トミーのママの道~『トミーのカナダ日記』

元山梨放送アナウンサー富田智美の公式ブログ。
カナダ生活を気の向くままに綴るトミーの独り言・・

イギリスのパブ

2007年10月04日 | Weblog

イギリスには町のあちこちにパブがあります。
Public Houseの略。
もうなくてはならない存在・・・というほど、イギリスの人たちはパブでの時間を楽しんでいます。
うーん、イギリス版居酒屋?というような感じですかね
お気に入りのパブ、行きつけのパブがそれぞれにあり、本当に楽しい、憩いの場所です。
夕べはダグラスとボブとパートナーと4人で近くのパブへ行きました。夜7時集合!との約束で。
パブではカウンターで飲み物を買います。その場でそのつど支払いをするのです。
なんといってもビール!
こちらはPintパイントという単位です。1パイント=0.57リットル
日本の中ジョッキよりちょっと大きめですかね。
ハーフ・パイントもありますよ。写真は私のがハーフです。
代表的なものはビターとラガー。
Bitterは色の濃い、黒っぽい、ちょっと苦みのあるビール。こっくりとクリーミーな泡も!
Lagerは飲み慣れた味。いつも飲んでいるあのラガーっていうところかな。
そしてもうひとつ、Aleエールという地ビールですね。苦みがありつつ爽やかっ。

お店にいくともうダグとボブは来ていました。
すぐに「何飲む?」と聞かれ、ボブがカウンターに買いにいってくれました。
全員1パイントのビターを注文
カンパーイいや、本当に日本語で。ダグが日本語でなんて言うの?って聞いたから。
そこからは、話に花を咲かせつつ、自由に飲んだり食べたり。
食事もちゃんととれますよ
私は、なんだかガツっとほおばりたい気分、チーズバーガーを頼みました。
他にも、イギリス名物フィッシュ&チップスやメキシカン料理やお肉の煮込みやソーセージやちょっとしたおつまみなど・・・
来ました、チーズバーガー私の握りこぶしをふた周り大きくしたバーガーが大きなお皿にどーん。
お皿の半分をしめているのは、大量の・・・「チップス」そう、フライドポテトです!ジャガイモがぁ。こんなにぃ。
恐怖におののいている私をよそにすでにパートナーがチップスをつまみ始めます。ケチャップとマヨネーズをつけながら。
あれ?いける!ビールにフライドポテトがなんともいい感じ!
トミーじゃがいも克服への道は近し
チップス=フライドポテトです。15センチもある存在感抜群のフライドポテト。少しずつ慣れることにします。
ちなみに、こちらにきてまだじゃがいもを買ったことはありません!(←全く自慢になっていない

ぺろりとジャンボハンバーガーを平らげていると・・・みんなのビールが空になってきました。
するとパートナーがするりと立ち上がり、みんなの注文をとってカウンターへ。
そうなんですねぇ。みんなで行った時には(まぁその関係にもよりますが)持ち回りで飲み物をおごり合うんです。
その次はダグラスが、また今度はボブが・・・
というように何巡したかわからないぐらい飲んでいました。ゆっくりと。
はじめはお店の中に座っていたのですが、バンドの演奏が近くでがんがん始まったので外に移動しました。
ごめんなさいね。3人は真剣に仕事の話を始めていたから。
こんな風にそれぞれのパブが例えば月曜日はクイズ大会!とかイベントを開催しているのです。
かなりクイズナイトは人気があるみたいで、賞金が出たり!と浸透しています。他にはダーツ大会なども。
外に出てパチり。写真はパブにて、ダグとボブとトミーと。もうかなりご機嫌さんです。
外は寒いので(こちらは10度ぐらいです)また中に入り・・・
いろーんな話をしているうちに。
「もうお家に帰る時間ですよ!」とお店の人。
いつしか閉店の時間になっていました。
時計をしていない私は家に帰ってびっくり。なんと12時をすぎていました。
ということは・・・え??5時間も同じ場所にいたの?
まったく長くいた感じがしませんでした。なんとも居心地のよい時間でした。
緊張ばかりでなく、リラックスできる人や場所が存在し始めた、と考えていいのかな。
その夜とってもいい夢を見たことは言うまでもありません。

私もパブのファンになりそう、っていうか常連になります!宣言の必要ないけど
それではまた!
日本も秋風が吹いているのでしょうか。