娘たちの”旅立ち”

ここ2,3日の陽気に誘われて桜前線も活発化してきました。
昨日は、月始めの恒例の宮地獄神社詣でをしてまいりました。
今回の”詣で”は少しばかり感慨深いものでした。

次女の”姫は”、10日ほど前から南区の産婦人科で2年間お世話になることになりました。
別に赤ちゃんを生むわけじゃありませんが、彼女の長い看護士修業の旅が始まったのです。
この病院で、午前中に勤務し、午後から百道の看護学校へ通学、授業が終わって帰院して少し手伝い、寮へ戻るそうです。それからは授業の復習と予習をして一日が終わるようです。
最終的には5年後の国家試験を合格しないと何も始まりませんが、本人が決めたこと。
たとえ様々な障害が発生しようと、夢は貫き通してほしい。

そして、長女の”お嬢”。3年前のリーマンショック以後、急速に”就活”が厳しくなり企業の門が狭くなった。
卒業の1ヶ月前に、歯科クリニックのチェーン店に仕事が決まった。親子して非常に喜んだものだった。
しかし、勤務の実態は深夜の2時や3時までが常態であり、若い女性である同期の連中（ほとんど他県から来たようだ）は12,3名ほど入社したらしいが、この2年間で全て辞め彼女一人になってしまっていた。
そんな中、後輩が入社してきて指導を任せられたりして自然と責任感だけが強くなり、自分の体調の変化、精神面の変化などがわからないような状態になっていた。
本人は、健気に”大丈夫”と強がってはいたが親から見れば黄色ランプが点滅しているのが見えていた。

そんな”お嬢”が今月から少し私の仕事を手伝いながら、将来のことを考えていくことになりました。
私としては、本来のひょうきんな彼女に戻ってくれれば、それでよし、なんでんかんでん良か、といったところです。

期せずして、二人揃って新しい人生が始まったわけですが、もう、見守っていくしか有りませんなあ、、、。
ああ、ワシのすねはいつまでかじられ続けていくんじゃろうかなあ、、、、。
ほなら。

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