なんとかしてきてなんとかなった

つれづれなるままに、つぅつぅれろれろ

しめ縄のとりかえ

2022-04-17 22:30:00 | 日記
お宮にある鳥居とか祠とかにかかってる注連縄を、神幸祭の前に全部新しいものに付け替える。
もともと農家ばかりの氏子なのだから、しめ縄も自分たちで作って奉納だ。まぁ、材料揃えるのも結構な手間らしい。じぶんちは先祖代々の農家じゃないからよくわからないんだけど、最近のうるち米は早生種でゴールデンウィークくらいに田植えをして、お盆くらいには収穫するというやつらしい。早く育つから刈り取った藁が短いから藁縄を編むのには適してない。だから毎年注連縄を作るためにわざわざもち米を作ってるらしい。んで、収穫時に稲刈り機で刈り取った稲はその場で裁断され田んぼにまく・・・らしいんだけど、藁を刈り取って天日で干してと昔ながらの手間をかけてるらしい。よくは知らないんだけどさ。
ともかく、しめ縄を作ってかけ替えるってのを、氏子が寄り集まってするわけで、ええ、今日のメンバー、最年少は自分と小中高の同級生の幼なじみだったのです。ヤツとは産院の保育器からの付き合いで、4日自分が遅く生まれてるから本当の最年少は自分ですわ。
ふだん、仕事でも老体だから、とソンタクを求める立場なのだけど、個の寄り合いだけはそんな真似ができない。
そもそも藁縄を編むのもけっこうな握力がいるのに、農家でもない藁を触るのは春と秋のこの注連縄つくりの寄り合いだけというサラリーマンな自分よりも、じいさまどもの方がぶっとい注連縄をガンガン編んでいく。忖度どころの騒ぎじゃない。それでも小さ目な注連縄(祠につける)を6本くらいつくったかな。最後は手のひら全体で擦りながら藁をねじっていくから親指のつけねがまっかかだ。ああ、そういえば農家の人たちにかぎらないけど、あの人たちの手の皮の厚さは尋常じゃないくらいだったっけ。
まぁ、なにはともあれ作ったのを神社と摂社と道祖神と御旅所にかけてまわる。一応手分けして回るんだけど、最年少コンビの行く末は高所。そりゃ70過ぎのじいさまに5メートルくらいのはしごを登らせるわけにはいかんよね。今日は組内の会社が持ってるはしご車が使えなかったから、人力。
そんなわけで朝の8時からはじめて、お昼過ぎには終わったんだけどはしごの上り下りで昼からはほぼダウン状態だった。
引き続き明日も普通に仕事だ。まぁ、今年もコロナでお祭りは縮小って言ってたから本番には出張らなくてもいいらしい。
ともかくも休むとしよう。


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