ことばで遊んでます

yuri
に、改名しました。
詩や短歌をかいています。
内容は、フィクションだとおもってください^^

~春を想う~

2017-04-27 11:38:12 | ポエム
腰に赤紫色の朝霞を纏って円形に前進してた樹々(キギ)たち、の前進円から無数の萌黄たちが産まれるように吹きだしてた、遠い遠い春の命たち

私は
そっと触れて
くしゃみをして
そして
(この命を創ったもの
(に会いたい

思ってた






ショッピングモール
たとえば恵比寿たとえば表参道たとえば中野えとせとら飾られて花の好きな街になってるマッピングされて夢の流れるビルになってる束の間の妖精たちに通りぬけられ吹雪になってる鉢植えのとりどりの色

(人間が造った
(きっと在(イ)るだろう人を創ったもの
(どう思う?

知りたい
幻装の街の
ゆきずりの
黒点





花火
の原っぱみたい
なワンピースつまんで買ってやるってゆうから試着した
(橙系の数多の輪

男にはなりたくないけど男前になりたいから濃紺のカーディガンを羽織ってみせるとゆう
エゴ
(くだらない奴
(って思う?
(そんな私を創ったのは
(すくなくともそんな私の材料を創ったのは
(あなた
私達の論理をずーーっと超えた論理で
無から有をその無さえを創った
あなたはいったい
(善いものなのですか?
いったいぜんたいわたしはなにになりたいのだろう
ぜんぜんわからない






心が、遠い樹々(キギ)たちの三月の円い躍動で
くしゅんとする
薄黄緑色の頭たちの産れたての馨
産んだ日の超えたような涙の錯覚
が零れる
春は
(何時も、創ったものといっしょに、多分、命抱えて
遠くから
やってくる