ひねもす のたりのたり かな

映画やら舞台やら日常やらお仕事やら

さわやか

2005年07月20日 10時11分17秒 | つれづれ
会社のロビーにこんなのがありました。
四角い水槽みたいな部分は、プラスチックなのかしら?薄い水色に着色された透明のプラスチックの中、黄色いひまわりの花びらが熱帯魚のように散らしてあります。
背景部分も水色。その下にはひまわり。
海の中のひまわりみたいで、とても不思議。
朝からとても気持ち良いです。

恐ろしいゲームが出てしまいました

2005年07月08日 00時26分05秒 | 欲望の坩堝
ドラクエに150時間費やした私ですが、私にとってRPGは決して恐ろしいゲームではありません。
私にとって一番恐ろしいゲームは、今日発売になった「みんな大好き塊魂」なのです。
あぁ~~またあの悪夢の日々がやって来る~。
RPGはね、けっこう理性的にほどほどの時間で終われるんですよ。ボス戦にさえ入っていなければ、15分だけとか。でも、塊魂はダメ。終われないのだ。
意地になってしまう、ギリギリのツボを突かれまくって、再戦再戦の嵐。
もう狂ったようにやりまくってしまうのだ。止まれない~。

どのくらい嵌るかというと…
前回の時は、まず左手の親指が腱鞘炎っぽくなり、親指が腫れました。
普段ゲームの方向キーって、左しか使わないじゃないですか、なのに塊魂は両手で方向を指示してあげないと進まないのです。
使い慣れない左手なもんで、ついつい力が入り過ぎて……気付いたら指が痛くて動かせないっ!!
それでもだましだましやっていたら、もう吊っちゃって大変っ!
……買って一週間後には、友達に二ヶ月以上預かってもらいました。
そして、一週間返して貰って、今度は一ヶ月お預かり。
結局クリアするまで、八ヶ月かかりました(笑)

あ~、このゲームは一体何時終わるのかなぁ……
もう、親指腫れちゃったよ……。

『ドルフィン・グライド』

2005年07月06日 01時29分22秒 | 映画
試写会にて、『ドルフィン・グライド』を観て来ました。
正直言って……もの凄く微妙な作品でした。

イルカの視点で、海を泳ぐ。
まぁ、そんなコピーだったと思うんですが。ここまでイルカ視点でなくても……(笑)
イルカの生態みたいなものを期待して行ったので、物凄い肩透かしを食らいました。まじめにイルカ視点で海を泳ぐだけ。イルカのクリック音や声を使った音楽の中を、じゃぼんぶくぶく、すいすい、すいすい、ざばざば……たまにイルカも一緒に泳いでいたりするが、海中映像が殆ど。
水面の先の、青空に太陽の光、暮れる夕日や暮れていく空。チューブする波を海中から撮り、波しぶきがはじけて、泡だらけの波頭。くらげの群生に、鰯の群れ。海中からジャンプして見る、陸地や夕日。イルカの群れに混じって、イルカの群れと右に左に進行を交えながら進む海。
真面目に淡々と起承転結もストーリーも無い21分間、イルカの見ている海の映像を体験する映画。

もともとサーフィン好きの監督らしく、もうチューブする波が山ほどある。イルカの姿の三倍はチューブする波の映像。サーフィンやる人にとっては、良い波なんだろうなぁ……。
でも、正直そんな波より、イルカがもっと見たかったなぁ。
三半規管の弱い人は、このチューブする波映像で、ぐるぐるして酔ってしまうと思う。上下感覚が一瞬無くなり浮遊するのだ。

ちょっと体調が眠くなりやすい体調だったため、意識が遠くなる遠くなる(笑)
けっしてつまらないから……というのではなく、気持ちよくてなのだ。イン・ザ・プールの時も書いたが、水の中の映像は大好きなのだ。純粋に憧れ以上に、心地よさを感じる。
昼間の画像だけでなく、夕方の暮れる前の海中の映像も多いのがいけない(笑)
この薄暗い海を先へ先へと進んで行く映像がね……あのぉ、眠りに引き込まれて行く暗さに似ているのだ。視界の四隅から暗くなって行き、そして視界はすっかりと薄暗くなる。眠る直前の視界も、こんな感じじゃないですか。この夕暮れの海の映像が進む度、すぅぅっと意識が遠くなる遠くなる。何回かうっかり寝てしまった。

