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「人生ボックス」

2016年03月18日 19時24分22秒 | 創作欄
小峰徹は改めて「人生ボックス」を提唱しながら、それを実践してこなかったことを悔やんだ。
人は、誰かに支えられ、支えっ合って生活しているはず。
つまり生きることは一方通行ではあり得ないのだ。
「敵をつくるな。敵をつくると、疲れるだけなんだから」と人生の先輩の山中次郎が徹を諭した。
企業間は当然、ライバル関係であり、油断をすると足元を救われる。
だが、徹の目に温厚に見えた山中次郎は稀有で過酷な体験をしていた。
山中は日本帝国軍の元関東軍の兵士であり、ソ連によって不本意にもシベリアへ連行・抑留され、日本に帰国できたのは昭和24年のことであった。
その歳月はまさに奴隷と同然の日々であった。
父の企業に営業部長の立場で戻ったが、「赤に染まってきたの男だ」と陰口を叩かれ敬遠されてきた。
父親の惣之助は、次郎を新設の大阪の支社長にして、本社から遠避ける。
専務取締役である長男の一郎の進言によるものであった。
「あいつは、社内に労働組合を作ることを奨励している。まったくどうかしている。わが社には労働組合など必要ないんだ」一郎は不快な気持ちを父親にぶつけた。
2代目の父親惣之助は東京大空襲で亡くなっている創業者の菊之輔の谷中の墓地に花を添えながら「労働組合は必要なのかね」と問いかけた。
答えが得られるわけではなかった。
徹は上司として尊敬していた山中次郎の支持に従い労働組合を設立したのだった。

認知症、思い出せないだけ 

2016年03月18日 17時54分14秒 | 医科・歯科・介護
 マウスの記憶は存在

共同通信社 2016年3月17日 (木) 配信

 認知症の一種であるアルツハイマー病の初期に失われた記憶を、脳の神経細胞を働かせて取り戻すことにマウスで成功したと、理化学研究所の利根川進(とねがわ・すすむ)・脳科学総合研究センター長らのチームが16日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
 アルツハイマー病の初期症状の「物忘れ」が生じる仕組みの解明につながる成果。利根川氏は「患者は記憶を正しく形成できないのではなく、思い出せないだけかもしれない」と話している。
 チームは、人の若年性アルツハイマー病の家系で見つかった遺伝子の変異をマウスに組み込み、物忘れの症状があるマウスをつくった。箱に入れ、電気刺激を与えて恐怖を体験させ、そのとき働いた脳の神経細胞に目印を付けた。
 マウスは1日後には恐怖を忘れていた。さらに1日後、別の箱に入れ、脳に光を当てて目印の神経細胞を働かせたところ、電気刺激はないのにすくんで動かなくなった。チームは、恐怖の記憶は失われずに保存されており、神経細胞の働きでよみがえったと判断した。
 一度忘れた後でも、繰り返し光を当ててこの神経細胞を働かせ続けると、2日たっても箱に入れると体をすくませた。神経細胞の働きによって、神経回路のつながりが強まり、記憶を思い出しやすくなったとみられる。














