有頂天ホテル
先日、有頂天ホテルの試写会に行って来ました。
あ~面白かったぁ。でもかなり細かく細かく面白いから、映画館で見るよりもDVDで何回も見たい感じでした。
う~ん、そこが三谷映画の最大の弱点なんだろうなぁ。大きな風景やらスケール感や空間的な広がりが無いので、別に大きなスクリーンでなくても……って思ってしまうんだよね。三谷の映画は難しいねぇ。映画館ほどの巨大なスクリーンはいらないけど、お茶の間のテレビドラマでは出来ない豪華さがある。だから、映画だったのかもしれない。
そして、面白いは面白いんだけど……細かく面白くてげらげら笑うんだけど、パンチが弱い。濃い出演者が多いから、なんだか一人一人の尖ってる部分がぶつかり合って削れてしまい、持ち味が充分に引き出し切っていないで終わっちゃったって感じがする。インパクトの強い役者がどーんと出ては引き、どーんと出ては引きってのが多くて、全員が、あとちょと何かが欲しいってとこでするするって引いていってしまう。それがものすごーーく勿体無。
物語には、主役と脇役がいて、主役を立てるように支える脇役がいるんだけど、いやーこの登場人物達は戸田さん以外の殆どが、引かないの前に出る出る。うん、見事に物語はともかく、自分は自分の人生の主役ですって人ばっかりでした。それが面白味の一つでもあるんだけど。
うーん……って思ったもう一つは、これは2時間の話では無いよなぁ~って思ってしまいました。新年まであと2時間……って事なんだけど、殆どの人が4時間半ぐらいの事をしている。私が色んな事をするのに、ちょっと時間のかかるタイプだからなのかも知れないけど、二時間であんないっぱいの事出来ませんよ。三谷さんってとってもせっかち?って思いました。仕事して、着替えてちょこっと送別会してもらって、喫茶室に行ってカフェオレ頼んで飲んで……多分私にはここらで2時間過ぎてる。拘ったわりには、イロイロと詰め込み過ぎて破綻しちゃってた。三谷さん、残念でした。あと四時間って設定だったら、無理無かったのにねぇ~。
っとイロイロと書きましたが、私はこの映画好きですよ。だって幸せな終わり方をするので、見ててとても気持ちいい。
最終的に気持ちの良い映画が、何よりも好きです。
秀逸だったのは、西田さんに伊東四郎さんにオダジョー。
オダジョーは何であんなに愛らしいキャラが上手いんでしょう。全身の動きからして愛らしいわ。
西田さんのお腹も愛らしい。バスローブから覗く、むっちりとした太ももがすね毛込みで、愛らしいですよ。
伊東四郎さんも、立ち姿がたまらない。後半になればなるほどに、愛おしさが増します。
登場人物全員が、とてもとても愛おしい。
生瀬さんと役所さんの間にちまっといる戸田さん、熱くるいしパッションほとばしる滋英、こまこまと立ち回りくるくる動く堀内敬子さん、誰よりもダンディズムを貫く石井さん、ヒィハァしまくりだった卓野さん、どこもかしこも切れまくりの唐沢さん、演技が冴えまくる篠原良子……。
キャラクターが全員有頂天。
YOUのマジ歌も、久しぶりに聞いた。やっぱり上手いしパンチと色気に満ちていて、ほんのり哀愁のある声が加わるので素晴らしいわ。
香取慎吾もこんなでっかいベルボーイがドアを開けたら立っていたら、ぎょっとするだろうなぁと思いながらも、お似合いだったし。役も衣装もね。
そうそう、慎吾くんも歌っていたんですが、妙に耳に残る曲で帰りの電車の中で、ついつい口づさんでしまいそうでした。
この映画、新年からなんだけど勿体無いよねぇ~。
年末にやる方が、絶対に良いのに。篠原の「新しい年がくる、きっといい事がある」って感じのセリフが勿体無い。今年のうちに見れて良かった。年が明けるのが楽しみになりました。
映画の内容とは別なんだけど、今回の試写会は6時開場6時半開演だったので、5時半に仕事の終わる私は猛ダッシュで会場に行きました。会社が、会場まで30分足らずで着く距離で本当に良かった。私は6時ちょっと前に着いたのでスムーズに入場出来たんですが、別に当選していた友達は6時20分頃に会場に着いたら外に並ばされ、開演ギリギリぐらいの時間に満席のため入場を断られたそうです。しかも150人近い人が入れなかったらしい。東宝さんへの、もの凄い怒りのメールが何通も届きましたよ。東宝さんは、一体どうゆう試写会状の仕切り方をしたんでしょうね。今まで結構試写会に参加しましたが、そんな話を聞いたのは、初めてでした。ちょっと怖いので、次回からも開場前ぐらいに着くようにしよう……っと思いました。
