ひねもす のたりのたり かな

映画やら舞台やら日常やらお仕事やら

セミ爆弾

2007年08月29日 11時55分58秒 | つれづれ
夏も終わりなんだなぁ~っとつくづく思うのが、セミ爆弾。
昼間はまだ目に入るし、逃げられるから良い。問題は、夜。
薄暗い街灯の下をぽてぽて歩いていると、いきなり
ビビビビビビィィィーーッ!
心臓は口から出かけるは、片足あがってシエーーの格好になりかけるはで、大変。
多分あと二時間ぐらいで、彼の短い一週間が終わるのだろう。必死にビビビビィィッと鳴きながら地面を転がり回っている。どこに来るのか、彼も分からない。縦横無尽に転がりまわる。とりあえず、とりあえず今鳴けるだけ鳴こうと、残る力を振り絞って羽根を震わせ転げ周りながら鳴く。
不意にぴたりと鳴き声が途絶える。私は、シエーーの格好で上げたままだった片足をそろりと下ろす。そぉっと下ろしたつもりだったのに、彼は意識を取り戻して
また命を振り絞って鳴く。飛んで、どこか壁でも電柱でも止まる事よりも、腹を上に向け倒れたままでも羽根を震わせ、転がりながらでも鳴く事を選ぶ。
その必死な命から逃れようと、そろりそろりと距離を測りながら歩く。
ある程度の距離を置くと、ピタリと鳴くのが途絶えた。私の心臓は、まだバクバクしていて治まらない。

あのセミは、また誰かがここを通り掛かったら鳴くのだろうか。それとももう、命の全てを使いきってしまったのだろうか。
夏も終わりだなぁって思っていると、またもや
ビビビビビビィィィーーッ!
今年はセミの当たり年だけあって、多いときは3回も出合う。
暗いとこでのセミ爆弾は、本当に心臓に悪いので勘弁して下さい。

スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ を観てきました

2007年08月29日 02時07分48秒 | 映画
また、映画王に行ってきました。
今度は「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」を観に。

いやー、何と言うか気になるじゃないですかっ!「三池」「スキヤキ」「ウエスタン」「源平」「香川照之」「佐藤浩市」「堺雅人」このキーワード。どんなのよーっ!
もう、観る前からわくわく♪状態。
実は相方のO嬢が試写会当たったんだけど、映画王は「劇場」でやるので、そっちの方が音も環境も良いから、試写会を友達に譲って行って来ました。


急遽特別ゲストが決定して、何と映画前には主演の伊藤英明くん、映画後には桃井かおりさんがいらっしゃって、トークしてくれました。なーんてラッキー★
伊藤くん……足ながーーっ!少し高めの椅子に浅く腰掛けて、足が余ってるの。ほそーながー!そして、伊藤くんのおパンツはカルバンクラインですって。司会の佐々木恭子アナの質問に、ひょうひょうと応えてくれて、何が嘘で何が本当かまったく分からない。おもしろい奴だなぁ~。ワイドショーとかでも、トークを早く切り上げよう切り上げようとしていたみたいだったけど、今回もちょっとそんな感じでした。
桃井さんは、逆によく話す方で、色んな裏話を教えてくれました。0号試写で、桃井さんでさえ「うそーっ!○○なんて知らなかったわよぉ!」「ええーっ!○○だったのぉっ!」という事が多々あり、予測外の出来上がりだったそうだ。今回はワイヤーやトランポリン使ってのアクションもあったんだけど、ワイヤーは飛ぶ時(上がる時)は気持ち良いんだけど、降りる時がもの凄い怖かった。気分は飛び降り自殺……本気で落ちる感覚で、一番最初は泣くんだって。桃井さんは泣かなかったのでワイヤーの先生に「あいつは泣かないから大丈夫」と言われたそうだ。でも、怖いから本番まで何度も練習させて貰って慣れるようにした。トランポリンは「ふんふん、こうやってこう行くのね」と説明では分かるんだけど、実際にやると体が拒否する。もう思い切ってうりゃっ!ってやったら、むち打ちになった。それに腹立たしくて、アクションとか終わったんだけど体鍛えまくって、今は背中きれいよぉ~っと。本当に前向きな人ですわ。
桃井さんの最近の格言は、「年を取ったヘビほど美しい」だそうです。ヘビは年を取るほどに色合いを増し、シワも(?)増えて、高価になるから。うむうむ、深い格言だ。
二人のトークの他に、三池監督のビデオメッセージがあったりと、かなり盛り沢山。
やっぱり、映画王はおいしい企画だよなぁ。