大動脈解離高い死亡率 

2016年03月18日 17時53分06秒 | 医科・歯科・介護
大阪梅田の暴走事故で注目

神戸新聞 2016年3月17日 (木) 配信

 先月末、大阪・梅田で乗用車が暴走した事故で、運転していた男性=死亡当時(51)=が発症していた大動脈解離。男性は数時間前まで仕事をしていたが、突然に大動脈が破綻し、意識がない状態で事故を起こしたとみられる。大動脈解離はどのような病気なのか。神戸大学付属病院の心臓血管外科医、大北裕教授に聞いた。(山路 進)
 大動脈は、心臓から体の中心部を通り、脳や肝臓、腎臓などの主要な臓器に血液を送っている。心臓から上へ伸びる部分を「上行(じょうこう)」、湾曲した部分を「弓部(きゅうぶ)」、その先を「下行(かこう)」と呼ぶ。通常の直径は2・5~3センチで、血管の壁は内膜、中膜、外膜の3層構造になっている。
 大動脈解離は、最も内側にある内膜が裂け、血液が中膜を破壊しながら流れ込む状態。元の血管の「真腔(しんくう)」に加え、新たにできた「偽腔(ぎくう)」にも血液が流れ、さまざまな症状を引き起こす。
 大動脈の一部が拡大して破裂などを起こす「大動脈瘤(りゅう)」と合わせ、2014年の死者は1万6403人、全死因のうち9位を占める。
◆痛みが移動
 大動脈瘤は、動脈の弾力性が失われる「動脈硬化」が主な原因で、高血圧や高脂血症、喫煙、糖尿病などがリスク要因とされる。大動脈解離の発症には、高血圧や遺伝性の疾患などが関わっているとされるが、詳しい原因は未解明という。
 ほとんどが突然に胸や背中に激痛が走るという。症状は、冠動脈が狭くなる狭心症や、急性心筋梗塞などと似ているが、大動脈の解離が血流方向へどんどん広がることで、痛みの場所が移っていくことが大きな特徴という。
 大動脈解離が、上行大動脈で起きた場合はスタンフォードA型、その他は同B型と呼ばれる。特に発症から2週間以内の「急性A型」の死亡率が高く、発症後の生存率は1時間ごとに1%下がり、48時間で半数が死に至るとされる。
 大北教授は「急性A型は、心臓近くでの大動脈破裂や、脳梗塞を起こすリスクが高く、極めて危険」とする。ほかにも、心臓に血液が逆流して起きる「大動脈閉鎖不全」、心臓の周囲に血液がたまり心拍を阻害する「心タンポナーデ」、腎不全などを併発することもあるという。
◆一刻も早く
 一般に、病院に搬送される急性A型の患者は、発症から時間が経過したケースが多く、約半数が心肺停止状態という報告もある。一方で、早期に受診し、手術が実施できた場合の救命率はぐっと上がる。日本胸部外科学会の調査では、手術できた場合の院内での死亡率は、13年は9・1%と初めて1割を切った。
 日本人の大動脈解離発症の割合は10万人に2~3人程度。だが、大北教授は「実感としてはもっと多い。普段元気な人が突然に発症するケースが目立つ。高血圧のある人が胸や背中に異変を感じたら、一刻も早く受診を」と呼び掛ける。















子どもの体力など課題 

2016年03月18日 17時52分01秒 | 社会・文化・政治・経済
 スポーツ基本計画改定で

共同通信社 2016年3月17日 (木) 配信

 スポーツ庁は16日に開いたスポーツ審議会総会で、2012年に5年間の政策の指針として策定した「スポーツ基本計画」の改定に向け、子どもの体力や成人のスポーツ実施率の引き上げ、トップ選手の競技力向上などでの課題を報告した。
 現計画は子どもの体力面では高水準だった1985年ごろを10年以内に上回ることを目標としているが、最新の調査結果では一部種目を除き当時よりも低い水準にとどまっている。65%程度を目標とする成人の週1回のスポーツ実施率も40・4%と低い状況にある。
 五輪での金メダル数は夏季大会で世界5位以上、冬季大会では10位以上を目標としているが、直近の12年ロンドン五輪は11位(7個)、14年ソチ冬季五輪は17位(1個)と達成できなかった。
 審議会委員からは「(計画で掲げた政策に)推進主体、責任の所在、財源が伴わないと、絵に描いた餅に終わる」と厳しい意見も出た。














国立大病院、「病院長の権限強化」提言へ

2016年03月18日 17時50分27秒 | 医科・歯科・介護
ガバナンス強化に向けて、国立大学附属病院長会議

m3.com 2016年3月17日 (木) 配信 成相通子(m3.com編集)

 厚生労働省の第2回「大学附属病院等のガバナンスに関する検討会」(座長:田中滋・慶應義塾大学名誉教授)が3月16日に開かれ、オブザーバーとして参加した千葉大学医学部附属病院長の山本修一氏が国立大学附属病院のガバナンス強化に向けた課題を説明し、国立大学附属病院長会議として、病院長の資質・能力の明文化や権限強化、病院長選考会議を設置するなどの提言を近日中に取りまとめることを明らかにした。

