ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

~この秋の重力~

2017-11-11 11:51:27 | ポエム
薄目をあけた大自然の睫毛の密集に迷いこんだみたい
と感じながら朝霞を歩いていた

ゆっくり

大量の落ち葉に囲まれた大木が
大自然のあけた瞳に立った
空を突いてる裸木
葉はみんな落ちてしまってる
(満ちている
(重力
みんな落ちる
落ちないものなんてない
精神も墜ちる
(悲しみは重くないけど
(苦しみは重いから
墜ちるのです




(墜ちる精神
(オートマの雨たちの激しい多動
(手を繋ぎ墜ちてゆく平和を知らない集団
きのう、

水溜り
落ち葉たち
落ちてくる陽を鋭角に砕いて
掻きまわしてます
煌めく乱反射
ローのカットソーをそーっと入れる指先に美が
絡まり
響き
(私は
(一人の自覚へ
(戻ってゆく




(光
(満ちて
(ゆく
落ち葉たちの色が
変わって
ゆく
無限の自然の色を廻るのだろぅ各々そして大自然よりももっと大きなもののなかへ返ってゆくのだろぅ多分
(在りはじめたまま枯れおちてゆくとゆう偉大を思索する、チョコレート、甘く溶けてゆく、嗚呼、
かわいい子犬が長いロープを引きずって大自然の掌めがけて駆けてゆく