さて、内容は……一言で、やっぱり面白いっ!
石橋蓮司大好きだし、松重豊さんも大好きだし、伊勢谷友介くんも、安藤政信くんも、木村佳乃さんも桃井かおりさんも大好きなので、本当に楽しく見れた。
世界観もぶっとんでて面白かったし、色合いも面白い。源氏の白の凄烈さ、平家の赤の暑苦しさも良かった。
なによりかっこいいっ!不様でも、えぐくても、どろどろでも、破天荒でも、かっこいいっ!役者も、とにかくかっこいいっ!
銃さばきが、キレイでね、流れるようなの。日本人って、本当にこう…様式美というか、流れるような動作にしちゃうのが上手いよなぁ。剣舞の美しさに通じる、銃さばきの美しさだった。
三池監督の特徴なのかなぁ、美と醜が綾になっているの。美しいだけにせず、醜いだけにせず。音も切れるような音も、粘るような音もある。粘着質な音って、あんまり聞かないじゃないですか。あっちこっちで、ねちょ、べちょ、ぐちょ、ぐりゅ、べちゃ、くちゃ、ずちゃ、くちゃ、びちゃって音がする。
あと、ストーリーの流れで、最初はどかどか笑わせて、後はもうぎゅーっと引き締めて泣かせるってパターンがあるけど、そうじゃないの。そこで笑わせるのかいっ!ってとこで笑わせるのだ。人が死ぬとこで、笑わせないで下さいよぉ。
ヘンリーで、どんだけ笑わせられたか……。
最後の最後に、変なオチ持って来るし。タイトルロール直前に「何ですとっ!○○が△△なのかよっ!」って……びっくりしちゃったよ。
とにかく、最後まで面白いし、かっこいい。
映画では全員が英語しゃべってる(…一人変な人がちょろっと日本語しゃべっていたなぁ…変な人が)けど、これを本人が日本語吹替えをした「吹替え版」もあるらしいが、そっちも観てみたいなぁ。公開したら、そっちを観に行こうかな。あっ、タランティーノの吹替えは監督がやったらしい。