 山本氏は、国立大学病院の経営環境の厳しさや安全管理の責任が増す中で、今後の病院長には、「組織の運営に必要な経営力」と「生命・健康を預かる組織として、診療提供体制の管理、医療の質や安全性の確保に必要なマネジメント力」が必要だと指摘。その上で、(1)病院長に必要な資質・能力の明文化、(2)病院長の職務・権限の明確化、(3)病院長選考を複数候補者の下で実施、(4)病院長選考会議の設置――などを学長が定める内部規則に盛り込むことが必要だとする提言を国立大学附属病院長会議が国立大学協会と連携し、検討しているとした。
 検討会では、同じくオブザーバーの東京慈恵会医科大学名誉教授の森山寛氏が私立医科大学のガバナンスに関する状況や慈恵医大の例を説明したが、私立大学に関してはそれぞれ建学の精神や独自の文化があるため、選考方法はそれぞれ違う方法がいいと指摘した。
 このほか、がん研究会理事長の草刈隆郎氏が同団体のガバナンス体制を紹介した。委員からは「大学病院と一般病院で役割は異なる。大学病院の病院長は医療安全に重きを置くべきで、経営手腕で評価すべきではない」「病院長の権限強化だけでなく、支える事務職などのスタッフが必要」「大学病院の設置基準が時代遅れではないか」「権限強化に見合った報酬の増額も本当は検討すべき」などの意見が出た。
 大学附属病院等のガバナンスに関する検討会は、群馬大学医学部附属病院や東京女子医科大学病院などの大学病院で医療安全事案が相次いで発生したのを踏まえ、大学病院の病院長の選考方法などガバナンス強化に向けた対応策を検討している(『大学病院、「院長の選考方法」改革へ、厚労省検討会』を参照)。
◆「入院診療単価8万5000円を目指す」千葉大
 山本氏は、国立大学附属病院の厳しい経営状況を説明した上で、5つの課題を指摘。(1)医療安全管理体制の再構築、(2)経営体制の強化のための病院長の権限強化、(3)病院長の権限と責任の明確化・選考の見直しによるガバナンスの確保、(4)初期臨床研修医の確保と新専門医制度への対応を踏まえた地域の医師配置の在り方などの人材育成、(5)臨床研究体制の持続可能性の担保と国立大学附属病院全体の底上げ――が国立大学附属病院で共通の課題になっているという。
 これらの課題に対して、千葉大では病院長直属の部署の設置や医療安全専任教授の採用、全死亡退院患者の検証などの取り組みを実施。経営体制の強化のために、病院長企画室を新設したほか、外部招へいの病院経営の専門家の特任教授らを配置し、「新入院患者を前年度比3%増」、「入院診療単価8万5000円を目指す」などの経営戦略を策定している。
 病院長の選考方法は、立候補者と教授会や准教授・講師会などからの推薦を得た被推薦者が投票し、上位複数名の中から学長が選考する仕組み。任期は3年で1回に限り再任が可能だという。このような千葉大での状況などを踏まえて、ガバナンス強化に向けた提言を検討していることを明かした。
◆病院長、指名と選挙で利点と欠点
 森山氏は、私立医科大学附属病院(本院)におけるガバナンス体制に関するアンケート調査の途中結果を説明。私立大学では病院収入の比重が大きいため、病院長の権限は比較的大きいことや、単科大学と総合大学で組織のバラつきがあること、教職員を守る視点が大切であることなどを指摘した。慈恵医大では、医師や教員の人事委員会において院長権限は強く、診療部長の任期更新のための評価を実施して、診療部長を解任することもあるという。問題点としては、診療部長と主任教授が別々になるとスタッフに混乱が起きる可能性を挙げた。
 森山氏の私見として課題も指摘した。理事長・学長の役割分担、院長の権限を発揮しやすい体制作りとともに、それを評価・チェックをする仕組み、院長を補佐するために中長期的な視点を持つ内部のスタッフの育成も必要だとした。
 病院長の選考方法に関しては、指名方式は「理事長の意向に従いやすく」、選挙方法は「学閥や大学内の力関係に利用される」として、利点と欠点があると指摘。私学ではそれぞれ建学の精神や独自文化を踏まえ、最低限のルールを決めた上で、各大学や病院に合った選考方法がいいとの見解を述べた。選考は被推薦者のほか立候補者も対象だが、業務が大変で報酬が少ないことから「なりたいと立候補する人はほとんどいない」と説明した。












