかったことを気にかけていた。
「武田は、不調で出ないのかな」とトン子は言っていた。
「不調の武田選手でも、3着はあるも」と輪子は想った。
そして、8-7-3 7-8-3 7-9-3 9-7-3 8-2-3 2-8-3
8-5-3 5-8-3 5-9-3 9-5-3を各100円。

そして、思わない女神の微笑みに遭遇!

長い、長い不調のトンネルを抜けた思いがしてきた。

払戻場の窓口に並んだのは3着おじさんと輪子ほか数人のみ!

12RS級







選手名 府県



  14 1 1 海老根恵太 千葉 42 86 S1
  16 2 2 小川勇介 福岡 35 90 S1
  15 3 3 武田豊樹 茨城 46 88 S1
    11 4 4 佐々木豪 愛媛 23 109 S1
    14 5 佐藤友和 岩手 37 88 S1
    13 5 6 金子哲大 埼玉 31 95 S1
  12 7 中本匠栄 熊本 32 97 S1
  11 6 8 北津留翼 福岡 34 90 S1
×   10 9 松坂洋平 神奈川 37 89 S1
誘導員 柳詰 正宏       S1

並び=5(単騎) 9-1 7-8-2 4(単騎) 6-3




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 7 中本 匠栄   11.4   合わせ捲る
× 2 9 松坂 洋平 3/4車身 11.2   後方捲上げ
3 3 武田 豊樹 1/2車身 11.5     けん制及ず
4 2 小川 勇介 1/2車身 11.4     直線中伸び
  5 5 佐藤 友和 1/2車身 11.2     単騎で苦戦
  6 6 金子 哲大 1/2車身 11.8   B 先行捲られ
7 8 北津留 翼 1/8車輪 11.7     内突き詰り
8 1 海老根 恵太 タイヤ差 11.4     松坂追走も
  9 4 佐々木 豪 1/2車輪 11.7     合され不発

2車単 7-9 2万5960円(62番人気)

3連単 7-9-3 15万5100円(363番人気)

レース後記

レース後記写真

 後ろ攻めから動いた金子哲大に合わせて、中本匠栄と松坂洋平も上昇し、松坂、中本の順で前を切る。そこを1センターで金子が押さえて主導権。

隊列を一本棒にして逃げる金子に別線はなかなか動かず、しびれを切らした単騎の佐々木豪が打鐘の2センター9番手から一気に仕掛ける。

徐々に佐々木が前団に迫ると、3番手の中本が最終2コーナーから合わせてまくり出し、武田豊樹の強烈なけん制を乗り越えて初日特選を制した。
 「あの位置(3番手)を取れるとは思わなかったですね。展開次第では早めに行こうと思っていたけど、だれも来なかったので。武田さんのブロックを乗り越えられたし、仕掛けた感じも良かったと思います」
 最終バックでけん制した武田の内に北津留翼が入って隊列が短くなり、大外をまくった松坂洋平が2着に入った。
 「中本君がもうちょっと動いて行くのかと思っていたので、(別線が)やり合った時の作戦しか考えてなかったです。単調になり過ぎましたね。でも、最後は伸びていたし、脚自体は良いと思います」
 中本の後ろに切り替えて3着でゴールした武田豊樹は「(中本)止められる感じはあったんですけどね。もうちょっとです」と振り返った。