最近、学生含めて「人材ビジネス」に興味を持っていただける方が非常に多くなっています。そのこと自体はとても喜ばしいことです。その理由の多くは「人の役に立てる実感が持てるから」。たしかにその通りです。自分の良心に反することなく仕事ができて人から『ありがとう』をもらえる仕事は世の中になかなかありません。しかし一方で、実際にビジネスに携わっていて感じることは人材だからこその難しさです。ビジネスとして成り立たせる以上、言い方が悪いですが人が商品やサービスコンテンツとなります。モノと違い対象者自身に感情や意識があるためビジネスとしてシミュレーションを立てたりすることはとても難しくなるのです。逆に人をあまりにも商品やサービスコンテンツの対象だけとしてとらえてしまうと相手に誠意が伝わらず信頼を失ってしまいます。『ビジネスとして考える』ことと『人として誠意を持って対応する』時には反するかもしれないこの2軸をバランスよく対応することが求められます。言葉のニュアンスから相手の気持ちを推測したりその場の雰囲気を察して対応したり、と人間としてのバランスも求められる仕事です。私自身は、難しいからこそ自分の人間力を広げるためにこの仕事をやっているのかな、とふと考えてしまいました。
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