大帝の剣の試写会に行きました

3/19に有楽町で行われた「大帝の剣」の試写会に、友達に誘われて行きました。

いやーー、やっぱり正統派B級映画は良いね。
気負い無く見れるし、もう細かい設定はどーでもいいし、勢いとバカバカしさと、楽しさ満載でした。
SFXとか他のシーンとのバランスに関係無くとにかく派手で、大音響で、細かいとこは役者の小芝居でとにかく細かくと、ギャップが凄い凄い。それが楽しい楽しい。きゃっきゃと笑って見れました。
私も友達もけっこう映画で人一倍笑っちゃう方なんですが、お隣の一人で来ていた女の子もこれまた良く笑う子で、更に楽しく笑えました。
役者もね、何だかゴチャゴチャ感があって楽しかった。ベテランさんもいるんだけど、妙に際立って無かった。ある意味足並みがバラバラなのに揃ってるって感じ。
……っていうか、もう堤監督がぜーーーんぶきれいに飲み込んで、無理やりバランス取っちゃったって感じです。VIVA!堤監督!

阿部ちゃんLOVE！大男って役がぴったり。クドイ顔と野生的な顔は違うと思う…どっちかって言うと、阿部ちゃんはインテリタイプの顔だと思っているのは、私だけ??確かに、ヒゲ面でマタギみたいな衣装で、かなり臭いそうな男たったけど……。凄い大好きな役者さんなんだけど、阿部ちゃんはあと5年若ければっと何時も思う役が多い。年のわりには顔は若いんだけどねぇ……43なんだもんなぁ……。
大倉さんは出オチで、もう素敵すぎ。何であの人って、こうも全身で「不器用」って感じなんだろうね。一度もの凄く器用で、何でもすぱすぱこなせちゃう役を見てみたいなぁ。
六平さん、六平さん、本当に良いの??その役で良いの??ついこの間華麗に爆死なさってたばっかりなのに、本当に良いの??ギャップが凄いんですけど、良いの??(笑)
遠藤さんも、良いの??「あれっ?あれれれっ??あれ?」で良いの??凄い笑わせて貰ったけど、あれ?っていいの??凄い好きですが、本当に良いの??沈没する日本のために苦悩していたのに、あれ?あれれ?ですよ!!
黒木メイサちゃん、去り際が潔すぎでした。何しに来たのーーって！びっくりするぐらいに。でも美人さんでしたよ。良い顔です。目つき一つで、正邪を演じられそうな顔。
クドカン……分からないよね、クドカンは。下手なのか、上手くて浮いてるのか、ただ単に浮いてるのか……。それがクドカンなんだろうけど。
杉本彩はさ、今の日本にこの手の役できるのは彼女だけでないか?できればなぁ、しっかり美乳を拝みたかったです。キレイな体なんだもん、勿体無いなぁ。
津川じい……もうすっかりじいの役の年になったのね。年のせいか、顔のパーツが中央に寄ってきたような気がする。
竹内力は、もうね……別に竹内力でなくても良いんでないか??顔がまっとうに出たのって、2分??後は破顔坊バージョン2バージョン3っと変形しまくっちゃって、口元目元しか残ってない。いや、だからこそ、顔は見えなくても竹内力がやるから意味がある。これは殆ど顔が見えないからこそ、竹内力しか出来ない役なんだっ！！っとスマスマの「俺じゃなくても良いんじゃない?コント」のADの台詞みたいな事を思ってみる。

最後に残した長谷川京子。不思議な役者だ……。宇宙人に乗っ取られて、肉体の動かし方が分からない宇宙人がギクシャク体を動かして、不自然にしゃべる演技が、正気のお姫様の時の5倍も上手いって、凄いです。自分の動きであればある程不自然で、ギクシャクしていればしている程自然。下手なんだろうけど、一概に下手って言えない部分があって、本当にびっくりでした。長谷川京子は、キレイな役より、可愛い役の方が合ってると思うんだけどなぁ。そして「んもーーっ！！」って感じに、ぷりぷり怒ってる顔が可愛いよね。

ちょっとクサクサした気分の時は、1800円払って大いに笑って、気分を変えるのにはぴったり。おすすめ。

帰りには竹内力じゃないけど、普通人サイズの破顔坊さまがお見送りしてくれました。


余談なんですが……
劇シネでSHIROHを見てこれを見て、天草四郎被りでした。
たまに、こうゆう時って無いですか?あれ?これって、ついこの間聞いた話……とか単語じゃない?って事。私は、最近けっこう多い。