「ベルハウス東山手」

　２０１９年４月１９日、２０１３年２月、長崎市東山手町のグループホーム「ベルハウス東山手」で４人が死亡した火災で、火元とみられる２階の居室は加湿器があった周辺が激しく燃えていたことが、関係者への取材で分かった。また、居室にはストーブなどはなかったという。長崎県警は室内から火が出たとみて、詳しい原因を調べているのだ。県警や長崎市によると、１～３階は鉄骨造りで、大家が住んでいた４階が木造。火災は２０１３年２月８日午後７時４０分ごろに出火し、４階建て延べ約５３０平方メートルのうち、２階部分の約５０平方メートルを焼いた。女性入居者４人が死亡。６人が負傷して入院治療を受けた。うち２人が重体。他に２人が軽傷を負った。県警や市消防局が９日に現場検証したところ、２階の北側から３番目の男性の居室が火元とみられ、加湿器があった場所が激しく燃えていたという。２０１９年現在、この地はどうなったのだろうか・・・（井森隆）