くまきち

山と旅と家族が大事。
でも激しい物欲が理性と財布のタガを飛ばす
最近は自転車も乗ってる

また牧ノ戸に行ってきた

2009-01-25 22:17:06 | 山と旅
 昨日に続いて牧ノ戸峠に行ってきた。
 今度は家族で。

 昨夜はあまり降らなかったのか、あるいは昼までの好天である程度融けてしまったのか、雪は少なめ。
 牧ノ戸にもチェーンなしで十分行けるレベルだった。


 駐車場でも十分遊べるくらいの適度な雪があったので、そこで遊ばせることに。


 子供は雪が好きだなあと感心する。
 ストックを使ってなにやらやってたり、カメラ持ってるおれを雪を持って追いかけてきたり…


 体が冷えてきたら、売店に行って肉まんなど買って休憩。
 ここの肉まん、初めて食べたんだけど、なかなかおいしい。
 具もたっぷりで大きめの肉まん。170円だけど、コンビニで同じくらいする高級肉まんよりもずっとおいしいし、何よりこんな登山口のような場所で売ってるにしては安い感じがする。


 ここからちょっと愚痴っぽくなる。

 結構雪の中登山したり散歩したりする物好き(昨日登っといて何だけど)も多く、食べていると、4人ほどのパーティが店の中に入ってきた。 下りてきたところらしい。


 気になったこと。

 全員ザックは背負ったまま、もちろん雪つきで。
 さらに、うち二人はアイゼンまで付けてる。

 よめさんに止められなかったら絶対注意してた。
 「お願いだからやめて」と言われてしぶしぶ黙ってたけど…。

 でもね、こういうのは誰かが言ってあげないと分からないんですよ。


 雪が付いたザックは、暖かいところに持ち込むと、雪が溶けて床を濡らしてしまうわけです。
 背負ったまま入ってくれば、他の客がいれば邪魔になる。
 ザックは外に下ろしておくか、小屋ならせいぜい土間までにしないと。

 アイゼンは、どうして気付かないのか不思議。 店の床(コンクリ)をがりがりと傷つけるでしょ。

 自分たちの格好をちゃんと考えれば、店や小屋に入っていい姿かどうか分かるはず。

 この人たちは、きっと山小屋でも同じなんだろうなあと、ちょっと悲しい。
 店があって、暖かい場所があることに感謝とか無いんだろうか。 あって当たり前じゃないことが分からないんだろうか。 お金を出して買い物だけしとけば、あとは何をしてもいいんだろうか。

 4人のうちのひとりはリーダー格か、引率役のようだったが、もちろん何も気付かない。 ダメな人。

 他の3人の装備は実にきれいで、全体でまとまった感じ。
 雪の山を楽しんだんだろうなあと、端から見ていても分かる。

 楽しむだけ、利用するだけ、周りのことは見えてない。

 年はきっと上だけど、中身は子供。


 なんだか悲しい気持ち。



 そういえば、昨日は西千里の手前で、大勢並んでぞろぞろと下ってくる連中に「道を譲らされた」。
 楽しく話をしながら下ってくるのはいいが、道を譲って待っている側の気持ちには気付かないらしい。 きっと、彼等には山頂しか楽しくないのかもしれないとも思った。 山頂は目的地で、往復の道中は観光旅行のバスみたいなもの。

 牧ノ戸から登ったのが間違いだったかもしれないなあと、逆にこっちがちょっと反省した。 あるいは、入山の時間をずっと下げて、そういう人たちと出会わなくて済むようにすれば良かった。

 この件も、なんだか悲しかった。
 別に道を譲ったことはいいけど、だれもこっちには何も言わず、ただ自分たちのおしゃべりをしながら20人足らずが通り過ぎていったのは寂しいですね。

 ああいう連中でも一度遭難騒ぎにでもなれば、助けを求めるんです。 そしてそれを頑張って助ける人たちがいるんです。


 考えてると暗い気持ちになりますね。



 次に行く山では悲しいことがありませんように。

魔法瓶のチカラ

2009-01-25 22:14:18 | 山と旅
ふだん会社に持って行ってた水筒だが、元々は山用。




元々、サーモスのはひとつ持ってたんだけど、これが使いやすくて買った。

で、昨日の山にも熱いコーヒーを持って行ってた。


氷点下14度の中、熱くて飲めなかった

かなり保温能力が高くて、やっぱり老舗の製品は違うなあと実感。

大変おすすめです。