役者はみんな良かったなぁ。
蓮司は、もう見てて可愛いはズルイはだったし、タカさんはもう……最後に義経をあれだけ慌てさせた人はいないって演技っぷり。
松重さんの最後にはきゅんきゅんさせられた。
香川さんの怪演っぷりもすざまじい。
伊勢谷くんは、とにかく美の追求者だった。とにかくキレイなんだよ、この人。汗もかかないんじゃないのか?某所以外は、凛とした佇まいを崩さなかったし。
それと対極にあるのが佐藤浩市で、とにかくずるい汚いせこいバカで、しぶといったらありゃしない。ガントリング砲腰だめにして打つなんて、素敵過ぎる。
このむさ苦しくも暑苦しい佐藤浩市率いる平家一団の中で、清楚に咲く一輪の野の花のような堺さん。「……可憐だ…」なんて、呟いてしまいたくなった。だって、可愛いんだよぉ、本当に。どうしてあなたがそっち(平家)にいるんですかっ!というぐらいに、一人場違いな佇み方。なんなんだろうなあ、アレは。この気持ちを、萌えって言うんじゃないのだろうか。
安藤くん……どうしてそんな人に……。五年ぐらい前の安藤くんは純粋で青くて可愛い役を演じていたのに、この変わりよう。粘着質な音が似合わなかったのに、今回はぴったりで……ねっとり…いやねっちゃりしていて、それも良かった。幅かいつのまにか広がっていたんだねぇ。
伊藤くんはなぁ、随時かっこよかった。アクもなくて、汚くも無くて、ニュートラルな感じで、でもアクションはかっこよくて。なんていうか……ある意味主人公って損だよねぇっと思った。周りが強烈過ぎると、どうしたって主人公がクッション役になっちゃうんだろうな。
女性二人は、本当に良かった。好きだった。
木村佳乃さんは私の中では、今まであんまり色気とか感じる役者じゃ無かった。「おんな」の匂いの薄い役者だったんだけど、今回はとにかく「おんな」だった。目元や、首を傾げた角度、肩から背中のラインに色気が滴って、どこまでも女だった。踊るシーンがあったんだけど、酷くギリギリな感じがして、涙が出た。良かった、本当に最後の最後まで良かった。
桃井さんは、こうだろうなぁって部分はあったんだけど、そうだと思ってても凄かったなぁ。色っぽいのに潔い。それでいて、とても乙女な部分を隠し持っていた。
ラストは一挙一動がかっこよくてキレイだった。エロかっこいいって、こうゆうのが本物だと思った。……これで五十かよ……。
タランティーノ……完敗です。もう諸手挙げて降参します。「怪」の一字です。笑わせてもらいました。砂糖の甘さじゃなくて、白菜の甘さです。その通りです。トーフはシルクはダメです、その通りです。
慎吾は、楽しそうだったなぁ。思ったよりいっぱい出ていたし、最後のクレジットにはしっかり名前出ていたよ。私は願わくば……こうゆうテイストの映画に主演して欲しいです。ゲストじゃなくて、がっぷりとね。もう安藤くんの役でも、タカさんの役でも、香川さんの役でも良いです。見てみたいんだよなぁ……正義や正論と無縁の役を。オトナの事情で、無理なんだろうけどねぇ。

1800円で観ても惜しくは無い映画だけど、ローソンの前売りならDVD付きで1800円だ。私は是非もう一回観たいから、これ買ってDVDも楽しんで、吹替え版を観ます。

犬顔家の一族の陰謀 ~金田真一耕助之介の事件です。ノート

2007年08月27日 18時37分18秒 | 観劇
見てきましたよー「犬顔家の一族の陰謀 ~金田真一耕助之介の事件です。ノート」を、23日に。

もう時系列バラバラだけど、いいの。
忙しいの、いっぱい遊んでいるからっ!

笑いのビリーズ・ブートキャンプよね、これはっ!
毎日見ていたら、二週間後には笑いで腹筋が割れると思うよ。目尻に笑いジワも出来ると思うけどね。
とにかく、本気で笑い続ける劇だった。
やっぱりチャンピオン祭だねっ!スキが無いよ。畳み掛けるように次から次へと、怒涛の笑い波。酸欠か過呼吸になりそう。
フランス人の古ちん……古ちんがフランス人……いかん、これだけで思い出し笑いが出る。
橋じゅんも、あっちこっちに出て、出ただけで笑ったけど、なんか意味無く居るだけで笑っちゃったけど、素晴らしかった。
池田先輩には、やっぱり勝てませんか??
池田先輩は…………凄い……ですもんね。うん、本当に……凄い。他に何て表現して良いのか分からないぐらいに、あの人はアレで完結していて、本当に凄い。
役者の力量にも笑ったけど、シナリオにもいつぱい笑えた。
パンフレットに、笑いは引き出しの多い分面白いってあったが、本当に引き出しいっぱい出して笑いました。
ネタが広いんだもん、今回のは。
横溝シリーズ全域に広がってるし、なまかもいるし、デスノもいる。コーラスラインも出れば、オペラ座の怪人もある。いろんな事を知るって事は、面白いことも広がるって事だった。
本当に面白かったよ。

