愛する図書館

2005年07月29日 | バイト:図書館
アメリカに戻った週明けから早速バイトの毎日を送っております。(平日のみ)
セメスター中は時給8ドルだったのが、夏休み中の時給は9ドル。うぉー!
もっと早くアメリカに戻ってこればよかった・・・。と思ったり。
(日本でぶらぶらしていた女↑)

私のバイト先は知る人ぞ知る大学の図書館で、
Interlibrary Loanという、大学外へ書籍貸し出し等の手続きをするところである。
コミカレの図書館ではたった一人のおばちゃんがそれに関る仕事すべてをやっていたけれど、
今通っている大学ではその部門は単独Departmentとして存在し、
フルタイムで働く人は多分10人はいる。それプラスそのDepartment専用学生アルバイトたくさん。
コミカレと大学では規模が全然違うのだ~。(置いてある書籍数が桁違いだから当然ですけど)

このILL Departmentでの私の仕事は細々と数多くある。
セメスター中主にやっていたのは
他の大学や施設から依頼のあった書籍の一部やPeriodical (専門刊行誌)の記事や論文をスキャンし
パソコンで依頼主に送信すること。
この仕事を通じ、自分の専攻以外の世界や分野の研究などをかなり知ることができた。
とは言っても、それら論文などをスキャンしながら読めるわけもないので(目が痛いので目をそらしている)
内容を詳しく知ることはまずできないのだけど、
とりあえず、論文のタイトルからどういう研究がなされたのかとかはわかるので
そのタイトルを読むだけでも結構面白い。
世の中ではいろんな研究がなされているのだね。感銘~。
それにどこの大学から依頼があったのか見るのも興味深かったりする。(なぜかね)

論文の研究タイトルにアッと驚くだけでなく、専門誌タイトルに感動させられることもある。
一般の書店ではお目にかかれない専門誌、世の中にはびっくりするほど存在しているようだ。

スキャン以外の仕事では、貸し出し予定の本やスキャンするPeriodicalを棚から集めてくることもある。
(カートをゴロゴロ)
そしてスキャン時同様、本を集める段階でも
「おお、こんな本が書かれていたのか」
「おお、これはおもしろそう♪」
とそれらの本を手にするたび、驚き感動の連続。
あ~、図書館のバイトって、ほんと私にぴったり。(←広く浅く・・・)
雑用とはいえ、日常にささやかな幸せをくれるステキなお仕事です。

ついでに、図書館を知れば知るほど当然図書館を利用しやすくなる。
検索方法に慣れるとか、どこにどういう本があるかとか把握すると
すご~く利用しやすくなる。
これって、自分にとって、とってもお得な気がする・・・・

実際私はあまり読書家じゃないけれど、本が好きなんだな~。本触ってるだけで幸せ。
(正真正銘読書家に怒られそう。↑)

愛する図書館の話はまだまだあるので
次回に続く。