先日、有頂天ホテルの試写会に行って来ました。
あ~面白かったぁ。でもかなり細かく細かく面白いから、映画館で見るよりもDVDで何回も見たい感じでした。
う~ん、そこが三谷映画の最大の弱点なんだろうなぁ。大きな風景やらスケール感や空間的な広がりが無いので、別に大きなスクリーンでなくても……って思ってしまうんだよね。三谷の映画は難しいねぇ。映画館ほどの巨大なスクリーンはいらないけど、お茶の間のテレビドラマでは出来ない豪華さがある。だから、映画だったのかもしれない。
そして、面白いは面白いんだけど……細かく面白くてげらげら笑うんだけど、パンチが弱い。濃い出演者が多いから、なんだか一人一人の尖ってる部分がぶつかり合って削れてしまい、持ち味が充分に引き出し切っていないで終わっちゃったって感じがする。インパクトの強い役者がどーんと出ては引き、どーんと出ては引きってのが多くて、全員が、あとちょと何かが欲しいってとこでするするって引いていってしまう。それがものすごーーく勿体無。
物語には、主役と脇役がいて、主役を立てるように支える脇役がいるんだけど、いやーこの登場人物達は戸田さん以外の殆どが、引かないの前に出る出る。うん、見事に物語はともかく、自分は自分の人生の主役ですって人ばっかりでした。それが面白味の一つでもあるんだけど。
うーん……って思ったもう一つは、これは2時間の話では無いよなぁ~って思ってしまいました。新年まであと2時間……って事なんだけど、殆どの人が4時間半ぐらいの事をしている。私が色んな事をするのに、ちょっと時間のかかるタイプだからなのかも知れないけど、二時間であんないっぱいの事出来ませんよ。三谷さんってとってもせっかち?って思いました。仕事して、着替えてちょこっと送別会してもらって、喫茶室に行ってカフェオレ頼んで飲んで……多分私にはここらで2時間過ぎてる。拘ったわりには、イロイロと詰め込み過ぎて破綻しちゃってた。三谷さん、残念でした。あと四時間って設定だったら、無理無かったのにねぇ~。
っとイロイロと書きましたが、私はこの映画好きですよ。だって幸せな終わり方をするので、見ててとても気持ちいい。
最終的に気持ちの良い映画が、何よりも好きです。
秀逸だったのは、西田さんに伊東四郎さんにオダジョー。
オダジョーは何であんなに愛らしいキャラが上手いんでしょう。全身の動きからして愛らしいわ。
西田さんのお腹も愛らしい。バスローブから覗く、むっちりとした太ももがすね毛込みで、愛らしいですよ。
伊東四郎さんも、立ち姿がたまらない。後半になればなるほどに、愛おしさが増します。
登場人物全員が、とてもとても愛おしい。
生瀬さんと役所さんの間にちまっといる戸田さん、熱くるいしパッションほとばしる滋英、こまこまと立ち回りくるくる動く堀内敬子さん、誰よりもダンディズムを貫く石井さん、ヒィハァしまくりだった卓野さん、どこもかしこも切れまくりの唐沢さん、演技が冴えまくる篠原良子……。
キャラクターが全員有頂天。
YOUのマジ歌も、久しぶりに聞いた。やっぱり上手いしパンチと色気に満ちていて、ほんのり哀愁のある声が加わるので素晴らしいわ。
香取慎吾もこんなでっかいベルボーイがドアを開けたら立っていたら、ぎょっとするだろうなぁと思いながらも、お似合いだったし。役も衣装もね。
そうそう、慎吾くんも歌っていたんですが、妙に耳に残る曲で帰りの電車の中で、ついつい口づさんでしまいそうでした。
この映画、新年からなんだけど勿体無いよねぇ~。
年末にやる方が、絶対に良いのに。篠原の「新しい年がくる、きっといい事がある」って感じのセリフが勿体無い。今年のうちに見れて良かった。年が明けるのが楽しみになりました。
映画の内容とは別なんだけど、今回の試写会は6時開場6時半開演だったので、5時半に仕事の終わる私は猛ダッシュで会場に行きました。会社が、会場まで30分足らずで着く距離で本当に良かった。私は6時ちょっと前に着いたのでスムーズに入場出来たんですが、別に当選していた友達は6時20分頃に会場に着いたら外に並ばされ、開演ギリギリぐらいの時間に満席のため入場を断られたそうです。しかも150人近い人が入れなかったらしい。東宝さんへの、もの凄い怒りのメールが何通も届きましたよ。東宝さんは、一体どうゆう試写会状の仕切り方をしたんでしょうね。今まで結構試写会に参加しましたが、そんな話を聞いたのは、初めてでした。ちょっと怖いので、次回からも開場前ぐらいに着くようにしよう……っと思いました。