今回は演出も凝っていて、新感線って凄いなぁって思った。
計算づくなのだ。こうゆう映像を途中で使うから、こんな脚本にして、こう演出する。脚本ギリギリで内容と台詞を頭に突っ込んで、練習したらハイ舞台……ではない。こうゆう演出をするので、その下準備にこうゆう映像を作る、そして撮影をしておく。凄いなぁ……本当に。
こんな計算づくなのに……内容は徹底的な笑いの追及なのだ。
人を笑わせるためだけに、あれだけの準備をかける。演出をする。
凄いなぁ……

パンフレットも、細心まで凝っていた。文庫本は巻末の言葉まで、ちゃんと作りこんでいるし。手を抜かない。
これだけされたらね、値段が高くても納得しちゃうのよね。
三時間みっちり笑う、その場の勢いじゃない、計算し尽くされた糸の上で、心地よく笑う。しかも、昨今の安いお笑いやテレビのバラエティにある人を嘲笑うのではなく、自分の引き出しの中で笑えるのだ。
至福の時間だと思う。

あと一回行ける。
また三時間、じっくり笑ってくる。

西遊記漬け

2007年08月27日 02時45分56秒 | 映画
お台場映画王の西遊記Dayに行ってきました。

朝の8時15分から夜の10時15分ぐらいまで、休憩の昼食時間と夕食時間含めて約85分以外、ずーーっと猿でした。
西遊記三昧ってより、本当に西遊記漬け。
面白かったなぁ。

タイムスケジュールは確か(プリントが見つからないのでうろ覚え)
OPイベント
第一巻、第二巻
休憩(5分)
第三巻、第四巻、第五巻
休憩(25分)
第六巻、第七巻、第八巻
休憩(5分)
第九巻、第十巻
休憩(10分)
第十一巻
イベント
休憩(40分)
映画

テレビシリーズをこうやって11話全部続けてみると、色々と見えてくるものがあった。
1話で悟空が花果山で(何で花果山なのかなぁ…五行山じゃなくて)岩の中にいた時と、最終回で三蔵が牢獄にいた時と対になっていてさ、「暖かい手」で悟空がこころを手に入れたた事が良く分かった。
「大丈夫…大丈夫だから」って台詞を、誰かが誰かを安心させるために良く使っていて、言われた者が次は言う者になり、その台詞が御一行を糸のように結んでいた。
もっと色々と見てる最中は、ああって納得していたのに、すっかり忘れちゃったわ。ダメな私の海馬。

テレビシリーズも、こんなでっかい画面で見るのはやっぱり家のテレビとは全然違っていて、第○巻「×××の国」のタイトルの時悟空がぴこぴこ動いているのや、エンディングでも風景だと思ったお堂の屋根に悟空がいたりしているのまで、しっかり見えて面白かった。

イベントもね、映画王初日だったため、もう朝からハイテンションの笠井アナが悟空衣装着て出て来るし、大多氏はHEROの久利生ジャンパー着て出て来るしで、もうなかなかの盛り上がり。二人ともフジテレビ社屋に展示してある本物衣装を着てきたので、展示ブースには「貸し出し中」って書いてあるそうだ。でも、時間的にまだ開いて無いし、始まる時間には返せるからあんまり問題無いだろうねぇ。
この時点で、客の入りは3/5程度。半分より多いけど、2/3より少ないなぁ~って感じ。朝早いしねー、フルで見ようって物好きさんは、やっぱり少ないか。
でも、実は一番少なかったのはお昼前後で、2時ぐらいの時1/3ぐらいしか居なかった。どうやらみんな冒険王の方に行っているみたいで、夕方頃にけっこうビニル製の如意棒持っている人が多かった。私の隣の席の人なんて、5時ぐらいに来たよ。勿体無いなぁ、面白かったのになぁ。

