なんとかしてきてなんとかなった

つれづれなるままに、つぅつぅれろれろ

またしても殴り書き

2019-01-30 21:49:31 | 日記

サラリーマンを長いことしてる訳だけど、サラリー以外に収入がないから源泉徴収票ってマジマジと見ない。

取りやすいところからしか取らない、出すのはベロでも惜しい、という伝統的年貢制度に則って給料天引きというサンドバック状態なわけだ。
一昨年にちょっと偉いポジションから降格して給料が減った。
金よりも健康、とまぁ諦めて、小さな部署の管理責任なんか背負ってられるかい、と、まんまと降格。
中間管理職なんて、ガチで下からも文句を言われ、上からは責任を押し付けられと良いことが一つもない。
ただ単に降格しますって言ったところで、上の連中は良いように使える人間をハイどうぞっていうわけもないし、そもそも上の管理責任を問われそうな事を率先してするわけもない。しかも運よく降格できたとしても移動が伴う慣例だから、おちおち降格の願いも出せない。

で、上司が先に移動のカードを切るのを待ってたわけで、まんまと二年前に移動の辞令が。
4年前から不眠で心療内科にかかってた(これは当時の上司のせいで、過剰な残業が原因)から、移動後さくっと半月で休職。まぁ、それほど大したことはなかったけど、環境の変化は抗うつ症状に影響があるってセオリー通りの状態に。
ともかく、それで3か月ほどのロングバケーションを満喫して、鬱だから降格したい、鬱だから元の部署に戻りたい、と要求。
なにぶん慢性の人手不足だから、すんなりと要求をのませたわけですわ。

なにぶん一昨年は休んでたからボーナスにも残業にも手当関連にかなり影響があったから、どうせ少ないと思ってたら、全盛期からしたら税込み年収で100万以上少なかった。
完全に平常運転始めた今年度、最近源泉徴収票をもらった。まぁ、マイナス50万くらい。
人に羨まれるほどは貰ってはないし、この年齢じゃソコソコってくらい。

んで、ちょっとマジマジと見たんだけど、年金とか健康保険とか介護保険とかに引かれた金額が全体の15.3パーセントくらい、税金とか生命保険とかがだいたい30パー強くらいかなぁ、つまり、ほぼ半分は強制的に「なきもの」にされてる。

つまり、毎月のだいたいの手取りを掛けてって、手に入れた年収が6割切ってる。細かいことは抜きだけど。


まぁ、それはいい。
もともと手に入れられないお金だと思えば、それほど悔しくもないし、生活に困ってるわけでもない。いや、嫁が働いてないとちょっと困るか。
ある意味、水飲み百姓の時代からの宿痾のようなシステムだから、御上の御政道に口を挟むような恐れ多きことは考えないほうが無難・・・なんてね。

困った人がいたら助けてほしい、インフラを整備して生活しやすいようにしてほしい、しごとができない高齢になったら生活の補助をしてほしい、病気になったら安心して病院にかかれるようにしてほしい、介護が必要な時は助けてほしい、自分が死んで家族が困らないように保障してほしい、と払ってる(天引きだから払うという感覚も薄いが)訳なのに、これらが返ってきそうなのは生命保険くらいかな。


なにかかにか口実をつけて税金を抜いていくわけだけど、税制改革といいながら取る分は盛大に拡大して、返す分はどんどん縮小して、いったいぜんたいどこに消えてるん?ってサラリーマンはちょっと考えたほうがいい。
少子高齢化なんて30年くらい前から言われてるわけで、何もしてこなかったツケは必ず払うことになる。

そう、統計とか公文書とか国家システムの基礎指標をないがしろにする政治は右だろうが左だろうが保守だろうが革新だろうが「クソ」としか言いようがない。
憲法が国の未来を語るとか恥ずかしいことを公に言う割には、進む方向すら判らなくなるようなシステム基礎の偽装で誰も責任を取ろうとしないのは、さすがに政治とは言えないし責任だけがトリクルダウンだし。

一日3時間くらい(約4割)こんな政府のお遊びのために労働してると思うと、なんか腹が立つやらやるせないやら。






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