メイキングが、なんかもの凄く古臭い。泥臭い。ジョージ(監督の名前)の顔が無駄にアップ過ぎで、本編より音が大きくて印象が悪い。スクリーンが大きかったので、そのスクリーンいっぱいにジョージの顔を映されると、正直ツライ。正視できなくて、何度も目が泳いでしまった。
撮影方法は、極めてアナログで日曜大工的な手作りの撮影方法なのに、最終編集と加工がMac。しかも説明が最先端っ!って感じで語るが、それはもう普通にMac使いのパパが子供の運動会のデジタルムービーの編集に使ってるぞ……ってかんじの作業。
情熱は一杯あって、好きで楽しんで作ったのは分かった。年月もたくさんかけたのは、分かった。
でも、で?っていう?って感じ。

気持ち良いんだけどねーー、お金払ってまでは見ない。払ってみたら、凄い損した気分になる。
サーフィンの映像を一時間見れて、イルカも海も好きだーーっ!って人は、とても楽しめる映画だと思います。なんたって、サーフィンする波を、普段は絶対に見れない海中から撮ってる映像が一杯なんで、もの凄く新鮮に感じられると思う。
でも、それ以外の人は多分出てくる時に、頭をかしげる映画です。

ロボッツ 日本語吹替え版

2005年07月05日 18時03分19秒 | 映画
ちょっと前になりますが、ロボッツの日本語吹替え版の試写会も行って来てしまいました。
やっぱり、吹替えの方が観やすいですね。ストーリーに集中できるのは、全然違うわ。字幕を追わなくて良い分、隅々まで楽しめます。
ロボッツの台詞量でこんなに違うんだから、シャークテイルはもっと大変だったんだろうなぁ。何しろ台詞の量が全然違いますしね。

主役の草なぎ剛は、頑張っておりました。「です」が「れす」に聞こえやすい彼ですが、殆ど無かったと思います。気にして聞いていなかったので、もしかしたらあったのかも知れませんが…。でも「そうなんれす」は、無かったよね。やばそうな「ビックウェルドさん」も何回も言っていたがちゃんと言えていた(当たり前だが)、うんうん頑張ったっ!(笑)
キャラクターとしたら、けっこう合っていたと思います。声も激しい台詞はあんまり無い役ですし。
わーーーーっ!」等の叫びシーンが多く、けっこう頑張って叫んでいた。けっこう叫ぶ役あるよね、草なぎ剛って。
台詞としての叫び部分、「行くぜっ!」とか「立ち上がろうぜっ!」系でほんのちょびっとだけ、彼としたら叫び切れていない部分があったけど、それはご愛嬌って事で。
特筆すべき点は、来週に31歳となる彼が、「パパ」「ママ」って言っていたのが、なんともまぁ……。
そうそう、びっくりしたのは、ロドニー役の声優さんの数の多さ。子供、男の子、少年、青年っとちゃんと声が変わっていた事。台詞2つ3つのために、ちゃんと成長が分る変え方をしていた。凄いわ。
ビックウェルド役の西田さん。さすがに上手いね~~。緩急ある台詞回しで、惚れ惚れしちゃう。かっこいい声と、情けない声、ぴよぴよになっている声、ちゃんと使い分けていて凄い。
フェンダーはね、もう字幕観た時から山ちゃんだろうって思っていたので、本当にぴったり。日本でこの手の役を、さらさらりとやってのけるのは、彼ぐらいしかいないぜ。なのに、かっこいい声はたまんなくかっこいいんだよねぇぇ~。たまんねーーっ!!
矢田ちゃんは、非常に無難過ぎるぐらいに無難でした。洋画専門の吹替え声優さんみたいに、当たり障り無いの。演技としたら、実は声だけの方が上手いのかもしれないけど、逆に声だけだと矢田ちゃんである意味は無いぐらい。矢田ちゃんのキャラクターってのは、姿形にあるんだなぁって再認識して来ました。
あーー、思ったよりママの声が普通だったのが残念かも。もっと怖い声でも良かったかな。

内容は、字幕の時に書いたので割愛。
そうそう、最初の方に出ていたすずめ。多分……すずめ。あの子が一羽欲しいなぁ。凄い可愛かったんだもの。