スペシャルイベントは、本当にスペシャルで、今までの「舞台挨拶」とは全く違っていたよ。慎吾がね、ものすごくラフな感じだった。力が抜けていて、営業色というかマスコミ用というか、そうゆう畏まったものが少なくて良かったなぁ。
慎吾自身も、また悟空衣装かなぁって思って、二日前だかに髪を染めに行ったのに、着いて渡されたのが赤い悟空イラストの入ったTシャツだし、キンコジは劇場とかで売ってる布製のオモチャでびっくりしたそうだ。下もてろんっとした素材で、ゆったりしていた。
しかし、慎吾ほそっ!Tシャツの袖が、がふがふ開いてるよっ!下もてろてろ素材が、ちゃんとてろてろしているよっ!いっぱい余ってるよぉっ!
こんな朝から西遊記全話放映とかやるのを二日前に知った、思わず携帯の冒険王のサイト見て何時からやっているのか調べた、朝七時半で驚いた。まだ起きていたから行こうかと思ったよ。客席から「来ればいいのにー」って言われ、行くって言ったらまた大変なことになっちゃって難しいのよ、イロイロ……っと。
大画面で見たのはどうだった?良かった?だから、俺も見たかったんだよぉ。
朝七時半、七時半って何回も言っていたけど、七時半は開場時間で、開演は八時十五分ですよって!……まあ、七時半にはメディアージュ近辺で朝マックしていたけどね。
けっこうしゃべってくれていて、この時点でちょっと時間オーバー気味。悟空体操がDVDになりまーす宣伝で、ちびっこたちがうきーうきーって言いながら登場し、悟空体操。
やりたい?「やりたーい」で、じゃみんな立ってー。全員立って、みんな一緒に悟空体操。24時間テレビの時もそうだったけど、私たちは長時間じーっとしていたので、体動かしたくて仕方ない状態なのだ。
みんなちゃんとやれーって言われながら、
ぶるぶるぶるぶるぶる ぶるぶるぶるぶる、うきーうきーってやって、体解して本当にすっきりした。背中伸びたし。
一回やったら、アンコールが出て、慎吾はちょっとえーってなりながらも、じゃあもう一回。またまた、ちゃんとやれーって言われたけど、当の本人が出来て無い。
終わってゼハゼハしちゃって大変。
SMAP最近全然踊ってないんだよーって言い訳していたけど、そんなに激しくないぞ??
この後フォトセッションだったけど、ちびっこ達集めて笑ってー笑ってーって言いながら、ゼハゼハ。妙にか細い声なのが、可愛らしい。
で、これだけかと思ったら、この後まだ出まーす。今日はスマステの日で、いつもはこの時間に向こうにいる時間なんだけど、今日は朝から来てくれていたみんなのために特別サービスですって。


大多氏と亀山氏(御一行のサイン入り27時間Tシャツを着てきて、会場からずるーいとブーイング)と慎吾の予定だったが、大多氏が会場にいた鈴木Pを無理やり呼び出し引っ張り上げて、四人でのトークショー。慎吾はここでお色直しして、スリムなジーンズにシャツとベストに靴まで変えての再登場。うわっ!ほそっーーーーっ!腰も足もぺったんこーーっ!もしかして、最近がっちりしてきた剛より細くない??

色んなとこで宣伝に写真出ていたけど、ここでは外に出せない写真を使ってのトークショーをしてくれました。

一枚目は確か砂の上に描かれたカツ丼、その次はジョッキに入ったビール。慎吾画。
何でかつ丼なの?に食べたかったんだと思う。ビールは、ビールが飲みたかったから。向こうでは、ビールはビールじゃなくて別のもので違っていた。
ここで大多氏が、「慎吾は本当にビール好きだもんね。すきあらばビール飲んでる。飛行機に乗る前からビールで乗ってもビール。で、空港に着陸したら胸叩いても体揺すっても、寝てて起きない。本当に起きなくて、大変だった。マネージャーも苦労するよね。」とコメント。やっぱりまだ死んだように寝るのか……。

