ナイトミュージアムを観ました。
人はいいけど我慢が足りないせいか 何をやっても 中途半端で
家族にも 愛想をつかされて、大好きな息子とも 離れて暮らしている
（息子は 別れた元奥さんと一緒にいる。）男の人が 主人公です。
ただ今失業中の身・・で 週１、２回 息子に会っているのだけど、
今度 再婚する予定があるし、
もう あんまり会わないで欲しいと 元奥さんに 言われてしまう。
息子も 以前は ホッケー選手になりたいと 言っていたのに
(今度の 再婚相手の男の人の影響で？）
もっと お金を稼げる“堅い”仕事につきたい・・なんて 夢の無いことを
子どものくせに 言ったりしている。
父親が 失業中じゃ 威厳も保てない・・と 必死に仕事を探して
アメリカ自然史博物館の 夜の警備員として 働くことになる。
そうしたら 真夜中に 展示物が 命をふき返して 館内を動きまわる場面に
遭遇してしまう・・というストーリーです。
ファンタジーなので そんな「くるみわり人形」か「おもちゃのチャチャチャ」みたいな設定、普通なら ありえないのですが 子どもも 観られる映画・・いう事で
気にせず？！ そのまま 話が進んで行きます。
ＮＹの アメリカ自然史博物館が舞台で
ダビンチ・コードも マリーアントワネットも そうだったように
実際の 建物、美術館の内部を 使えるなら それだけで 見る価値があります・・、
と思ったら
この映画は （バカ）騒ぎも多く、貴重な展示物や美術品に 傷をつける訳には いかないので、ほんとの撮影は バンクーバーの大きなスタジオに セットを作って撮ったそうです。
（外観は そのまま博物館の外側を 撮っていますが。）
私も ＮＹ少し住んでいた事があるので
アメリカ自然史博物館 何回か行きました。
(気前良く）恐竜の骨、まるまる一匹？の全身の骨格やミイラが 飾ってあったり、
鯨の 実物大の模型や アンモナイトや 生物の化石、
あと 宝石のコーナーとかも あって
「ほんと、ＮＹって 何でもあるよね～。」って 変な感心の仕方をした事を覚えています。
メトロポリタンミュージアムも そうなんですけど 自然史博物館も
映画のロケとか 小説なんかにも よく使われているそうです。
そう言えば バナナフィッシュの中でも 一回 この自然史博物館出てました。
ここで 待ち合わせ・・なんだけど なにしろバナナフィッシュなので
ここでも 銃撃戦に なってましたけど。
バナナフィッシュって 時々 有名な観光スポットが 忠実に描写されてて
それも あの時代に 流行っていたものとか その通りに出てくるので
（たとえば ミュージカルは キャッツが あの頃一番人気で チケットも高額だし、人気があったので 取るのが大変だったとか。）
吉田先生 しっかりリサーチされた上で 漫画にされたんだな～って思ったんです。
実際に ある程度 滞在されて ご自身でも色々まわられたんじゃないのかな・・。
殺伐とした戦いが 沢山出てくるお話なのですが、一方で 観光ツアーのサークルライン という名前が出てきたり、観光スポットの様子が あっさりだけど、正確に描かれていて やはり完璧主義な方だったんだな と思いました。
・・って 脱線しましたが。（汗）
セントラルパークの西側 Upper West Side なので
出てくる映像に
“ダコタハウス”（オノヨーコの住まい）、
映画スリーメン＆ベイビーで 出てくるアパート、
ゴストバスターズで 出てくるアパートとかも
はじめの方に チラッと出てくる（気がする）。
そういう所も （映画）ファンサービスかな？ と思いました。
そして ナイトミュージアムでも 別れた奥さんと息子が住むアパートが
出てくるのですが 物が少ない訳でもないのに すっきり見えるんですよね、
こういうのセンスの問題？でしょうか。
だいたい 壁は 漆喰で 住む人が変わる度に 塗り直すのが 基本らしいので
古い建物でも 中は綺麗だったり・・なんですよね。
家も家具も 手入れしながら 大事に使うのかな？
映画観る度 この（センス）の差は いったいどうして？？と 我が身（我が家？）を
振りかえります★
ユーガットメールの メグライアンのお部屋も 散らかっているようで
素敵な お部屋だな～って 憧れたんですが、そのアパートも（設定は） あの辺りなんだそうです。
このお話 普通の人間が 夜の間だけ 過去の偉人（性格は それぞれ個性的で 人間的なんだけど）に 出会えて 話が出来たり、喧嘩したり、ふざけあったり、助け合ったりする・・というファンタジーなので、出てくる偉人も 動物も 楽しいんです。
少し長くなってしまったので、登場人物は （その２）で 書きます。
だらだら 関係無い事 書いてしまって★
次は すっきり、あっさり、書けたら書きたいと 思います。