向精神薬を過剰処方容疑 

2016年03月18日 17時49分02秒 | 医科・歯科・介護
10万錠か、医師を書類送検

共同通信社 2016年3月17日 (木) 配信

 向精神薬を過剰に患者に処方したなどとして、兵庫県警は17日、麻薬取締法違反(譲渡)の疑いで、県内の70代の男性医師を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。
 患者は処方された向精神薬などをインターネット上で転売し利益を得ていたといい、県警は医師が患者に10万錠以上の医薬品を渡した可能性があるとみて調べている。
 送検容疑は昨年8月ごろ、自身の医院の患者1人に、治療に必要な量を超える向精神薬約千錠をみだりに譲り渡した疑い。
 捜査関係者によると、向精神薬の投与は通常1日数錠程度。だが医師は患者に1日数十錠を渡していたとみられる。数百錠入りの薬瓶を渡すケースもあったという。
 県警は専門家などから意見を聞き、医師の処方量が過剰だと判断。医師は調べに「患者からしつこく頼まれて渡した」などと話しているという。





向精神薬を過剰処方容疑 

2016年03月18日 17時49分02秒 | 医科・歯科・介護
10万錠か、医師を書類送検

共同通信社 2016年3月17日 (木) 配信

 向精神薬を過剰に患者に処方したなどとして、兵庫県警は17日、麻薬取締法違反(譲渡)の疑いで、県内の70代の男性医師を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。
 患者は処方された向精神薬などをインターネット上で転売し利益を得ていたといい、県警は医師が患者に10万錠以上の医薬品を渡した可能性があるとみて調べている。
 送検容疑は昨年8月ごろ、自身の医院の患者1人に、治療に必要な量を超える向精神薬約千錠をみだりに譲り渡した疑い。
 捜査関係者によると、向精神薬の投与は通常1日数錠程度。だが医師は患者に1日数十錠を渡していたとみられる。数百錠入りの薬瓶を渡すケースもあったという。
 県警は専門家などから意見を聞き、医師の処方量が過剰だと判断。医師は調べに「患者からしつこく頼まれて渡した」などと話しているという。

△▼厚生労働省▼△ △▼厚生労働省▼△

2016年03月18日 11時40分28秒 | 医科・歯科・介護
新着情報配信サービス

      
○ 審議会等

・第3回アレルギー疾患対策推進協議会(開催案内)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=219811

○リンク

厚生労働省トップページは、こちらから
http://www.mhlw.go.jp/

□■東日本大震災関連情報■□
PC版
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/
携帯版
http://mobile.mhlw.go.jp/jishin/index.html

医薬品医療機器情報配信サービス

2016年03月18日 11時39分24秒 | 医科・歯科・介護
┏━━━━━━━━━━━【PMDAメディナビ】━━━━━━━━━━━┓
医薬品医療機器情報配信サービス(PMDAメディナビ)
システムメンテナンスのお知らせ
(2016/03/18配信)
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日頃よりPMDAメディナビをご活用いただきありがとうございます。

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利用者の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。

人間は、必ず、誰かに支えられ生きている

2016年03月18日 10時35分35秒 | 社会・文化・政治・経済
★誠実と真心の対話こそ、人間の心と心を結ぶ要諦である。
★どこまでも目の前の一人を大切にする。
★励ましの絆を広げることだ。
★人には「持つ人生」と「なる人生」がある。
★「持つ人生」とはほしいものを手に入れて満足する人生。
「なる人生」とは。「もの」でなく、「自分が何になるか」を目標に、自分を磨き、なりたいものになる生き方だ。医師・日野原重明さん
★「生きている限り、生命を大切に」詩人・ミルトン
★勇気と忍耐で勝て。
★人間は、必ず、誰かに支えられ生きている。
一人の人を励まし、その人を支えてくれる人をも讃え励ますことが大事だ。

神経症の原因は劣等感

2016年03月18日 10時19分25秒 | 社会・文化・政治・経済
★お金のためにのみ働くわけではない。
「人に尽くすことが自分を人間的に豊かにする」
★「人のためにする結果が己のためになる」「道楽と職業」夏目漱石
★どんな人とも真っ向から渡り合える人に。
★真理のみが内なる悪を破る。
★保護者が活動的であれば子どもの挑戦意欲も高い。共に挑戦、共に成長。
共育である。
★フロイトが人間存在の根底に「性本能」を、アルフレート・アドラーは、「神経症の原因は劣等感であり、それを克服することで神経症も治るという心理学を築いた。
★人間性を否定する宗教の権威主義、権力主義。
指導者は威圧的、権威的で冷たい対応であってはならない。