二枚目はハイパー悟空と御一行+凛凛+玲美が宮殿前で傘差している写真。
これ見た時、目を疑った信じられなかったと大多氏が言うんだけど、私には何が変なのか、さっぱり分からなかった。キャストが全員自分で傘を差しているのが、信じられなかったそうだ。普通はスタッフがキャストに傘を差しかけるのだそうだ。
……ごめん、私らもーーっと庶民なので、傘事情なんて、分からないです。
この宮殿前のシーンは全て雨ざんざんで、フィルムに映りこんでいる雨は全部CGで消したそうだ。本当に雨が酷くて、慎吾なんかは「あー、こりゃまた撮り直しに来るなぁ」っと本気で思っていて、三割ぐらいの力でやったんだよねーって言い出し、それに鈴木Pが慌てて、それ初めて聞いたっ!嘘だろっ!っと詰め寄っていた。
慎吾は慎吾で「だって、俺らやってる前でレンズに雨がボタボタ流れてて、カメラさんが「あーこりゃダメだなぁ」って言っていたんだよ、だから撮り直しするだろうと思っていたら、帰ってからあれ使うって聞いて嘘ぉーーって思った」と。

三枚目は慎吾専用イス
悟空の衣装は腰周りの甲冑の垂が幅を取るため、普通のイスに座れず箱馬に座っていたのを見て、渋い職人さんが作ってくれたもの。ちょっと広めで、背もたれもある。これは日々進化していて、最初は背もたれ無かったのに、ある日突然背もたれができ、しかもリクライニングもする。そしてその背もたれにマットレスがガムテで装着され、慎吾がのほーんと座ってる写真も。
宮殿内のシーンは本当に撮っても撮っても終わらず、半分そこで寝泊りするぐらいになったらしい。

四枚目はビストロスタッフ出張
盆いっぱいに何種類ものデリを乗っけてご満悦の慎吾。スマスマで食べて慎吾が気に入ったものをセレクトして、スマスマのビストロスタッフの服部学園の人が作ってくれたらしい。イベリコ豚のハム(やっぱりっ!)のサラダとか、お師匠さんのためのデザートまであったそうだ。最初はスケジュールが上手く合わなくて、この日がダメだったに、玲美との雪のシーンを撮る日になるので、それはいくらなんでも大変だからいいですよと慎吾が言ったのだが、いや行きますよっ!っと凄い勢いだったらしい。

確かこのぐらいでお時間になったんだと思う。
慎吾はマメPこと鈴木Pや、大多氏、亀山氏と和気藹々と話をしていて、始終ニコニコと楽しそうだったなぁ。
鶴瓶さんもう来てるだろうからっと言って、たくさんバイバイしてくれて帰っていきました。

イベント終了後は、夕食のための休憩時間。イベント終わったしみんなさっさと帰るんじゃなかと思っていたら、けっこうみんな残っていました。
流石に映画の途中で少しうとうとしちゃったけど、無事に映画が終わり、拍手。
頑張った自分に、拍手。
一日西遊記漬けになっていた、馬鹿な自分に拍手っ!
ハタからみたら、本当に馬鹿な事なんだろうけど、楽しかったのだーっ!

書くべき事が溜まっている

2007年08月16日 23時49分11秒 | つれづれ
書こうと思うもの、記録しておきたいと思うものがいっぱいあります。
映画は「舞妓Haaaan!!」(aが正しくはいくつ付くのか忘れた)「キサラギ」「ベクシル」「図鑑に載ってない虫」を観た。
桃狩りにも行ったし、ブルーベリー狩りにも行った。
妹1号が来て帰って、妹2号が来た。

だけど、暑くて暑くて暑くて暑くて、記録する気力が萎えまくり。

クーラーとお友達をしながら、ぼちぼち記録しよう。