トミーのママの道~『トミーのカナダ日記』

元山梨放送アナウンサー富田智美の公式ブログ。
カナダ生活を気の向くままに綴るトミーの独り言・・

ポカポカから40℃

2014年11月10日 | バンクーバーの生活



バンクーバー、11月。
奇跡的な天気です。
今日は目覚めから、朝日が差し込むほど。
これは例年ありえない、期待は全くしない事象かと。


息子の学校はお休み。
明日は祝日、Remembrance day
1918年11月11日、第一次世界大戦が集結した日が平和を願う祝日として制定されています。

今年は火曜日。
学校は連休にしてしまう、ということで月曜日の今日も休みというわけです。
職場やデイケア、プリスクールは通常通り。


さて、天気がこんなにも良く、ポカポカな朝。
小学生の息子を送り出す慌ただしさもないし。

みんなで歩いて行こう!
まずは娘をプリスクールへ送ってー。
平和な朝、
いいこちゃんの娘はしっかり手を握り、
まあまあな息子が走り回っても許せる心のゆとり。
ありがとう!太陽。
あなたの存在は偉大です。

娘はハッピーに教室へ入り、
その後、息子をトリート。
休日スペシャル!
チョコレートクロワッサン&
ホットチョコレート

顔面全てを使って、それは幸せそうに食べました。

パパとはここでバイバイ。
赤く色づいた葉を踏みしめながら、
視覚もポカポカな秋の朝、
単衣のコート姿を見送りました。


さて、私と息子も帰ろうか、と歩き出すと。
同級生のケイトちゃんママの車と遭遇。

ケイトママ:どこ行くの?
私:帰るだけよ!
ケイトママ:公園へいくんだけど。
私:じゃぁ、行くわ!

と近くの公園で遊ぶことに。
デイケアやアフタースクールの子どもたちが来ていたのでなかなかの混雑。
晴れていたら、こぞって外遊びです。

遊んでお昼の時間だし、一緒にランチを食べよう!
と子供たちも乗り気っ。

じゃぁ、と車に便乗させてもらって移動。

駐車して、いざお店に入ろうか、とその時。
私の携帯が鳴り。

パートナー職場からの着信。

もしもしー。

あー、外かー。
すぐに娘を迎えに行って!
具合がよくないらしい。

全く鳴らなかったと思う携帯には、プリスクールからの着信履歴が。

ごめんよ。
みなに事情を説明し、すぐにプリへ足早に向かう!
のだが、なかなか楽しみにしていた様子の息子を説得しながら、引っ張りながら。

こんな時に限って、車じゃない

ごめんよ。
娘よ。今行くよ。

10分強、競歩ばりのスピードでプリに到着。
みなは外遊び時間らしい。
庭でジャスティン先生に抱かれて、
赤いつなぎのカッパを着て、
黄色い長靴をはいて、

なんだかとっても小さい、
ぐったり抱かれているだけ。

走り寄ると、少しホッとした顔をした。

すぐに家のベッドでねんねしようね、
と言いたいのに、
今日に限って車がない!again


家まで抱っこで歩きかぁ?
行けるか?
行くしかない!

普通に歩いて子供と一緒なら20分ほど。
大人早歩きで14分。

話しかけてもあまり答えが返ってこない、ぐったりした娘。
早く連れて帰りたいし、抱っこの腕がなかなかしんどくなってきたのに
ノーテンキな息子。

遅っ!
今日は紅葉を愛でるな!
弁当袋を引きづるな!
今日だけはまっすぐ歩いてくれ!

今日に限って。
ポカポカだったばかりに、歩いていった結果。
んー、もう何があっても車でいってやる!
とオカシナ宣言をしながら我が家を目指しました。

娘は無言で私の首にぐるりと手を回している。
私は彼女の耳元で、
もうすぐつくからね。
もう大丈夫だよ。一緒にママのベッドに寝ようね。

と。彼女の額も汗がにじんでいます。
唇が紫色に。

到着。
横たわった娘は、そのままウトウトと、あっという間に眠りに落ちました。


ふー、とため息。
コートを脱ぐと予想以上に汗だく。
暑さはそんなに感じなかったけれど、コートの襟元はぐっしょり。
なんだかいろんな汗だ。

少し寝て起きた娘の体温、
40℃。


自分がしんどいのに、
「ママ疲れたでしょ。あとで背中を踏み踏みしてあげる」
と娘。
今日はずっと抱っこしていてあげるよ。そんな健気なあなた。



ポカポカの滑り出しから、
40℃まで。

帰ってきたパートナーが、
抱っこして帰ってきたのは大変だったねー。
天気よくてよかったよね。


ん?ん?
天気よかったから、抱っこすることになったんだな。逆だな。

娘は熱も落ち着き、夜の眠りにつきました。
私はただいま温熱シートで肩がポカポカ。
ポカポカ、やっぱりいいか、な。

あとでまた娘を抱っこしにいこう。
約束したのだから。

 

追記:

ちなみに、今日は一気に気温が下がったよう。

明るいのでポカポカだと思っていたけれど、

パートナーは外はものすごく寒かったと震えて帰ってきました。

確かに家の暖房を最も強くしても、部屋は暖まりきらず。

単に私がポカポカしていただけの模様。